(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2001年6月19日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや高値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 JUL | 191 1/2 - 91 3/4 | 193 3/4 | 190 | 193 | +2 1/2 | 134551 | -5275 |
| 01 SEP | 199 1/2 - 200 | 201 1/2 | 197 3/4 | 200 1/2 | +2 1/4 | 95609 | +2764 |
| 01 NOV | 205 1/2 | 208 | 205 | 208 | +3 | 179 | +1 |
| 01 DEC | 210 - 10 1/2 | 212 | 208 1/4 | 211 1/4 | +2 1/4 | 154698 | +5189 |
| 02 MAR | 221 - 21 3/4 | 223 1/4 | 220 | 222 1/2 | +2 | 22972 | +41 |
| 02 MAY | 227 3/4 | 229 1/2 | 226 3/4 | 229 1/4 | +1 3/4 | 6228 | +81 |
| 434423 | +3055 |
大豆 --- まちまち寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 JUL | 465 - 66 | 471 1/2 | 462 1/4 | 469 3/4 | +5 3/4 | 51668 | -325 |
| 01 AUG | 458 1/2 - 59 | 464 | 455 3/4 | 462 3/4 | +5 1/4 | 18420 | +691 |
| 01 SEP | 448 1/2 | 453 1/2 | 444 | 452 1/4 | +5 1/4 | 14547 | -290 |
| 01 NOV | 445 - 45 1/2 | 449 1/2 | 440 | 448 3/4 | +4 1/4 | 52071 | -18 |
| 02 JAN | 450 | 456 1/2 | 448 1/2 | 456 1/2 | +4 1/2 | 7526 | +33 |
| 02 MAR | 460 1/2 - 61 | 464 | 455 1/4 | 463 1/2 | +5 1/2 | 6946 | +11 |
| 154468 | -2676 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 16830 | +10 | JUL | 1500 | +6 | JUL | 261 1/2 | -1 1/4 | 122.80 - 123.14 |
| AUG | 16430 | +40 | AUG | 1515 | +9 | SEP | 272 3/4 | -1 1/4 | |
| SEP | 15980 | +100 | SEP | 1530 | +7 | DEC | 287 3/4 | -1 1/2 | |
| OCT | 15670 | +100 | OCT | 1545 | +7 | MAR | 300 | -3 |
| 本日の相場の動き |
大豆の高需要を確認し、上げる。
コーンは、昨日発表の作柄進捗がやや予想を下回る1ポイントのみの改善だったため1セントほど上げて始まった。その後コーンベルトと中国の天気が特に変わらないことから来週の改善を期待して下げた。しかし昨日の終値をつけたあたりからスプレッド取引(期近買い・期先売り)とファンドのショートカバーに遭い徐々に値を上げていった。終盤大豆にもつられ2セントほど上げて引けた。
大豆は、先週の下げ幅を失った。昨日のフォロースルーで少し高値からスタート。すぐに予想範囲内の作柄進捗を確認して売られたがまたすぐに反発上昇。EU農業担当相が肉骨粉(ミートボーンミール)のEU域内での動物飼料添加禁止を6/30以降も延長するとのべた事、中国の大豆輸入量が2000.8月から2001年7月で12.3百万トン(昨年7.7百万トン)に達したというニュースに反応した。その他にも現物在庫数量が年初レベルを下回っていることや中国でイナゴ被害が広がっていることも材料に上げ、本日の最高値圏でセッションを終了した。イナゴ被害については、現在10県以上にわたって770万ヘクタール以上が被害となっている。最もひどい黄河流域、新彊ウイグル地区では一平方メートルあたり3000〜10000匹が密集していると言われ、その被害が懸念される。これは長期のドライな気候が原因。
本日のファンドの動きは、コーン2000コントラクトの買い越し、大豆4000コントラクトの買い越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
今週の中国は少量の雨が続く。干ばつ懸念後退につながるか。
米国中西部
予報通り昨日は北西部にて雨。25%の範囲で0.25-1.0(所により2.0)インチであった。引き続き同程度の雨が二日続き一部では雷雨となる。しかし範囲は昨日(55%)より狭まり40%。その後のドライ予報、気温はややクールになり、週末には再び暖かくなる。十分な水分とマイルドな気候はクロップの生育を促進させる。
中国
雨によりジ徐々に干ばつ改善。昨日はコーンの10%、大豆の5%の範囲に0.25-1.5インチの雨。今週はほぼ毎日少量ながら雨が降り、その範囲は50%に及ぶ。ここ一週間で降った雨が60%の範囲においてドライ懸念を和らげており、今後四日間でさらに20%が改善されるだろう。これにより生育状況は改善し、遅れていた作付も進捗する地域もある。しかし、コーンの20%、大豆の1/3では依然ドライのままで雨に恵まれなかった所では収穫率低下となる。気温はやや平年以上の予想。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| NWS 6-10日間予報(6/25-29) |
| 気温(平年) | 降水量(平年) | |
| ベルト西部 | A (72) | N/B (0.70/2) |
| ベルト東部 | N (74) | B (0.65/2) |
| デルタ地域 | N (81) | B (0.60/2) |
東西コーンベルトの降水量がダウン。一部では水分過多が懸念されているが、総じてこの時期の雨は恵みであるため強材料。
| 本日の発表等 |
| 1)ローンデータ (百万ブッシェル) |
−コーン−
| 6月12日 | 先週比 | 質流れ量合計 | 先週比 | 引き出し量合計 | ローン合計 | |
| 1999crop | 0.3 | unch | 31.6 | unch | 1,389.4 | 1,421.3 |
| 2000crop | 801.9 | -14.9 | 0.0 | unch | 588.8 | 1,390.7 |
- 大豆 -
| 6月5日 | 先週比 | 質流れ量合計 | 先週比 | 引き出し量合計 | ローン合計 | |
| 1999crop | 0.2 | unch | 11.4 | unch | 275.3 | 286.9 |
| 2000crop | 120.7 | -5.1 | 0.0 | unch | 192.1 | 312.8 |
ニュートラル。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
6月前半に12月限200割れという目標は7セント強もの乖離をもって未達成となった。5月〜6月までの低気温が市場をして作柄の見方を必要以上に神経質にさせたためと思われる。6月後半も天候が依然最大の相場変動要因であることには間違いないが、月末のUSDA報告に向けて次第に相場が神経質になることも否定できない。天候に一進一退を繰り返しながらも、売り越し傾向の強い相場は月末に向けてやや調整(若干の上昇)の方向となる可能性は高い。
この一ヶ月間、短期的な相場上昇局面は何度かあったが、いずれもの特徴は「売り物不足」である。ある時点で積極的に売られる玉が無く、売り越し調整の買いのみに煽られて相場レベルが浮上するという展開が続いた。現在もまた同様であり、よって月後半のやや高傾向予想となる。小麦・大豆の上昇や、6/29のUSDA報告に向けられるえも言われぬ不安感や、コーン芽の一時的な黄色化など、コーンの本質とはやや離れたことが材料であっても、コーン相場が一旦上昇すると、最大売り人である農家は期待に胸を膨らませて相場から姿を消す。そうやってコーン相場は上昇局面に入るが、それを見た農家のはちきれんばかりの売り意欲がすぐに火消しに入り、時を待たず現物価格下落とともに定期相場が落ち着く。これが、この一ヶ月のパターンである。
しかし、このパターンもそう長くは続かない。せいぜい6月末か7月頭までである。なぜなら農家にはタイムリミットがあるからだ。傾向から言って、本格的な高騰相場とならない限り、相当量が穀物年度をまたいでの在庫とされるであろうが、いやいやまだまだ相当量が8月半ばまでに市場に流入する。物理的な理由でこれはほぼ間違いない。天候が最大の要因?そのとおりである。ただ、有り余る売り物、改善途上の生育環境、本格的に上向く兆候のない輸出、そして一社も異常を予想しない天気予報。最大の天候相場を迎えるべく、その天候以外の準備は全て整った。
7月以降の一段安の買い場を期待。( f )
(大豆)
以前にも述べたが、11月限で言えば440近辺は強い抵抗線であり、ここを抜けるかどうかがポイントであった。昨日の小麦の動きも同様であるが、天気を弱材料にしてファンドがこれ以上売り込まなくなっている。大豆相場も昨日今日とサポートされた11月限440から先週の高値459でのレンジ取引が予想される。6/29のビッグレポートまでは恐らくこのレンジで動くと思うが、もしレンジを抜けるとした場合、上値抜けの方が可能性が強い。短期にて買う必要がある人は、このレンジの下限を買っていくことが安全策。更に下げがあるとすれば、6/29のレポートが超弱気となったときか、古い格言ではないが7/4を越えてからか。(N)
*本日より恒例の週間定点観測(コーン)を始めました。ホームページ表紙の「写真によるクロップ生育状況報告01/02年度産」をクリックください。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)