(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年5月29日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  190 - 90 1/2  190 1/2  187 3/4  189 1/4  -2  196454  +1906 
01 SEP  197 3/4 - 98  198  195 3/4  197 1/4  -2  61526  +590 
01 NOV    204 1/4  204 1/4  204 1/4  -2 3/4  135  -1 
01 DEC  208 1/2 - 08 3/4  208 3/4  206 1/2  208  -2 1/4  130786  +625 
02 MAR  210  220 3/4  218 3/4  219 3/4  -2 1/2  235  +10 
02 MAY  220 3/4  227 3/4  226  226 3/4  -2 1/2  20090  +516 
            431046  +3461 

 

大豆     --- ほぼ変らずの寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  447 1/2 - 48  448  438 1/2  439 1/4  -8  62751  -2196 
01 AUG  441 - 41 1/2  441 1/2  434  434 1/2  -6 1/2  14352  +416 
01 SEP  427 1/2 - 28  428  422  422 1/2  -5 1/2  11295  +277 
01 NOV  436 1/2  428 1/2  422 1/2  423  -5 3/4  42475  +840 
02 JAN  444  436 1/2  432  432  -5  4260  +146 
02 MAR  449  444  440  440  -5 1/4  3667  +70 
            140152  -409 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16180  -440  JUL  1474  +21  JUL  264 3/4  +5  120.00 - 120.31 
AUG  15680  -400  AUG  1488  +19  SEP  274 3/4  +5   
SEP  15140  -360  SEP  1504  +21  DEC  289 3/4  +5   
OCT  14730  -420  OCT  1517  +19  MAR  301 1/2  +5 

 

 

本日の相場の動き

 

売り、止まらず。

米国中西部の理想的な天候推移は、売り人の手を休めなかった。本日セッション後の週間作柄調査結果を予想して嫌気された。 

コーンは、先週までの流れを変えることなく、取引開始から最後まで売りが途絶えることは無かった。週末の降雨はミシガン州やオハイオ州の一部を水分過多までにしたが、他地域が理想的であることや、今後のこの地域の天気予報がドライ維持とされていることから、問題視されなかった。また、中国のコーン生産地域では水分不足が進んでいることも報じられたが、これも相場を上昇させるには至らなかった。最近堅調であった現物相場がその基調を変化させたことは、売りの理由となった。 

大豆は、大豆粕の下げに終始売り先行。過去1〜2週間の大豆粕買い/油売りのスプレッドの切り替えしが行われた。粕買いは現物逼迫感を背景に行われていたが、搾油マージン上昇による搾油量増加期待が、逼迫傾向を弱めると考えられ、本日の売りにつながった。中西部の理想的な天候も、売りの後押し。 

本日のファンドの動きは、コーン3,500コントラクトの売り越し、大豆3,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

先週はウエットにて中西部の殆どの地域で1インチ以上の降雨が見られた。東部、南部の土壌水分も随分改善された。今後10日間はややドライ傾向。次の降雨システムは今週木曜日・金曜日。55%の範囲に0.2-1.2インチを見込んでいる。降雨の中心は南部。南部にはまだドライ地域が若干残っており、この予報は恵み。気温は今週はまだ低めにて週末から来週にかけて上がってくる。気温の上昇は初期生育には恵み。総じて言えば、土壌水分が改善されたあとの気温の上昇予報から、理想的な天気といえる。 

中国 

依然としてドライ。中国南部の冬小麦、綿花地帯にはこの2ヶ月殆ど雨が降っておらず深刻な問題になりつつある。中国中部、北部のコーン・大豆地帯も南部ほどではないにしろ雨が不足している。来週までもまとまった降雨予報は出ておらず、気温も高め予報にて、こちらも作付・初期生育に懸念が出てきている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(6/4-8) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (65)  A/N (0.71/2) 
ベルト東部  A (68)  A/N (0.65/2) 
デルタ地域  A (76)  B (0.67/1) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(5月18-24日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  32,383  22-28 
大豆  9,834  6-10 
小麦  14,148  13-19 

コーンは強気、大豆もやや強気。 

 

2)進捗率 

 

作付け  5/27現在  先週  昨年  平均 
コーン  95%  90%  98%  92% 
マイロ  64%  45%  64%  52% 
大豆  70%  58%  83%  64% 

予想通り。ミネソタではコーンが90%(先週85%)、大豆が56%(先週43)と遅れを取り戻してきた。 

 

発芽率  5/27現在  先週  昨年  平均 
コーン  80%  65%  92%  N/A 
大豆  45%  30%  64%  N/A 

予想の範囲内。ミネソタではコーンが59%(先週30%)、12%(先週4%)。 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  今週の指数  先週の指数  昨年 
コーン  1%  4%  25%  58%  12%  101.8  103.2  104.5 
大豆  1%  5%  33%  51%  10%  101.0  NA  102.8 

コーンの事前予想はほぼ変らないと見られていただけに、good/excellentの合計が2%減少したことと、indexが1.4ポイント悪化したことは明日の強気材料。大豆も思ったほどのコンディションでもなく、やや強気。 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

さらなる下げへの途上。6月前半までの12月限200割れがひとまずのターゲット。 ( f ) 

 

(大豆) 

クロップコンディションが思った程よくもなかったこともあり明日の寄付きはやや高いと思うが、如何せん天気がすばらしくセッション途中からは再度下値探りとなってしまう可能性の方が強い。5月中旬に一旦ファンドが強気になりかけたが、それも理想的な天気に追いやられてしまった。次のサポートは4月につけた11月限417-1/2の契約新安値。天気次第ではあるが、ここが抜けなければダブルボトムを形成して上げに転じる可能性はある。ただファンドはまたまた上手にポジションを整理して、大豆のネットショートは今日現在10,000コントラクトに満たないと考えられている。また売り出動できる身軽さになっている。天気次第といってしまえばそれまでだが、今後10日間の天気が予報通りになれば、また契約新安値の可能性が大きくなってくる。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)