(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年5月30日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  190 1/4 - 90 1/2  190 3/4  189 1/4  190  +3/4  193539  -2915 
01 SEP  198 1/4 - 98 1/2  198 3/4  197 1/4  198  +3/4  61798  +272 
01 NOV  205 1/4  205 1/4  204 1/2  205  +3/4  135   
01 DEC  209 1/4 - 09 1/2  209 1/2  208  209  +1  132360  +1574 
02 MAR  221 1/4  221 1/2  220 1/4  220 3/4  +1  234  -1 
02 MAY  228 1/4  228 1/2  227 1/4  228  +1 1/4  20474  +384 
            430772  -274 

 

大豆     --- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  439 1/2 - 40 1/2  441  436  437 1/2  -1 3/4  61881  -870 
01 AUG  434 - 35  436  432  432 1/2  -2  14742  +390 
01 SEP  424  424  419 3/4  420  -2 1/2  12025  +730 
01 NOV  424 - 24 1/2  425 1/2  420  420 1/4  -2 3/4  43722  +1247 
02 JAN  432 1/2  434  428 3/4  429  -3  5093  +833 
02 MAR  441 - 41 1/2  442  436 1/2  436 3/4  -3 1/4  4308  +641 
            143164  +3012 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16020  -160  JUL  1480  +6  JUL  264  -3/4  120.13 - 120.42 
AUG  15540  -140  AUG  1494  +6  SEP  274  -3/4   
SEP  15030  -110  SEP  1509  +5  DEC  289 1/4  -1/2   
OCT  14630  -100  OCT  1524  +7  MAR  301  -1/2 

 

 

本日の相場の動き

 

狭い範囲での動きに終始。

コーンは、昨日の作柄報告で良好以上の範疇が前週比2ポイント低下したこともあり、緩い買い先行相場となった。アイオワやイリノイ、ネブラスカ州の一部で水分過多によるコーン芽へのストレスが報告され始めていることも材料となった。また、現物CIF相場が期近を中心に3〜5セントも上昇、農家売り不足と一時的な輸出需要が重なったことが原因と思われるが、これも買いに見方した。ただ、米国で今後天候不安が無い限り本格的な反転はない、との空気も次第に広がってきており、買いに勢いはつかなかった。 

大豆は、4月25日以来の安値。昨日の作柄/進捗報告が前年同期比やや悪い数字であったため序盤は高値推移であったが、最安値での終値となった。本日も粕売り/油買いが続き、主に大豆粕に引っ張られた格好だが、無論おおむね良好な天候と生育状況が背景にある。また、一部水分過多地域は今だにコーン作付けができていないが、これらが今後大豆に転作となる可能性も示唆され、弱気を増した。 

本日のファンドの動きは、コーン500コントラクトの売り越し、大豆3,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日よりもウエットな予報に変ってきている。今夜から土曜にかけて、75-80%の範囲に0.3-1.5インチ、所により2.5インチの降雨が見られる。降雨の中心は南部。気温は週末までは低め。来週は平年並。来週も全体の50%程度に降雨予報がでており、ウエットパターンがまだ続いている。先週、今週と平年以下の気温が続いており、気温の上昇が望まれる。まだ具体的な懸念はでていないが、発芽の遅れ、初期生育の遅れが心配される。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(6/5-9) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (65)  N (0.71/2) 
ベルト東部  N (68)  N/A (0.65/2) 
デルタ地域  A (76)  N (0.67/1) 

 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  5/29/01  5/22/01 
CORN  14  16 
BEANS  36  39 
OIL  24  24 
MEAL  48  46 
WHEAT  20  16 
OATS  19  16 

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  5月25日  前週  前年同期 
コーン  10,159  10,120  4,298 
大豆  1,825  1,668  6,258 
小麦  33,092  33,538  31,082 

ニュートラル。 

 

3)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  5月22日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.4  -0.1  31.6  0.1  1,389.3  1,421.3 
2000crop  850.3  -10.9  0.0  unch  514.2  1,364.5 

- 大豆 - 

  5月22日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.1  -0.1  11.4  0.1  275.4  286.9 
2000crop  140.1  -5.4  0.0  unch  171.3  311.4 

特に大きな動きもなくニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

農家売りが少なく、リバーエレベータは商売あがったりである。少しまとまった輸出需要が入ると、本日のように現物価格が一日で5セントも敏感に反応する。この農家売り不足は、日々将来の売り圧力を高めることに貢献している。そう、天候異変さえなければ。6月前半まで12月限200割れがひとまずターゲット。( f ) 

 

(大豆) 

通常週の2日目の取引では値を上げる事が多いが、今日は高値を維持できなかった。各トレーダーの心理も弱気が優勢になってしまっている。新穀11月限の契約新安値まであと3セントもなく、明日明後日でこれをトライすることになる。問題はここを維持できるかどうか。抜けてしまえば3ドル台の大豆が実現性を帯びてくる。知り合いのトレーダーの中には、すでにポジションをショートに変えているものも出てきている。 

こんな中では強気材料は無視されてしまうが、ブラジルのトレーダー筋によれば大豆の輸出は相変らず好調という。また中国の大豆輸入もブラジル産を中心に引き続き旺盛である。世界需要はそんなに捨てたものではない。US産大豆、世界大豆とも好調な需要に支えられ、期末在庫の下方修正を考えるアナリストも出てきている。ファンダメンタルからみるとここからの大きな下げは考えずらいのだが。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)