(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年4月17日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  211 1/2 - 12  212  209  209 1/4  209 1/4  130677  -2911 
01 JUL  219 1/2 - 19 3/4  219 3/4  217  217 1/4  217 1/4  154618  +3582 
01 SEP  227 3/4  227 3/4  224 1/2  224 3/4  224 3/4  40393  +147 
01 NOV    232  232  232  232  97   
01 DEC  237 - 38  238 1/4  235 1/2  235 3/4  235 3/4  112000  +2789 
02 MAR  247 - 47 1/4  247 1/4  244 3/4  245  245  153   
            465100  +4163 

 

大豆     --- ほぼ変わらずの寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  431 3/4 - 32  432 1/4  428 1/2  429 1/2  -3 1/4  51942  -446 
01 JUL  437 - 38  438  433  434 1/4  -3 1/2  60138  +904 
01 AUG  435 1/2 - 36 1/2  436 1/2  431 3/4  432 1/2  -3 3/4  8571  -18 
01 SEP  430 1/4  430 1/4  426 1/4  427 3/4  -2 1/2  7398  -284 
02 NOV  433 1/2 - 34  434  429  432  -3  29090  +565 
02 JAN  442 1/2  442 1/2  439  442 1/2  -2 3/4  2018  +25 
            161078  +759 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15210  -160  MAY  1509  -6  MAY  265 3/4  -3 3/4  123.37 - 123.85 
JUL  14930  -130  JUL  1540  -5  JUL  277  -4 1/4   
AUG  14730  -120  AUG  1556  -5  SEP  286 3/4  -5   
SEP  14520  -120  SEP  1572  -5  DEC  303  -4   

 

 

本日の相場の動き

 

始終軟調。

強気のリーダーであった小麦にも限界が感じられ、穀物相場は力無く下げ続けた。 

コーンは、強材料を見つけられなかった。昨日、作付け進捗率が平年並みの5%と発表されたことから、「作付け遅れは噂だけ。」との見方が台頭、売りにつながった。また、まだ約1ヶ月も作付けに適当な期間が残っているため、現在の雨予報に一喜一憂するのは尚早であるとも意見も相次いだ。その上、大型輸出成約が聞かれず、中国の補助金上乗せや日本向け需要の南米産へのシフト傾向なども重なり、USDA/01年度輸出需要のさらなる下方修正予想も、買い手の不安を誘った。来週までの中西部での雨がちで低気温の天気予報は変わらなかったが、本日の相場には力を持たなかった。 

大豆は、昨日までの流れに加え、口蹄疫に関しての報道が心理的に作用し下落。今朝の一般紙に、「米国での口蹄疫発症の可能性は高い。」と掲載され、目新しい内容は無かったものの、話題となり大豆・大豆粕の下げを誘導した。NWSによる今後2週間の多雨予報には変化が無く、コーンから大豆への作付け面積シフトの可能性も依然残っていると見られた。 

本日のファンドの動きは、コーン4,500コントラクトの売り越し、大豆1,800コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

ここ2、3日平年よりも15-23度気温が低かったが、今後10日間は平年並に戻る。しかし気温の上昇とともに降雨システムもやってくる為、雨がちな天気が続く。最初のシステムは今週金曜日と土曜日。ベルト全体の60-65%に0.2-1.2インチの降雨量。2つ目は来週月曜日と火曜日。80%の範囲に0.3-1.5インチのまとまった降雨になりそう。3つ目は来週木曜日と金曜日。まだ正確には予報できないが、50%以上の範囲に雨をもたらしそう。 

今後10日間はコーンの作付はやや遅れるものと予想される。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(4/23-27) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/A (54)  A (0.55/2) 
ベルト東部  A (58)  A (0.55/2) 
デルタ地域  A (68)  A (0.79/1) 

昨日と変らず、多雨は強材料。 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  4月13日  前週  前年同期 
コーン  11,192  11,551  7,559 
大豆  2,065  1,738  5,955 
小麦  36,454  36,945  34,559 

ニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  4月10日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.9  -0.3  31.3  0.1  1,389.1  1,421.3 
2000crop  903.5  -24.3  0.0  unch  436.0  1,339.5 

- 大豆 - 

  4月10日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.3  unch  11.3  unch  275.3  286.9 
2000crop  161.9  -5.0  0.0  unch  147.6  309.5 

ニュートラル。 

 

3) NOPA月間搾油高 

 

  3月  2月 
搾油量(千ブッシェル)  137,869  124,945 
大豆粕生産量(トン)  3,311,527  2,994,177 
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル)  48.04  47.93 
大豆粕輸出量(トン)  663,694  594,153 
大豆油生産量(千ポンド)  1,568,251  1,405,839 
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル)  11.37  11.25 
大豆油在庫量(千ポンド)  1,946,072  1,925,886 

搾油量が予想より多く、強気要因と考えられた。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

天候に依存する相場展開ゆえ、これから上昇の可能性がないわけではない。しかし、昨日の説明どおり、それが長期的な上げ相場の入り口になる可能性は低い。確かに現レベルは歴史的に安いレベルであり買い気を誘うが、先物の買い付けは勧めない。( F ) 

 

(大豆) 

契約新安値をトライして成すことができなかったが(7月を除いて)、それをリバウンドの兆しとはとてもみれない。ここがサポートラインであることは間違いなく、少し買いに入っておくというきっかけにはしてもいい。ただ何も強い材料が見えない中、契約新安値は更新される可能性が強い。そうなれば次の大きなサポートラインは401-1/2となる。本日も口蹄疫がアメリカで発見される可能性がマーケットでも話題になった。もし発見されたとしても、実際の影響はたいしたことないかもしれない。しかし今の弱い相場に与えるインパクトは大きく、パニック的な売りを呼ぶ可能性を否定できない。 

ファンドのポジションが史上最高の売り越しになっていると考えられること、需要家の原料買付比率が非常に低いということはあるが、天候異変でもない限り大きく上に持っていかれる心配はない。まだ当分当用買いで良いと思う。(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)