(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年6月26日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  185 - 85 1/4  186  184 3/4  185 1/4  +3/4  87021  -11394 
01 SEP  192 3/4 - 93  193 1/2  192 1/2  193 1/4  +3/4  104246  +2805 
01 NOV  199 - 99 1/2  200 1/2  199  200 1/2  +1 1/4  310  +123 
01 DEC  203 1/4 - 03 1/2  204  202 3/4  203 3/4  +3/4  178957  +3892 
02 MAR  215  215 3/4  214 3/4  215 1/2  +1  359  +40 
02 MAY  221 1/2 - 21 3/4  222 1/4  221 1/2  222 1/4  +1  25238  +307 
            424617  -2956 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  452 - 52 1/2  457 1/2  451  457  +6 1/4  30327  -9687 
01 AUG  445  451  444 1/4  449 3/4  +6  20696  +1068 
01 SEP  435 - 36  441 1/4  435  440 3/4  +7 3/4  14679  +332 
01 NOV  433 - 33 1/2  439  431 3/4  438 1/2  +7 1/4  61401  +2038 
02 JAN  440 - 41  446  440  446  +7 3/4  8018  +90 
02 MAR  447 - 48  454  447  453 1/2  +8 1/4  7702  +218 
            147067  -5510 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  16320  +20  JUL  1508  +33  JUL  248 1/4  +2 1/2  123.66 - 123.90 
AUG  15910  +100  AUG  1523  +33  SEP  259 1/4  +2 3/4   
SEP  15540  +130  SEP  1539  +34  DEC  274 1/2  +2 1/2   
OCT  15260  +160  OCT  1552  +33  MAR  288  +2 1/2 

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは、やや高値から始まった。作柄は予想上限と言える6ポイントアップではあったが、連日の約定安値更新の間での売られ過ぎ感からの買い戻しが入り終日若干高値をキープした。中国が干ばつによる国内価格高騰からしばらく輸出成約を見合わせるとのニュースが米国産コーンへの需要期待となったこと、USDAがエタノール等代替燃料への助成金を240万ドル増額させることも価格支持要因。しかし、そうは言っても天気が変わらず今後さらなるクロップ良化が期待できること、金曜の7月限受け渡し予告開始日でやや多めの数量が受け渡し予定であることからレンジは狭いものとなった。

大豆は、作柄報告が予想以下であったことから高値寄り付きで、そこから最後まで上げ続けた。まずはファンドによる利益確定のショートカバーが入り4日連続の下げ相場から脱却。さらにカナダでのキャノーラ高騰を受けた大豆油高にもつられた。そして作付に関しても96%が終了したものの北西部で発芽状況に遅れが見られることなどからも相場は強気に推移し、ほぼ最高値圏での引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,000コントラクトの売り越し、大豆1,200コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は北西部で10%の範囲に0.1-1.0インチの雨で今日もこの雨は続く模様。明日以降は今週いっぱい南部を中心に雨が降る。ベルトの60%の範囲で0.1-1.0(所により1.5)インチの雨量となる見込み。これらの雨はクロップの生育には好条件。 

中国 

昨日の雨はごく少量で満州北部で特にヒートとなった。今日、明日は満州南部で45%の範囲に0.25-1.5インチの雨予報。華北地域には木曜と金曜に55%の範囲に0.25-1.5インチの雨の可能性がある。華北地域にはストレス緩和となるが、今週前半まで続く満州北部でのヒートは大豆にストレスとなるだろう。 

その他 

カナダ西部は土中水分不足に陥っており、急な天候回復は可能性が低いと見られている。7月もホット&ドライが予想され、クロップへ深刻な影響を及ぼしそうだ。 

ヨーロッパでも高気温が発達する地方が見受けられ、穀物や油糧種子へのストレス増加にもなり得る。 

インド南部も雨季前半の雨が少なくなっており、ピーナッツの成長低下、大豆の再作付が広がっている。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(7/2-6) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (72)  N/B (0.70/2) 
ベルト東部  N (74)  B (0.65/2) 
デルタ地域  N/A (81)  A (0.60/2) 

東部で少なめの降雨予報。やや強気材料。 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  6月19日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.3  unch  31.6  unch  1,389.4  1,421.3 
2000crop  792.5  -9.4  0.1  0.1  599.8  1,392.4 

- 大豆 - 

  6月19日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.1  -0.1  11.5  0.1  275.3  286.9 
2000crop  117.4  -3.3  0.0  unch  195.5  312.9 

いずれもニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

本日のウオールストリートジャーナルに中国産アブラムシが中西部で見つかったというサーベイレポートが出ていた。昨年アメリカに現れたこの害虫は今年の寒い冬も生き延びてしまった。どのような悪影響を生産量、品質ともに及ぼすかはまだ定かではないが、ひとシーズンに18世代もの交代があるという生命力と適応力からかなりの懸念を持つ者がいる。

何もなくこのままの天候が続けば相場は下がる。ただ何かあると思っている者、思いたい者が沢山いることも事実。特に夏場の中西部の天候は移り気。そんな中ファンドがロングをしていないということはやはり不気味。オイルワールド紙もヨーロッパの大豆粕の需要の強さを改めて認識するレポートを書いているように、需要はある。コーンも国内飼料需要は引き続き好調だ。大豆の勝負は8月で、コーンもまだ危機的な時期を残している。大豊作が決まるまでにはまだ時間があり、思惑からの上げが優先しそうだ。6月の残りと7月は少なくとも買いを遅らせないほうが無難と思うが。(N) 

 

*昨日クロップサーベイを行ない、本日コーンと大豆の写真を更新いたしました。ご参考としていただければ幸いです。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)