(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年5月23日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  192 3/4 - 93 1/2  193 1/2   191 1/4  192 1/4  +1  195798  -4616 
01 SEP  200 3/4 - 01  201 1/4  199 1/4  200  +1  58124  +706 
01 NOV  207  207 1/2  206 1/2  207 1/2  +1 1/4  138   
01 DEC  211 1/2 - 11 3/4  212  210  211 1/4  +1 1/4  127251  +1693 
02 MAR    223 1/2  222 1/4  223  +1 1/4  17812  +12 
02 MAY  223 - 23 1/2  230 1/2  229  230  +1 1/2  5407  +534 
            420157  -1312 

 

大豆     --- 高値寄付き、マチマチの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  446 1/2 - 48  448 1/2  444 1/2  445 1/2  +1 3/4  62556  -486 
01 AUG  441 1/2 - 42  443 1/2  439  439 1/2  +1  13542  +201 
01 SEP  432 - 32 1/2  434  429 1/2  430 1/2  +3/4  10579  +439 
01 NOV  436 - 37  437 1/4  431  431 1/2  -3/4  40101  -254 
02 JAN  444 1/2  445 1/4  440  440  -1  3972  +88 
02 MAR  454 1/2  454 1/2  448  448  -1 1/2  3235  +40 
            134979  +47 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16240  +100  JUL  1467  +2  JUL  260  +1/4   
AUG  15730  +70  AUG  1482  +3  SEP  270 1/4  +0   
SEP  15320  +70  SEP  1497  +2  DEC  285 1/4  +1/2   
OCT  14970  -10  OCT  1511  +1  MAR  297 3/4  +0 

 

 

本日の相場の動き

 

テクニカルに売り過剰感はあるものの、上げ切らず。

強い材料はいくつか見られるも、決定的なものはなく、結局閑散で小動きな相場展開となった。 

コーンはテクニカルに売られ過ぎと見られたこと、ベルト南部で重要害虫が発生したというニュース、オーストラリア・中国・カナダにてドライにより小麦にダメージの懸念があるというニュース、中国が発表した1-4月のコーン輸出累計は約254万トンと市場予想より少なかった、等いくつかの強気材料があるものの、どれも決定的なものではなかった。一方、ドル高と輸出商談が特にみられなかったこと、何よりも中西部の天候にしばらく問題がないと見られたことが相場の頭を強く抑えた。 

大豆も同様。現物大豆相場の堅調、ブラジル大豆粕相場の上昇、今週の中西部の気温の低下は大豆の発芽と初期生育を遅らせるという考え、中国が発表した1-4月の大豆輸入量は約318万トンと昨年比78%のアップであった、等の強い材料はあるものの、この安値でも輸出商談は低調であり、また中西部の天気予報も来週は気温の上昇が見込まれるとして高値を維持できなかった。 

取引ボリュームは少なく閑散。今週後半はヨーロッパが休日に入り、来週月曜日はアメリカがメモリアルホリデーとなるが、すでに休みのような雰囲気が漂っていた。 

本日のファンドの動きは、コーン800コントラクトの買い越し、大豆200コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今時の中西部最高気温は通常70度台であるが、昨日は軒並み50度台まで下がった。ミネソタでは30度台まで下がった地域もあったが、今週だけの単発的な予報で、コーン・大豆には問題は見られない。今後6日間は毎日のように中西部のどこかで軽めの雨が見られる。雨の中心はどちらかといえばベルト北部。トータルでは70%の範囲に0.1-0.7インチの降雨予報となっている。気温は低い。平均して例年よりも8-14度(華氏)低い予想。来週はドライ。気温も平年並に戻る。 

今の土壌水分と今後2週間の天気予報を見る限り、6月始めまでの穀物の発芽と生育には問題は見られないであろう。 

中国 

北部、中部とも相変らずドライ。明日から弱い降雨システムが通過するが、25%の範囲に0.2-1.0インチ程度の降雨量と軽いもの。月末までまとまった降雨は予報されていない。気温は週末から平年並に下がる。冬小麦はすでにダメージを受けており、イールドの低下が決定的。このままではコーン・大豆の作付にも土壌水分の不足から懸念が残る。 

カナダ 

アルバーター、サスカチュワンといった西部プレーリーでドライが懸念されている。月末までもまとまった降雨予報はでていない。気温も平年より高め。春小麦、カノーラ、等に懸念が出ている。 

インド 

通常モンスーンは6月の頭に到来して、穀物に必要な雨を降らせるが、今の所今年のモンスーンは平年同様に到来し、平年並の降雨をもたらすと考えられている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(5/29-6/2) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/A (65)  N/A (0.71/2) 
ベルト東部  B (68)  N/A (0.65/2) 
デルタ地域  N/B (76)  A (0.67/1) 

生育にはほぼ文句のつけようがない内容。 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  5/22/01  5/15/01 
CORN  16  23 
BEANS  39  38 
OIL  24  26 
MEAL  46  43 
WHEAT  16  27 
OATS  16  18 

コーン、小麦はまだ弱いと見られている。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

ヨーロッパ勢、アメリカ勢が週末の休みを控えショートカバーが入ってもいいような時期ではあるが、そういう盛り上りは見えてこない。それぐらい中西部には恵みの雨が降っている。ただ歪んだ見方をすれば、これだけ良い条件が揃っていても下げ止まっているとも言える。天候異変がない限り大相場にはなりえないが、マーケットはその天候による大相場を待望んでいるような感じがする。まさしく天気次第といえるが、ちょっとしたドライ予報に上値が敏感になりつつある。要注意。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)