(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年6月5日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  198 - 198 1/2  199 1/4  195 1/4  195 1/2  -1/4  176430  -4567 
01 SEP  206 - 206 1/2  207 1/4  203  203 1/4  -1/2  65950  +675 
01 NOV    214 1/2  210 3/4  210 3/4  -1/2  135  unch 
01 DEC  217 3/4 - 218  218 1/2  214  214 1/4  -3/4  136363  +625 
02 MAR  228 1/2 - 229  229 1/2  225 1/2  225 3/4  -1/2  20794  +19 
02 MAY  236 1/2 - 237  237  232 1/4  232 1/4  -3/4  6633  +136 
            423969  -2621 

 

大豆     --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  457 1/2 - 458 1/2  460  452 1/2  453 1/4  +1/4  59061  -2427 
01 AUG  452 - 453  454 1/4  446 1/2  447  -3/4  16638  +244 
01 SEP  442 - 443  444  435 1/2  436 1/4  -1/2  12656  +123 
01 NOV  444 - 445 1/4  446  436 1/2  436 3/4  -2  47478  +511 
02 JAN    454  446  446  -3/4  6705  +388 
02 MAR    461  451 1/2  451 1/2  -2 1/2  5740  +179 
            150340  -927 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16560  +90  JUL  1492  -8  JUL  260 1/2  -3  119.80-120.30 
AUG  16100  +70  AUG  1507  -7  SEP  271  -3 1/4   
SEP  15560  +40  SEP  1521  -10  DEC  285 3/4  -3 1/4   
OCT  15270  +60  OCT  1536  -9  MAR  298  -3 

 

 

本日の相場の動き

 

作柄悪化による上昇も、最終局面で削られ安値引け。

安値は最後の数分のみ。それまでの時間は、昨日の作柄悪化報告が相場を支配。 

コーンは、序盤から高値攻勢。昨日の作柄報告が予想以上に悪化していたことのみならず、今週後半からと思われた中西部のドライな天候が来週にずれ込むとの予報が出てきたことも、高値に起因した。今週も低気温・多雨に見舞われる可能性から、来週の作柄報告が3週連続の悪化となると連想され、買いが継続した。中国での雨予報の範囲が減少したことも同地域生育の懸念を強めた。しかしながら、7月限がどうしても2ドルに到達できぬと見るや、投機筋が失望売りに転じ、最終局面で一気に安値に突っ込んだ。 

大豆は、先週の作柄悪化が5%に達したこと、先週と同様の低気温・多雨が中西部で続きそうな予報が出てきたことから高値推移。しかし、引け際まで買いの勢いを保つことはできなかった。引き続く多雨のため、昨年見られた大豆の「突然死症候群」が今年も増加するのではないかとの憶測が流れ、序盤の買い材料になった。しかしながら、今週後半の天気予報は依然ドライ予報もあることなどから、一方的な高値を嫌う投資家も出始め勢いを減じ、小麦等他商品の下落の影響もあり、最後は7月限以外は安値引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン500コントラクトの売り越し、大豆700コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

ウォーム&ドライ観測ほぼ変わらず。 

依然前線は活発で、昨晩はベルトの55%で0.25〜1.0インチの降雨があった。今日から明日も45%の範囲でトータル1.25〜1.75インチの雨が予想される。木曜以降はドライ(通常の降雨パターン)になり、気温も東部で平年並み、西部でやや平年以上となる。ただ、ウォーム&ドライが少し遅れて来週以降になるという予報家も出てきている。 

中国 

予報変わらず。引き続きホット&ドライであったが金曜の夜から月曜にかけて南西部⇒南部・東部に雨が降る。しかし15%から25%のクロップにはヒートストレスが残るだろう。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(6/11-15) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (70)  N/A (0.78/2) 
ベルト東部  N (72)  N/B (0.67/2) 
デルタ地域  N (79)  N (0.58/1) 

気温はほぼ変わらないが、降水量が若干上昇。 

 

本日の発表等

ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  5月29日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.3  -0.2  31.6  0.1  1,389.4  1,421.3 
2000crop  846.3  -14.9  0.0  unch  536.3  1,382.6 

- 大豆 - 

  5月29日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.2  unch  11.4  0.1  275.3  286.9 
2000crop  131.9  -13.6  0.0  unch  180.5  312.4 

 

 

本日のトーメンの意見

 

本日の最終局面の下落および安値引けは、本日の表面的なファンダメンタルズ要因を考慮すれば意外な展開であった。しかしながら、これら表面的な要因が作用する相場展開がここで終了したと期待するのは早計だ。本日は小麦・オーツの下げが誘導した部分も大きく、もし明日も当分の低気温・多雨傾向が予報されれば、相場は再び「本質的に短命な」上昇を描くことになる。その時に「短命上昇」という意思を持って買いを我慢できるかどうか、受粉前相場の岐路となる。 ( F )

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)