(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2001年5月24日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- 高値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 JUL | 194 1/2 - 94 | 194 1/2 | 193 1/4 | 193 3/4 | +1 1/2 | 193255 | -2543 |
| 01 SEP | 202 - 01 3/4 | 202 1/2 | 201 1/4 | 201 3/4 | +1 3/4 | 59918 | +1794 |
| 01 NOV | 209 | 209 1/4 | 209 | 209 1/4 | +1 3/4 | 137 | -1 |
| 01 DEC | 213 - 12 1/2 | 213 1/2 | 212 1/4 | 212 3/4 | +1 1/2 | 129995 | +2744 |
| 02 MAR | 224 1/2 - 24 1/4 | 225 1/4 | 224 1/4 | 224 1/2 | +1 1/2 | 19529 | +1717 |
| 02 MAY | 231 1/2 | 232 | 231 1/2 | 231 1/2 | +1 1/2 | 6000 | +593 |
| 424716 | +4559 |
大豆 --- 高値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 JUL | 448 1/2 - 47 1/2 | 452 | 447 | 449 3/4 | +4 1/4 | 62183 | -373 |
| 01 AUG | 442 | 445 | 441 1/4 | 442 3/4 | +3 1/4 | 13936 | +394 |
| 01 SEP | 433 | 434 1/2 | 431 1/2 | 431 3/4 | +1 1/2 | 10701 | +122 |
| 01 NOV | 433 1/2 - 34 | 436 | 432 1/2 | 433 | +1 1/2 | 41149 | +1048 |
| 02 JAN | 442 | 444 | 441 1/2 | 441 1/2 | +1 1/2 | 4120 | +148 |
| 02 MAR | 451 | 452 | 449 1/2 | 449 1/2 | +1 1/2 | 3496 | +261 |
| 136735 | +1756 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 16540 | +300 | JUL | 1462 | -5 | JUL | 261 3/4 | +1 3/4 | 119.90 - 120.16 |
| AUG | 15960 | +230 | AUG | 1478 | -4 | SEP | 271 3/4 | +1 1/2 | |
| SEP | 15500 | +180 | SEP | 1493 | -4 | DEC | 287 | +1 3/4 | |
| OCT | 15090 | +120 | OCT | 1508 | -3 | MAR | 298 1/2 | +3/4 |
| 本日の相場の動き |
薄商いながら、買い戻しの動きが続いた。
3連休を間近にし、売り越しポジションの買戻しの動きが昨日に引き続き見られたが、全体としては閑散相場。
コーンは、週間輸出成約の好調が好感され、買い戻しの動きを支持した。また、韓国が口蹄疫問題に絡みアルゼンチン産コーンの契約を破棄したことに加え、アルゼンチンのみならず南米各地(ブラジル・ウルグアイ・ボリビア)で口蹄疫発生が報じられたことで、米国産への需要回帰という期待感につながった。ただ、依然米国の生育環境および天気予報はおおむね良好であることから、強い上昇意思は示すことができなかった。ネブラスカ西部の低気温、ミネソタ州の水分過多などが話題に出たが、まだ局地的な話に終わっている。
大豆は、依然期近現物の逼迫感が主役となり、そのため定期相場も7月限が全体を引っ張った。週間輸出成約は、大豆は予想平均を下回ったが、大豆粕が好調、粕買い/油売りにつながった。北部ベルトでの雨が大豆作付けを遅らせていることもやや支持材料。今週末の米国での3連休に加え、欧州ではこの時期から大型連休を取る者が多く、基本的には売り越しポジションの買戻しが目立つ相場であった。
本日のファンドの動きは、コーン2,500コントラクトの買い越し、大豆2,600コントラクトの買い越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
今後5日間は毎日のように中西部のどこかで軽めの雨が見られる。雨の中心はどちらかといえばベルト北部。トータルでは70%の範囲に0.1-0.7インチの降雨予報となっている。気温は低い。平均して例年よりも8-14度(華氏)低い予想。来週はドライ。気温も平年並に戻る。次の降雨予報は6/2-3頃。まとまった降雨にはならない見込み。
今の土壌水分と今後2週間の天気予報を見る限り、6月始めまでの穀物の発芽と生育には問題は見られないであろう。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| NWS 6-10日間予報(5/30-6/3) |
| 気温(平年) | 降水量(平年) | |
| ベルト西部 | A (65) | N/A (0.71/2) |
| ベルト東部 | N/A (68) | B (0.65/2) |
| デルタ地域 | A (76) | A (0.67/1) |
ベルト東部にて高めの気温、少なめの降雨予報となっており、やや強い材料。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告(5/17の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 1,190.7 | 40.0 | 38,656.6 | 41,949.5 | 6,186.6 | 105.7 |
| 大豆 | 114.7 | 116.5 | 25,863.8 | 24,108.1 | 2,082.5 | 305.8 |
| 小麦 | 159.9 | 251.2 | 26,800.6 | 26,324.4 | 1,895.6 | 850.1 |
| 大豆粕 | 179.0 | 3.9 | 5,307.3 | 4,923.5 | 694.3 | 50.5 |
| 大豆油 | 0.5 | 0.0 | 304.4 | 324.8 | 6.3 | 0.0 |
大豆はレンジの下限でやや弱い材料、コーンは予想以上で強い材料、大豆粕は更に予想以上で強気材料となった。
| 2) 週間輸出高 (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 624.2 | 713.3 | 32,470.0 | 34,970.3 | 48,260 |
| 大豆 | 165.3 | 316.4 | 23,781.3 | 22,208.1 | 26,940 |
| 小麦 | 363.1 | 350.7 | 24,905.0 | 24,544.4 | 29,940 |
| 大豆粕 | 151.8 | 89.0 | 4,613.0 | 4,229.0 | 6,260 |
| 大豆油 | 3.0 | 0.2 | 298.1 | 288.4 | 640 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
6月前半まで待ちながら、12月限200割れレベルを期待。
「天候に何かあれば、、、」と冠すればその後に続くフレーズは決まってきてしまう。確かに天候に異変があれば、様相は変わり他の要因を寄せ付けず相場はその居所を急変させるであろう。しかし、その天候異変とは、夏つまり受粉期に限ったことである。それ以前の生育期に少々局地的なドライなど悪天候があったとしても、旧新穀それぞれ20億ブッシェル近い期末在庫見込みがその影響を最小限にとどめる。例年であれば、予報という形で夏の旱魃が先取りされることもあるが、早い時期の旱魃予報に相場が信頼を置かなくなってきているのは、NOAA等の旱魃予報に相場が未だに反応しないことを見ても明らかである。したがって、天候の変化を考慮しても、今後当分夏が近づくまでは、供給側からの急騰の可能性は少ない。需要側はどうか。中国のWTO加盟はもはや直近の話ではなくなり、豊作の南米産に加えてGMO問題に関わる米国産回避の動きは加速する雰囲気も出てきている。輸出需要の伸びは当分期待できない。
したがって、潜在的相場支持材料が夏前までに相場を急騰させるリスクは小さいと考えることができる。今、定期相場をようやく支える一因となっている現物相場の逼迫感は期近に関してはもうしばらく続こうが、この現物の動きはそのうち定期相場にとって重い足かせになってくる。過去2年間の夏に、何度大量農家在庫の処分による圧力について本稿で記述したであろう。その未売り在庫量(つまり潜在売り物)たるや、今年は昨年よりも大きい。今後の相場下落要因として徐々にその存在感を増してくるであろう。予測不可且つ影響軽微と見られる天候よりも、将来の相場圧力を明示している目の前の事実に相場をあずけるべきではないか。( F )
(大豆)
ブラジル大豆の収穫はすでに95%は終了、アルゼンチン大豆の収穫もすでに70%以上は終了しているにもかかわらず、この所大豆・大豆粕の両国での国内相場が上がっている。通常この収穫時期は供給過多から下がるのが普通。生産も多いが、需要も多いという図式が浮かんでくる。南米産向けへの需要とはいえ、下値サポートには充分になる。
また私の知る限り、昨年から一番相場の当たっているトレーダーA氏の意見---「そろそろ上がるんじゃないか?でも上値もしれているだろうが」。相変らず6-10日間予報すら日変わりとなっている中、嗅覚のするどい、当たっているトレーダーについていくのも一案。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)