(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年5月31日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  190 3/4 - 91  193 1/4  190 1/2  192 3/4  +2 3/4  189171  -4368 
01 SEP  198 1/2 - 98 3/4  201  198 1/2  200 1/2  +2 1/2  62442  +644 
01 NOV    208  208  208  +3  135   
01 DEC  209 1/2 - 09 3/4  212  209 1/2  211 1/2  +2 1/2  133475  +1115 
02 MAR  221 1/4  223 1/2  221 1/4  223  +2 1/4  234  -50 
02 MAY  229 - 29 1/2  230 1/4  228 1/2  230 1/4  +2 1/4  20424  +117 
            428422  -2350 

 

大豆     --- やや高値寄付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  438 - 38 1/2  452  437 3/4  451   +13 1/2  59749  -2132 
01 AUG  433 - 33 1/2  445 1/2  433  444 1/4  +11 3/4  15315  +573 
01 SEP  421  431 1/2  421  431  +11  12618  +593 
01 NOV  421 1/2 - 22  433 1/2  421 1/4  432 1/4  +12  44325  +603 
02 JAN  431 1/2  441  431  440 3/4  +11 3/4  5720  +627 
02 MAR  440  448  439 1/2  448  +11 1/4  4629  +321 
            143766  +602 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16570  +550  JUL  1501  +21  JUL  267  +3  118.61 - 119.13 
AUG  16040  +500  AUG  1515  +21  SEP  277  +3   
SEP  15470  +440  SEP  1530  +21  DEC  292  +2 3/4   
OCT  15140  +510  OCT  1543  +19  MAR  303 1/2  +2 1/2 

 

 

本日の相場の動き

 

月末の益出しが騰勢。

中西部の低気温、現物価格の上昇などを材料にするも、機関投資家による月末〆も大きく影響。 

コーンは、序盤やや高で推移したが、終盤ファンドの買いが集まり一段高となった。中西部で先週から続く低気温が生育を遅らせると見られたこと、また、中国のコーン生育地の水分不足の度合いがさらに強まっていることなどから、天候が相場を押し上げる基盤となった。さらに、今週末から来週にかけて中西部では高気温が予報されていたが、それほど高気温にはならないかも、と言った新予報が出てきたことも追い討ちをかけた。ただ、本日の主役はファンド。月末に一旦の利益確保をするための動きと見られる買いが次第に増加し、相場に下落局面を許さなかった。ドル高は本日も進んだものの、輸出市場にはアジア中心の買いが集まっていることも好感された。ただ、定期相場上昇により農家売りが久しぶりに活発化、現物期近市場はやや弱含んだ。 

大豆は、序盤から高値を続け、終盤に一段高。天候に反応した。米国中西部での多雨と低気温が与える影響が懸念されたこともあるが、中国の大豆地域、カナダとオーストラリアの菜種地域で旱魃傾向が強まっており、油糧種子として買いが促された。テクニカルに見ても、20日および50日平均線を上回ったことで、投機家が積極的に買いに入った。ドル高(特に対ユーロ)が大きく進んでいるため欧州からの需要に不安が出たが、アジアからの大豆・大豆粕需要は継続的に入っており、好感された。 

本日のファンドの動きは、コーン2,000コントラクトの買い越し、大豆7,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日の予報と変ってきたのは気温。平年以下のクールな気温が今後10-12日間更に続く。今日までも13日間平年以下の気温が続いており、この3週間に渡る気温の低下がどのように穀物に影響を与えるか懸念される。降雨予報は昨日と変らず。昨夜から土曜にかけて、75-80%の範囲に0.3-1.5インチ、所により2.5インチの降雨が見られる。降雨の中心は南部。来週も全体の50%程度に降雨予報がでており、ウエットパターンがまだ続いている。 

中国 

依然としてドライ。今後10日間もまとまった降雨予報は出ていない。中部地域では気温の上昇が予報され、最高気温は90度台から100度を越す所もみられ、冬小麦はさらに被害を受ける。北部の大豆・コーン地帯も気温は高め。このままでは大豆・コーンにも大きな被害が及ぶ可能性がある。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(6/6-10) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/A (65)  N (0.71/2) 
ベルト東部  B (68)  N/A (0.65/2) 
デルタ地域  B (76)  B (0.67/1) 

 

 

本日の発表等

週間輸出成約高、週間輸出高の発表は明日に延期された。

 

 

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

もう6月の声が聞こえるというのに、今週のシカゴは寒い。今日も最高気温は55度程度(摂氏13度)。とても半袖では歩けない。大豆・コーンの生育も(まだ懸念するのは早いのだが)多少状態が悪くなっているものと想像される。今週月曜日のコンディションでは大豆はgoodとexcellentが61%と予想よりもやや少なく、コーンも前週から2%下落した。来週更に悪化している可能性が高い。天候・生育状態だけが大きく取り上げられるマーケットにて、コンディションの悪化というニュースはインパクトがある。大豆は契約新安値まであと2、3セントをトライした後の今日の反騰、コーンも契約新安値との上昇と、チャート上はダブルボトムを形成したという買い安心感も出てくる。来週はまた相場上昇のきっかけがあるのではないか。ただ今日の反騰は月末のポジション調整が重なったという事情もあり、本格的と見るには早い。

また、大豆はブラジル、アルゼンチンを中心に輸出商談が盛んであるにもかかわらず相場はだらだら下げてきた。コーンも農家売り不足から現物価格は上昇の一途であったにもかかわらず、定期市場は意に介さなかった。本当の天候異変がない限り今年の穀物相場は安値安定という結論が見えてしまう。期近で必要な分はこの価格近辺で買いを入れておいた方がいいかもしれない。しかし期先はまだ、天気次第。あと中国のドライ懸念が要注意。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)