(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年4月26日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  197- 97 1/2  200  197  199 3/4  +4 1/4  54860  -14697 
01 JUL  204 3/4 - 05 1/4  208  204 3/4  207 3/4  +4 1/4  194934  +8470 
01 SEP  213 - 13 1/2  216 1/4  213  216  +4 3/4  49309  +990 
01 NOV    223 1/4  223 1/4  223 1/4  +4 3/4  99  +1 
01 DEC  223 1/4 - 23 3/4  226 3/4  223 1/4  226 1/2  +4 3/4  121702  +1895 
02 MAR  233 1/2 - 33 3/4  236 1/2  233 1/2  236 1/4  +5  193   
            450556  -3212 

 

大豆     --- 高値寄付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  424 - 24 1/2  430  423 3/4  428 3/4  +6 3/4  25871  -6822 
01 JUL  425 - 26  432 1/2  424 1/2  431 1/2  +9  73398  +5976 
01 AUG  424 1/2 - 25  431  424 1/2  430 1/2  +8 3/4  10274  +64 
01 SEP  420 - 21 1/2  426  420  425 1/4  +9  7432  -8 
02 NOV  424 - 24 1/2  430 1/2  424  429 3/4  +9 1/4  35313  -340 
02 JAN  437  439 1/2  436  439 1/2  +9  3089  -184 
            158426  -1255 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15400  +420  MAY  1484  -3  MAY  269 3/4  +1  122.35 - 123.43 
JUL  15050  +450  JUL  1518  +0  JUL  281 1/4  +2   
AUG  14830  +450  AUG  1531  -2  SEP  291 3/4  +1 3/4   
SEP  14550  +420  SEP  1546  -2  DEC  307 1/4  +1 3/4 

 

 

本日の相場の動き

 

投機筋が本格的に買い戻し。

高気温予報を背景に投機家が手仕舞いした。本日は後半に値を削られることも無く、最後まで力強く買い上げられた。 

コーンは、来週シカゴで華氏80半ば程度になるなど中西部の高気温予報を理由にして、投機筋が買い戻しを進めた。その予報をもって、今夏の高気温(→旱魃?)までを連想させる向きもあり、相場は敏感に反応した。作付けについては、水分過多により遅れが目立つ北西部に焦点が当てられ、ミネソタ州の作付け進捗が去年は4月末現在で72%であったものが、今年は先週現在で全く植えられていないことが話題になった。また、政府系のNOAAがミズーリ・イリノイ・インディアナ州で今夏の旱魃兆候が見られると発表したことも強気を励ました。週間輸出成約量が不振であったことは、上げ幅を序盤やや抑える効果はあったが、すぐに忘れられた。 

大豆も、今後2週間の気温上昇予報に反応した。NOAAによる今夏の旱魃兆候も価格を支持。また、センサス搾油報告は、搾油量が予想以上であった上、大豆粕の在庫は少なく、両商品の好調な需要を裏付ける内容であり、買い促進に貢献した。輸出成約報告は大型キャンセルもあり不振を表したが、コーンを始め活況を呈する穀物相場の中に埋没した。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆2,800コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今後10-13日間にわたり中西部はドライで平年以上の気温となる。マイナーな降雨が所々に見られるが、それもこの期間にベルト全体の約1/3にて0.5インチ以下という軽いもの。ほとんどの地域がこの期間にコーンの作付を終了し、大豆の作付に移れる。遅れるのは最近まとまった降雨があったベルトの北西部に限られる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(5/2-6) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (54)  N (0.55/2) 
ベルト東部  A (58)  B (0.55/2) 
デルタ地域  A (68)  B (0.79/1) 

昨日と変わらず。良好な作付け進捗を予想させる内容。 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(4/19の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  407.9  0.0  34,410.2  39,086.8  4,735.1  0.0 
大豆  132.8  25.0  24,966.0  23,016.0  2,059.9  113.3 
小麦  277.5  1.2  26,043.2  25,643.9  2,946.8  299.3 
大豆粕  54.4  0.2  4,780.3  4,635.7  669.2  22.6 
大豆油  2.4  0.0  298.9  328.5  20.0  0.0 

大豆は失望、コーンも予想より少なく弱い材料。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  888.5  952.7  29,675.1  31,682.2  49,530 
大豆  162.5  459.6  22,906.1  21,107.3  26,940 
小麦  553.3  612.6  23,096.4  22,829.1  29,940 
大豆粕  56.4  206.5  4,111.1  3,889.4  6,120 
大豆油  1.5  1.7  278.9  275.2  640 

 

3)センサス大豆搾油報告 

 

  3月  2月  3月(昨年) 
搾油量  4,253,054  3,867,494  3,917,225 
工場在庫  3,604,677  3,799,189  3,897,911 
粕生産量  3,178,492  2,873,079  2,902,527 
粕在庫  270,897  285,645  311,186 
皮生産量  233,796  212,109  223,607 
皮在庫  38,299  40,186  42,920 
粕・皮在庫  309,196  325,831  354,106 
油生産量  1,602,895  1,436,032  1,484,200 
油在庫  1,210,639  1,183,623  967,516 

ほぼ予想通り。ただ搾油量も大豆粕・大豆油消費量も相変らず好調なことが確認され、やや強い材料と考えられた。 

 

本日のトーメンの意見

 

今年の4月の中西部の平均気温は観測史上(およそ70年間)一番高いものになりそうだという。週末の最高気温も80度を越えると予報されている。目先に限ればコーン・大豆の作付が進むことから弱い材料だが、ひねくれたもののなかにはこの暖かい天候パターンが継続して夏場の旱魃懸念をいうものがいなくはない。6-10日間予報もはずれることが度々あるのに、夏場の天候等わかるはずもないが、月末であること、ファンドが大きなショートポジションをかかえていることもあり、調整の上げがあってもおかしくはない。逆にいうと、ここでも相場に上昇が見られなければ大豆3ドル台がもう現実のものとなってしまうが。目先調整からの小さな上げ、だがダウントレンドはまだ継続と予想。(N)

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)