(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年5月25日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  193 - 93 1/2  194 1/4  191  191 1/4  -2 1/2  194548  +1293 
01 SEP  201 - 01 1/2  202 1/4  199  199 1/4  -2 1/2  60936  +1018 
01 NOV  208 1/2  208 1/4  207  207  -2 1/4  136  -1 
01 DEC  211 1/2 - 12  213  210  210 1/4  -2 1/2  130161  +166 
02 MAR  215 1/2  225  222  222 1/4  -2 1/2  225   
02 MAY  223 3/4  231 3/4  229 1/4  229 1/4  -2 1/2  19574  +45 
            427585  +2869 

 

大豆     --- やや高寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  449 3/4 - 50 1/2  453 1/2  446 1/2  447 1/4  -2 1/2  64947  +2764 
01 AUG  442 3/4 - 43  446 1/4  440 1/2  441  -1 3/4  13936   
01 SEP  432 1/2  434  427 1/2  428  -3 3/4  11018  +317 
01 NOV  433  435  428 1/2  428 3/4  -4 1/4  41635  +486 
02 JAN  442  443  437  437  -4 1/2  4114  -6 
02 MAR  449 - 49 1/2  451 1/2  445  445 1/4  -4 1/4  3597  +101 
            140561  +3826 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16620  +80  JUL  1453  -9  JUL  259 3/4  -2   
AUG  16080  +120  AUG  1469  -9  SEP  269 3/4  -2   
SEP  15500  +00  SEP  1483  -10  DEC  284 3/4  -2 1/4   
OCT  15150  +60  OCT  1498  -10  MAR  296 1/2  -2 

 

 

本日の相場の動き

 

予想された買戻しは不発。

3連休前に売り越しポジションの買戻しが活発になると予想されていたが、逆にセッション後半に売り込まれる展開。 

コーンは、前半は取引が止まったような閑散な動き。が、終盤は良好な天候と生育状況を背景にして約定安値近くまで売り込まれた。ファンダメンタルズ要因では新鮮なニュースに欠け、あえて言うなら今週末も中西部は雨がちとなる予報で、発芽状態は良好になるとの弱材料くらいか。日本で未承認GMO製品の混入が再び問題視されていることも市場には弱く映った。 

大豆は、月間搾油報告がほぼ中立的な内容となるも、大豆粕の現物需給逼迫感が本日も大豆相場を支持する働きをしたが、最後は大豆粕にも益出しの売りが入り、大豆はそれに合わせて失速し安値圏へ。今週が雨がちであったことは大豆の作付け進捗を鈍らせると考えられたものの、これまで順調にきているだけに相場を支えることはできなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,200コントラクトの売り越し、大豆1,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末までは毎日のように中西部のどこかで軽めの雨が見られる。トータルでは70%の範囲に0.1-0.7インチの降雨予報となっている。気温は低い。平均して例年よりも8-14度(華氏)低い予想。来週はドライ。気温も平年並から平年並以上に戻る。次の降雨予報は来週木曜日・金曜日頃。50%の範囲に0.3-1.3インチ程度を予想。6月の第1週は中西部全体が高気圧に覆われ、ドライで平年以上の気温になる。ただ今の土壌水分からこの高気圧によるダメージは考えなくてもいい。どちらかといえば初期生育の促進となり恵みと考えられる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(5/30-6/3) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (65)  N (0.71/2) 
ベルト東部  N (68)  B (0.65/2) 
デルタ地域  A (76)  A (0.67/1) 

 

 

本日の発表等
1) コミットメントオブトレーダーズ報告

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  5月22日現在 
とうもろこし  34,583 SHORT 
大豆  8,583 SHORT 
大豆粕  20,083 LONG 
大豆油  15,742 SHORT 

 

 

2)センサス大豆搾油報告 

 

  4月  3月  4月(昨年) 
搾油量  3,938,942  4,252,592  3,629,675 
工場在庫  2,832,981  3,604,817  2,960,126 
粕生産量  2,947,216  3,178,178  2,685,608 
粕在庫  324,330  270,897  384,576 
皮生産量  210,913  233,796  207,609 
皮在庫  65,837  38,299  59,000 
粕・皮在庫  390,167  309,196  443,576 
油生産量  1,482,060  1,602,800  1,363,169 
油在庫  1,187,274  1,210,639  1,008,187 

予想通り。 

 

本日のトーメンの意見

 

コーン・大豆ともに現物需給逼迫感が相場を支えてきたが、昨日述べたように、現物の状況は中長期的に見るとかなり大きな下落圧力要因である。急騰する期近現物価格に目を奪われがちだが、期先は今でもスリップしている。世界的な当用買いの傾向の中で、期近現物が高くなる原理は子供でもわかる。しかし、収穫期はまだ遠いとしても農家は7月辺りまでに売りたがる傾向があり、それまでに売らなくとも8月以降はローン玉引出しがクライマックスを迎える。現物相場を好感して定期相場を上げている場合ではないのである。無論、農家の「売らない意識」は根強いが、それも収穫時期以前の問題であり、しかも、もし夏の高気温・少雨の兆候が見られなければ、それらは雪崩をうって市場に溢れ出し、現物相場に痛手を加える。仮に、夏の異常気象で現物売り惜しみが続いたとしても、そこには山と未売り在庫があることを市場は知っており、巨大な上昇抑制圧力として作用するに違いない。天候異変があるかないか、百歩譲って五分五分としたとしても、中期的相場ターゲットを下落側に置く方が間違いなく分は良いはずだ。( F )

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)