(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年5月3日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  202 - 02 1/4  202 3/4  200 1/4  200 1/2  -1/4  8628  -1490 
01 JUL  209 3/4 - 10 1/4  210 1/2  207 1/2  207 3/4  -3/4  212167  -848 
01 SEP  218 - 18 1/2  218 1/2  215 3/4  216  -1/2  52565  -345 
01 NOV    223 3/4  223 3/4  223 3/4  -1/2  99  -2 
01 DEC  229 1/2 - 29 3/4  230  226 3/4  227  -3/4  116737  -187 
02 MAR  240  240 1/4  237 1/4  237 1/2  -1/2  193   
            422014  -3519 

 

大豆     --- やや高値寄付き、期近やや高、期先安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  442 1/2 - 43  446  440  442 3/4  +1 1/4  4599  -1010 
01 JUL  441 1/2 - 42 1/2  443 1/4  436 1/2  437 3/4  -2 1/2  72676  -1970 
01 AUG  439 1/2 - 40  440 1/2  433 1/2  433 3/4  -4 3/4  12641  +66 
01 SEP  433 1/2  434  426 1/2  426 3/4  -5 3/4  7654  +7 
02 NOV  435 - 35 1/2  435 1/2  428 1/2  428 3/4  -5  35111  -469 
02 JAN  445  445  440  440  -5  3195  +10 
            139021  -3346 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15870  +110  MAY  1466  -28  MAY  263  -5 1/4  120.77 - 121.54 
JUL  15560  +30  JUL  1492  -28  JUL  273 1/2  -5   
AUG  115230  -50  AUG  1507  -28  SEP  284 1/4  -4 3/4   
SEP  14900  -50  SEP  1523  -29  DEC  299 1/4  -5 1/4 

 

 

本日の相場の動き

 

輸出は好調。だが天気予報から下げる。

コーンは久々に大きな輸出ナンバーがサポート要因となった。特に日本が70万トン近い成約をしていたことが好感された。またベルトの南部で最近降雨不足からやや旱魃懸念が噂されることも強い材料とされた。しかし小麦が弱かった事、ナショナルウエザーサービシスの短期予報がドライで暖かいものとなったことが伝わると途端に値を削り、安値での引けとなった。 

大豆は材料難。輸出成約がまあまあであったこと、今朝の受渡が少なかったこと、現物がタイトでキャッシュが上がったいたことから期近限月はサポートされた。ただコーンに引き続き大豆の作付も順調に始まると考えられたこと、ベルト北西部の降雨から大豆への作付シフトがされると考えられたことから新穀を中心に下落した。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの売り越し、大豆2,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日は西部ベルトで雨が多かった。アイオワ、ネブラスカ、ミネソタといった地域で0.5-2.0インチ、所により2-4インチの降雨となった。週末までの天気も西部ベルトはウエット、東部ベルトはドライ。西部ベルトは65%の範囲に0.4-1.8インチの降雨量、東部ベルトは5-10%の範囲に0.1-0.6インチの降雨量となる。来週もこの傾向は続く。東部ベルトのコーン作付はは週末まにほぼ終了となる。ネブラスカ、アイオワ、ミネソタの一部では作付遅れから大豆へシフトされる所が見られるかもしれない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(5/9-13) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (60)  N(0.63/2) 
ベルト東部  A (63)  N (0.63/2) 
デルタ地域  A (72)  N (0.76/1) 

やや弱い材料。 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(4/26の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,267.4  2.6  35,677.6  39,500.8  5,168.0  2.6 
大豆  294.1  0.0  25,260.1  23,273.5  2,115.3  113.3 
小麦  215.7  30.7  26,259.0  25,976.5  2,688.9  330.0 
大豆粕  168.5  17.9  4,948.8  4,659.8  695.3  40.5 
大豆油  1.5  0.0  300.5  330.4  20.3  0.0 

コーンは予想以上のbig number、大豆も予想の上限にて強い材料。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  834.5  888.5  30,509.6  32,623.9  49,530 
大豆  238.7  162.5  23,144.8  21,295.0  26,940 
小麦  473.7  553.3  23,570.1  23,197.6  29,940 
大豆粕  142.4  56.4  4,253.5  3,986.3  6,120 
大豆油  1.3  1.5  280.2  279.2  640 

 

 

本日のトーメンの意見

 

春先の洪水で作付遅れが懸念される、ノースダコタのレッド川流域、ミネソタ、ウイスコンシンをフィールドサーベイして来た。結論からいうと、どこもすでに作付機が畑に入れる状態まで土壌は回復してきていた。ノースダコタは丁度コーンの作付が始まったばかりであり、ミネソタも先週末から作付がスタートしていた。農家の話では平年に比べ約1週間の遅れというが、大豆に作付をスイッチすることもなく順調に作付ができるのではという話であった。もちろん今後の天候次第ではあるが、農家にとっての追い風は5月に入ってからの気温の上昇。平年より20度くらい高くなっており、ノ-スダコタでももう半袖の人が主流であった。作付さえできてしまえば、土壌水分はとりあえず潤沢であり、成長の促進が期待できるというもの。

今朝の週間輸出成約高では、コーンは予想以上の大きな数字、大豆も久し振りにいい数字となったが、相場は反騰できなかった。コーンも大豆もファンドは大きなショートポジションを抱えているが、今週のこのちょっとした上げで買われ過ぎ感がマーケットには出ているという。いかに地合いが弱いことか。気温が上がれば成長が促進されると見られ、気温が下がれば旱魃懸念が後退するとどちらにしても弱い材料と取られる相場に、大きな上げは考えられない。 

余談ではあるが、昨日アメリカ東海岸沿いは高気圧に広く覆われ、この時期としては観測史上の最高気温を更新した。ニューヨークでも90度を越え、真夏日となった。もし中西部がこのような高気圧に1週間も覆われれば話は別だが、今のところそんな予報はでていない。(N) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)