(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年5月16日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  200 - 00 1/2  202 1/4  199  201 1/2  -1/4  203602  -1164 
01 SEP  208 1/4  210  207   209 1/4  -1/4  57148  +466 
01 NOV  215 3/4  217 1/4  215 3/4  216 3/4  +0  125  +1 
01 DEC  219 - 19 1/4  221  218  220 1/4  -1/4  125077  +1224 
02 MAR  230  232 1/2  229  231 1/2  -1/4  214  +18 
02 MAY  236 - 36 1/2  238 3/4  236  231 1/2  -1/2  16460  +7 
            422832  +214 

 

大豆     --- 安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  441 1/2 - 42 1/2  452 1/2  441  447 1/2  +3 1/2  64418  -114 
01 AUG  435 1/2  444 1/4  434 1/2  440 1/2  +3 1/2  13072  -158 
01 SEP  426 3/4 - 27 1/2  434  425 1/2  430 3/4  +2 1/4  8859  +189 
01 NOV  428 1/4 - 29  437  428  434 1/2  +2 3/4  39867  -69 
02 JAN  438  445 3/4  438  443 1/4  +2 1/4  3487  +484 
02 MAR  451 1/2  445 1/2  451 1/2  452 1/2  +2 1/2  2874  +46 
            133468  +631 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16240  +310  JUL  1459  -6  JUL  275 3/4  -1 3/4  123.40 - 123.66 
AUG  15760  +250  AUG  1474  -6  SEP  285 1/2  -1 3/4   
SEP  15270  +220  SEP  1488  -5  DEC  301  -1 3/4   
OCT  15070  +210  OCT  1499  -10  MAR  313  -2 

 

 

本日の相場の動き

 

大豆粕にファンド買い。大豆はつれ高、コーンは下げ渋る。

大豆粕がリーダーとなった。現物にタイト感があったこと、NOPAの4月搾油レポートでも予想以上の搾油が確認され、それが大豆粕の需要を賄う為と考えられたことがサポート要因とされた。また某大手搾油メーカーが大量に大豆粕の買いを入れていた事も相場を支えた。噂では彼らの工場にトラブルがあり、既契約の大豆粕を生産できないためといわれているが定かではない。ブラジルで電力の不足から、搾油メーカーが操業縮小をしなければいけないのでは、という噂もUS産にはサポートとなり上げ要因となった。ただ来週までの天候が理想的であると予報されたことから上げ幅は限られたものとなった。 

コーンは朝方一部天気予報家が、東部ベルトへの今後の降水量予報を増やした事から安値で始まったが、大豆・大豆粕につられて値を戻した。今日の天気予報はマチマチでその後は方向性のない相場展開となった。一部予報家は、月末に5日間程度のホット&ドライが来ると予報したが、ナショナルウエザーサービシズは平年並の気温に平年以上の降水量予報を出し意見が分かれた。 

大豆の取引量は平均並、コーンの取引量は平均の半分程度と閑散であった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの売り越し、大豆4,000コントラクトの買い越し、大豆粕4,000コントラクトの買い越しであったと見られている。 

 

ブラジルで電力供給配給制の計画 

ブラジルで6月1日から、なんらかの方法で電力供給の配給制が始まる事が確定的となった。詳細は5月23日の会議で決定される方向だが、5%-20%の一律削減案、夜間に限っての電力供給停止案などが出ているという。 

原因は今年に入ってからの降雨不足。ブラジルの電力の大勢は水力発電により供給されているため。 

考えられる相場への影響としては、搾油メーカーの縮小操業(強き材料)、灌漑によるコーンの生産ができなくなる(強き材料)、空調の使用停止によるブロイラーへの飼料需要の減退(弱き材料)等が挙げられているが、どのような配給計画になるかにより一概には言えない。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨夜は東部ベルトが雨、西部ベルトはドライ。東部ベルトの水分不足は徐々に解消されている。またベルト北西部では作付が進んでいる。今後10日間の予報は昨日と変らず。前線の活動は活発にて来週半ばまでに75%の範囲に0.4-1.8インチの降雨予報となっている。今週の気温は平年並以上。特に西部ベルトで高い。週末以降は平年並の気温に戻る。 

この前線の活動は月末までは続く見込み。ベルト東部、南部で水分不足が懸念される地域は殆ど解消される見込み。現在はイリノイ中部、南部、インディアナ南部でやや水分が足りないが、来週には解消される見込み。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(5/22-26) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N (65)  A (0.71/2) 
ベルト東部  N (68)  A (0.65/2) 
デルタ地域  A (76)  N (0.67/1) 

西部ベルトでは月末まで大豆の作付が続いており、平均以上の降雨はやや強い材料。東部ベルトの降雨はやや弱い材料。総じてニュートラル。 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  5/15/01  5/8/01 
CORN  23  26 
BEANS  38  36 
OIL  26  32 
MEAL  43  40 
WHEAT  27  19 
OATS  18  21 

特にインパクトは見られない。 

 

2) NOPA月間搾油高 

 

  4月  3月 
搾油量(千ブッシェル)  128,035  137,869 
大豆粕生産量(トン)  3,072,292  3,311,527 
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル)  47.99  48.04 
大豆粕輸出量(トン)  504,000  663,694 
大豆油生産量(千ポンド)  1,458,022  1,568,251 
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル)  11.39  11.37 
大豆油在庫量(千ポンド)  1,991,145  1,946,072 

搾油量が予想より多く、強気要因と考えられた。また搾油量が多い割には大豆油在庫も差程多くなく、これもやや強い材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

先週の安値が底値となった可能性がある。

ダウントレンドから急に反発し、翌日も下げる事がなく、3日目に更に上げるというパターンは強い上げのサインといえる。先週の安値が底値となった確率が更に高くなったとみている。コーンも理想的な天候パターンにも拘らず下げ渋っている。どうやらファンドは強い材料が出てくるのを待っている。 

コーン6月限のプライシングは2ドル割れで終わらせておきたい。大豆7月限は5月限の切り落ち価格463を目指す展開が予想される。買いの手を少し早めたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)