(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年5月22日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  194 - 94 1/2  194 1/2  191  191 1/4  -2 3/4  200414  +1181 
01 SEP  202 - 02 1/4  202 1/4  198 3/4  199  -2 3/4  57418  -1 
01 NOV  208  208  206 1/4  206 1/4  -2 3/4  138  +463 
01 DEC  212 1/2 - 12 3/4  213  209 3/4  210  - 2 1/2  125558  +123 
02 MAR  214  224 1/4  221 1/4  221 3/4  -2  213  +31 
02 MAY  224  230 3/4  228 1/4  228 1/2  -2 1/4  17278  -4 
            421469  +725 

 

大豆     --- やや高値寄付き、マチマチの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  444 - 44 1/2  446 1/2  442 1/4  443 3/4  +1/2  63042  -1795 
01 AUG  439 - 39 1/2  440 1/4  437  438 1/2  +1/2  13341  +28 
01 SEP  430 1/2 - 31  431 1/4  426 1/2  429 1/2  +1/4  10140  +142 
01 NOV  433 - 33 1/2  434  429  432 1/4  -1/4  40355  -81 
02 JAN  442  442  438 1/4  441  -1/2  3884   
02 MAR  451 1/2  451 1/2  447 1/4  449 1/2  -1  3195  +4 
            134932  -1701 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16140  +20  JUL  1465  +2  JUL  259 3/4  -3 1/4  122.46 - 123.17 
AUG  15660  +00  AUG  1479  +2  SEP  270 1/4  -3 1/4   
SEP  15250  +00  SEP  1495  +3  DEC  284 3/4  -4   
OCT  14980  -60  OCT  1510  +4  MAR  297 3/4  -3 1/2 

 

 

本日の相場の動き

 

作付の進捗、良好な作柄、恵まれた天候→下げる。

昨日の売りが行き過ぎとの考えから若干上げてのスタートとなったが、買いは続かなかった。 

コーンは東部ベルトでは発芽も90%を越える州が見られること、作柄で72%が良好以上と判断されたこと、今後2週間程度に渡って天候が良好だと予報されたことが相場の頭を抑えた。ファンドのポジションは大きなショートではあるが、カバーに入る理由も見つからず安値を更新した。輸出商談が低調であったこと、ドルがユーロに対して半年振りの高値となっていたことも相場にはマイナスと取られた。 

大豆も天候が要因。順調なコーンの作付から大豆へのシフトが少なくなるという意見も見られたが、やはり良好な天候を材料に新穀限月から中心に売りが入った。ドルがユーロやブラジルのレアルに対して強いことも強材料がない中で売り材料のひとつにされたようだ。しかし現物の堅調と旧穀限月がテクニカルに長期移動平均線レベルで下値がサポートされたことから下げ渋っての引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン3,000コントラクトの売り越し、大豆1,500コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今後6日間は毎日のように中西部のどこかで軽めの雨が見られる。雨の中心はどちらかといえばベルト北部。トータルでは75-80%の範囲に0.1-0.9インチの降雨予報となっている。気温は低い。平均して例年よりも8-14度(華氏)低い予想。来週はドライ。気温も平年並に戻る。 

今の土壌水分と今後2週間の天気予報を見る限り、6月始めまでの穀物の発芽と生育には問題は見られないであろう。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(5/28-6/1) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/B (65)  A (0.71/2) 
ベルト東部  B (68)  A/N (0.65/2) 
デルタ地域  N/B (76)  N/A (0.67/1) 

作付も終了している時期であり、多めの雨はやや弱い材料。 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  5月18日  前週  前年同期 
コーン  10,120  10,051  4,792 
大豆  1,668  1,949  6,500 
小麦  33,538  34,000  32,138 

ニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  5月15日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.5  unch  31.5  unch  1,389.3  1,421.3 
2000crop  861.2  -8.3  0.0  unch  499.1  1,360.3 

- 大豆 - 

  5月15日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.2  unch  11.3  unch  275.4  286.9 
2000crop  145.5  -3.0  0.0  unch  165.7  311.2 

特に大きな動きもなくニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

買いチャンスを待つ。12月限200割れ近辺のレベルが一つの買い局面か。6月後半までは待ちたくないが、6月前半までにこのレベルに至ると見ている。「総弱気になった時こそ反転への警戒を。」という経験則には耳を傾けるべき理屈はあるが、それも心配の種が相場に生まれてからの話。今は待ち。( f ) 

 

(大豆) 

昨年の相場を見直してみた。丁度1年前の大豆価格は旧穀で550、新穀で560と行った所。作付は早かったが、その後のドライと夏場の旱魃懸念が話題になっていた。環境が違う為参考にはできないが、それにしても今の価格は安くなったと実感する次第。 

そろそろ弱い材料が出揃ってきた。作付は順調、作柄もコーン同様に良好であると推測される。これ以上の弱い材料がないとなったら、ファンドも売りを止める。天候異変がないかぎりレンジを抜くような大きな上げにはならないが、そろそろ売りばかりでもないんじゃなかという気がする。 

穀物は甘やかされると弱いプラントになる。今が順調過ぎると夏場にちょっとした旱魃があっても対応できない。本来は初期生育の時には少しくらいドライで逞しく育ったほうが結果が良くなるケースが多い。また昨年イリノイを中心に猛威を奮った中国産あぶらむしが今年になってどんなマイナス影響を与えるかも今のところは未知数。順調過ぎるときにこそ、ちょっとそうじゃないことも考えておきたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)