(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年6月15日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、大幅安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 JUL 192 3/4 - 93 1/2 194 189 1/4 190 1/2 -4 1/4 144760 -4805
01 SEP 201 - 01 3/4 202 197 1/4 198 1/4 -4 1/2 88840 +3722
01 NOV 208 3/4 208 3/4 205 205 1/2 -4 1/4 179  
01 DEC 212 1/2 - 13 213 207 3/4 209 1/4 -4 1/4 144855 +2130
02 MAR 223 3/4 - 24 224 1/4 219 1/4 220 3/4 -4 22298 +98
02 MAY 230 1/4 230 3/4 226 227 1/2 -4 6074 +99
            426709 +1730

 

大豆     --- 安値寄付き、大幅安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 JUL 466 - 67 468 1/2 457 458 1/2 -12 1/4 57755 -972
01 AUG 459 1/2 - 60 462 450 1/2 452 -13 17601 +208
01 SEP 451 - 52 452 442 442 1/4 -13 14023 +256
01 NOV 446 1/2 - 48 449 438 439 3/4 -12 3/4 51623 +126
02 JAN 454 1/2 456 446 448 1/4 -10 3/4 7366 +366
02 MAR 462 - 62 1/2 463 1/2 453 1/2 453 1/2 -13 1/4 6934 +134
            158476 +427
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 16780 -350 JUL 1478 -40 JUL 255 3/4 -3 1/2 120.90 - 123.11
AUG 16360 -320 AUG 1491 -42 SEP 267 -3 3/4  
SEP 15880 -270 SEP 1512 -38 DEC 282 -3 3/4  
OCT 15550 -230 OCT 1523 -40 MAR 294 3/4 -3 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

天候が相場を支配。中西部、中国の天候回復がさらに進み、大きく下げた。

コーン、大豆共に安値スタートし、ほぼ一本調子で下げ続けた。引き続いて天候回復が見込まれること、さらに朝方スパークスが出した在庫・作付面積予測がUSDAの数字を上回ったことが要因。

コーンは、オープニング直後にテクニカルにサポートされ値を戻す場面もあったがそれも数分ともたなかった。中国でのさらなる雨予想(来週水曜日)が発表されると下げは勢いを増し、逆に当面のサポートラインと見られていた7月限192.75を割るとさらなる売りを呼んだ。トレーダーの中には今回の天候改善は記録的な作付面積・生産量となった1994年のパターンと類似していると見る者もいた。月曜の作柄進捗は2-5ポイントアップの予想。

大豆は、高い需要に刺激され上げてきた相場を維持できなかった。まだ一部では水びたしのため作付できず、本日期日の作付保険を取得した農家もある程度いることは予想されたが、それ以上にクロップコンディション改善が見込まれた。依然好調な輸出も今日の相場には作用せず、最後まで下げ続けた。それでも今日のボリュームはやや多いと言える程度。

本日のファンドの動きは、コーン5,500コントラクトの売り越し、大豆5,000コントラクトの売り越しと見られている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日もベルト西部2/3を中心に0.25-1.5インチ(所により2.5インチ)の雨が降った。ベルト全体では40%の範囲にあたる。今日は雨が東に移動し、0.25-1.0インチ(所により2.0インチ)の降雨予想。しかし降雨範囲は昨日時点の予想より狭まり25%ほど。次の雨は来週前半に早まって来ており、北西部を中心に55%が予想範囲。気温は来週前半まで平年以上をキープしそう。この暖かさがクロップの成長を促進させる。

中国

昨日の雨は30%の範囲で0.25-1.0インチ(所により2.0インチ)であった。今週末、南東部で60%の範囲に0.25-1.5インチ(所によって3.0インチ)の雨が拡大することが期待されいる。この雨がうまく降れば干ばつの地域はベルトの15%に限られる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

NWS 6-10日間予報(6/21-25)

 

  気温(平年) 降水量(平年)
ベルト西部 N (72) N (0.70/2)
ベルト東部 N (74) N (0.65/2)
デルタ地域 N (81) A (0.60/2)

ほぼ変わらず。

 

本日の発表等
1) コミットメントオブトレーダーズ報告

ファンドネットポジション (単位:コントラクト)

  6月12日現在 事前予想    
とうもろこし 17,504 SHORT 18,900 SHORT
大豆 7,228 LONG 8,600 LONG
大豆粕 22,879 LONG 25,300 LONG
大豆油 2,257 LONG 4,600 LONG

ほぼ予想通りでニュートラル。

2) スパークス 作付面積・生産量予想

・作付面積(千エーカー)

  スパークス USDA(6/12)
コーン 76,883 76,693
大豆 77,257 76,557

・生産量(百万ブッシェル)

  スパークス USDA(6/12)
コーン 9,630 9,575
大豆 3,050 2,985

若干弱い内容。本日の安値スタートの一因。

 

本日のトーメンの意見

 

予想通りの下げ。さてここからどうするか大豆チャートをみるに、11月限420割れで3度底値をみている。この底値は堅い。またこの安値から435近辺で2度天井を作ったあとに、上値を抜いている。上値も堅いと見られていたこの435レベルを抜いたことが、逆にこのレベルでの次の下値抵抗ラインとなっている。

また417-1/2の安値から459の高値の半値戻しはというと、これも438-1/4と上記抵抗ラインとほぼ重なっている。安全から言えば、440が割れたレベルからの買い下がりとなるが、今は天候相場の真っ只中であり、週が明けて6月後半も恵まれた天気予報となれば一気に下げる可能性も否めない。週明けの天気予報に注目。これが理想的であればまだ待ちたい。

コーンは大豆と小麦につられる展開。ターゲットにしていた7月限190割れが実際のものとなった。まだ待ちたいところだが7月積のプライシングは欲張らずにここから買い下がっておきたい。8月積のプライシングは6月後半の天気次第だが、これがよければまだ待ちたい。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)