(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年4月18日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  208 3/4 - 09  209 1/2  207 3/4  209  -1/4  122890  -7787 
01 JUL  216 1/2 - 16 3/4  217 1/2  215 3/4  216 3/4  -1/2  160009  +5391 
01 SEP  224 1/2 - 24 3/4  225 1/4  223 1/2  224 1/2  -1/4  40366  -27 
01 NOV    231 3/4  231 3/4  231 3/4  -1/4  97   
01 DEC  235 - 35 1/2  236  234  235  -3/4  111553  -447 
02 MAR  244 1/4  245  243 1/4  244 1/4  -3/4  153   
            462260  -2840 

 

大豆     --- やや安値寄付き、旧穀高値引け・新穀安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  428 - 28 3/4  435 1/2  428  434  +4 1/2  49363  -2579 
01 JUL  432 - 33 1/4  438 1/2  432  436 3/4  +2 1/2  60887  +749 
01 AUG  431 - 32  436  430 1/2  435 1/2  +3  8676  +105 
01 SEP  426 - 26 1/4  429 1/2  424 1/4  427  -3/4  7147  -251 
02 NOV  429 1/2  432  426  430  -2  29866  +776 
02 JAN  439 - 39 1/2  441  436  439 1/2  -3  2063  +45 
            160027  -1051 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15460  +250  MAY  1493  -16  MAY  268 1/4  +2 1/2  122.20 - 122.93. 
JUL  15160  +230  JUL  1524  -16  JUL  279 1/4  +2 1/4   
AUG  14860  +130  AUG  1542  -14  SEP  289 3/4  +3   
SEP  14590  +70  SEP  1557  -15  DEC  304 3/4  +1 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

大豆は旧穀高の特徴的な動きも、コーンは静か。

コーンは、材料難で行き先が見えない展開。取引量も少なかった。本日も市場の目は中西部の天候に注がれた。NWSが6-10日予報を多雨とし、他予報も2つの雨をともなう前線の到来を予報したが、一方でドライ気味の週末の天候を予報する者もいるなど、予報が統一性に欠いたことが相場の方向感を定めにくかった一因。土壌温度がまだ作付けに十分でないと指摘する専門家もおり、鍵となる作付け進捗度について天候以外にも様々な見方が飛び交った。ミシシッピ川上流の洪水が、作付け面積減に影響するとの予想させただけでなく、輸出向け現物供給を制限→価格上昇や輸出需要減を引き起こすのではとの意見も出ていた。 

大豆は、投機筋による売り越し整理と、現物需給逼迫感から旧穀が買われる動きとなった。農家売り不足と、ミシシッピ川洪水の影響で、需給逼迫傾向が強まった。投機筋の売り越しポジションは主に旧穀に集中していたため、その買いも上昇を手伝った。しかし、新穀はこれと言った買い材料に欠け、旧穀の動きを追随できなかった。 

口蹄疫問題は、本日もシカゴトリビューン等一般新聞で記事になるなど、相場に不透明感を投げ続けた。 

本日のファンドの動きは、コーン200コントラクトの買い越し、大豆3,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

ミシシッピ川上流の洪水 

ミシシッピ川の上流(ミネソタ南部・ウィスコンシン・アイオワ)で洪水が見られ、今週月曜日に同地域のロック・ダムが航行禁止となった。アイオワ州ダベンポートでは、水位は93年の洪水時より高くなると観測されている。ただ、93年の大雨による広範囲な洪水とは違い、今回は大量の雪解けが主因でありそれにある程度の降雨が重なったという状況のため、今のところ被害は川周辺にとどまると見られている。ただし、今後の降雨量の伸びによっては目が離せない一件である。 

大豆CIF相場は上昇気配であるものの、コーンCIFは本日のところ大幅上昇の構えを見せていない。現物需給に大きく影響する問題であるだけに、平年であれば価格上昇の一大要因となるところであるが、今年は特にコーンの場合少し勝手が違うようだ。現物価格上昇が腰の弱い輸出需要をさらに減退させるのではとの連想から、相場には弱要因になるとの見方さえ出ている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今後10日間の気温は平年並からやや高め。しかし気温の上昇とともに降雨システムもやってくる為、雨がちな天気が続く。最初のシステムは今週金曜日と土曜日。ベルト全体の50-55%に0.2-1.1インチの降雨量。2つ目は来週月曜日と火曜日。80-85%の範囲に0.3-1.5インチのまとまった降雨になりそう。3つ目は来週木曜日と金曜日。まだ正確には予報できないが、50%程度の範囲に0.2-1.1インチの降雨となりそう。 

今後10日間はコーンの作付はやや遅れるものと予想される。 

ブラジル・アルゼンチン 

今後10日間はドライ。収穫が順調にすすむ見込み。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(4/24-28) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N (54)  N (0.55/2) 
ベルト東部  N (58)  A (0.55/2) 
デルタ地域  A/N (68)  N (0.79/1) 

まだ若干雨予報となっており、やや強気。 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  4/17/01  4/10/01 
CORN  31  29 
BEANS  22  22 
OIL  36  39 
MEAL  22  23 
WHEAT  24  17 
OATS  22  17 

小麦がやや強気に変ってきている。 

 

本日のトーメンの意見

 

ダウジョーンズ、ナスダックの大幅な上げにも相場は反応しなかった。まだダウントレンドは続いている。ただ農家売りが全く出て来ないため、場所によっては現物価格が高騰しているところも見られる。特に大豆にその傾向が強く見られ、例えばイリノイ州ディケーターでは、ここ2-3週間で現物価格のベーシスが10セント以上も上げている。これまで当用買いに徹していた搾油メーカー等需要側が原料のカバーに苦労しているという話もちらほら聞こえてきており、その裏付けといえる。今日の相場も手前限月が新穀に比べ高かった。5,7月限については、昨日までの意見よりも少し前向きに買ってみた方がいいような気がしてきた。(N)

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)