(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年5月8日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  199 - 99 1/2  200  196 1/4  197 3/4  -3  5261  -601 
01 JUL  206 3/4 - 07  207 1/2  203 1/2  205  -3  211939  +2152 
01 SEP  214 3/4 - 15  215 1/2  211 3/4  212 3/4  -3 1/4  54297  +632 
01 NOV  222 1/2  222 1/2  219 1/2  220 1/2  -3  99   
01 DEC  225 1/2 - 25 3/4  226 3/4  222 1/2  24  -3  119430  +1205 
02 MAR  237 - 37 1/4  237 1/4  233 1/4  234 3/4  -3  193   
            423970  +3866 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  445 - 46  447 3/4  441 1/2  447 1/2  +6  2689  -398 
01 JUL  438 1/2 - 39 1/2  441  436  440 1/2  +2 3/4  69616  +1240 
01 AUG  435 1/4 - 35 1/2  437  432 3/4  436 1/2  +2 1/2  12753  -105 
01 SEP  428 1/2 - 29  429  424 3/4  428 1/2  +1 1/2  8031  +25 
02 NOV  431 1/2 - 32  432  427  430 1/2  +1  36153  -158 
02 JAN  441  441  437  440  +1  3281  +5 
            135804  +624 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15930  -150  MAY  1484  +24  MAY  257 3/4  -1 3/4  121.48 - 122.01 
JUL  15570  -110  JUL  1509  +22  JUL  266 3/4  -2 1/2   
AUG  15240  -60  AUG  1523  +21  SEP  278 1/4  -1 1/2   
SEP  14800  -60  SEP  1537  +21  DEC  292 3/4  -2 3/4 

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは予想以上の作付進捗から下落、大豆は期近の現物タイトがサポート。

コーンは昨日の作付進捗レポートから下落した。また天気予報家の中に北部ベルトのドライ予報を出す者がいたことも弱い材料となった。昨日から噂になっている中国の輸出テンダーは、本日もまだ不明なままであったが心理的に弱い材料と取られた。しかし木曜日に需給報告を控えており1本調子の売りには警戒感がもたれたこと、台湾等アジア勢の買いが見られたことがややサポート要因となった。 

大豆は受渡が全くなかったように、期近の現物がタイトな事が5月限月を中心にサポート要因となった。またナタネの生産量減少予想から大豆油に買いが入ったことも上げ材料となった。コーンの作付が順調に進むこと=大豆への作付シフトの減少と見られ、これもサポートとなった。しかしながら大豆の作付もこのまま順調に進むと見られ、大きく上げるには至らなかった。 

またブラジル南部、ウルグアイ・アルゼンチンに接するリオグランデドスルから11頭の牛に口蹄疫が見つかった。しかしブラジル政府の対応が早く、すでに410万頭分のワクチンを用意しているなど、これ以上の広がりは少ないと見られ相場への影響は見られなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン4,000コントラクトの売り越し、大豆3,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今後10-12日間の前線の動きは早く、3、4個の前線の通過が予報され、その為2、3日おきに各地に軽い降雨をもたらす。各システムによる降雨は30-35%の範囲に0.2-1.2インチ程度。トータルでは75-80%の範囲に0.3インチを越える降雨量となる。気温は今週は平年並だが、来週以降ぐっと冷え込む。ただ霜をもたらすような気温の下げにはならない見込み。 

これらの降雨は中部から東部ベルトにはタイムリーなものとなる。またまとまった降雨にならない為、大豆の作付進捗も進む見込み。まとまった降雨にならないとはいえ、北西部ベルトではコーンの作付遅れが懸念される。一方一旦作付されたコーン、大豆には恵みの雨となる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(5/14-18) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (60)  A(0.63/2) 
ベルト東部  N (63)  A/N (0.63/2) 
デルタ地域  A (72)  B (0.76/1) 

多目の降雨予報が気になる。やや強い材料。 

 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  5月4日  前週  前年同期 
コーン  9,058  9,708  4,696 
大豆  1,374  1,867  6,902 
小麦  34,296  35,022  32,922 

ニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  5月1日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.6  -0.1  31.5  0.1  1,389.2  1,421.3 
2000crop  878.7  -11.9  0.0  unch  472.9  1,351.6 

- 大豆 - 

  5月1日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.2  unch  11.3  unch  275.4  286.9 
2000crop  152.9  -4.9  0.0  unch  157.6  310.5 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

シカゴ地域だけの限られた話ではあるが、予報家トムスキニング氏によれば、今年の春(3月以降)は1985年以降で86、89、95年に続いて降水量が少ないドライな年になったという。観測史上でいえば、130年間で16番目に雨が少なく、31番目に暖かかった年となっている。この傾向はシカゴだけでなく、特に東部ベルト全体について言える。北西部ベルトの一部では確かに雨が多かったと言われているが、それでも土壌水分地図を見るにどうしようもなくウエットになっているという地域はない。作付機械が入るにはぬかるんでいて問題になっているということだ。

作付が去年よりは遅れているということから、全体にウエットになっている考えてしまうのは誤解で、雨は欲しい。その意味からも予報家ジョンデービス氏が今日出した、今後10-12日間に軽めの降雨システムが中西部を3、4回通過するというのはまさにうってつけといえる。 

コーンの輸出成約高は相変らずUSDAの予想を下回っている。大豆の積算輸出成約高はまだ予想を上回っているが、昨日の輸出検証高は今年のクロップでの最低であり、最近になって落ち込みが目立っている。需要に盛り上りがなく、作付と初期生育が平均点以上であり、ファンドのネットショートも一時期よりも少ない。再度契約新安値を試す場面が見られると思う。(N) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)