(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年6月27日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 JUL 186 - 186 1/2 188 1/2 186 188 +2 3/4 75247 -11774
01 SEP 195 - 95 1/2 196 3/4 195 195 3/4 +2 1/2 109094 +4848
01 NOV 203 203 202 1/2 203 +2 1/2 213 -97
01 DEC 204 3/4 - 05 1/4 207 1/4 204 3/4 206 1/2 +2 3/4 25642 -130
02 MAR 216 3/4 - 17 1/4 218 3/4 216 3/4 218 1/2 +3 7365 +404
02 MAY 224 1/4 225 1/4 224 1/4 225 +2 3/4 11216  
            418125 -6492

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 JUL 459 1/2 - 60 465 1/4 459 1/2 461 1/2 +4 1/2 27161 -3166
01 AUG 453 - 54 458 453 455 1/2 +5 3/4 21980 +1284
01 SEP 444 449 444 445 3/4 +5 14890 +211
01 NOV 440 1/2 - 41 1/2 446 440 1/2 443 +4 1/2 62353 +952
02 JAN 449 1/2 452 3/4 449 1/2 450 1/2 +4 1/2 7624 -394
02 MAR 458 1/2 461 1/2 457 1/2 459 1/4 +5 3/4 7856 +154
            146451 -616
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 16570 +250 JUL 1495 -13 JUL 247 1/2 -3/4 124.02 - 124.29
AUG 16140 +230 AUG 1510 -13 SEP 258 1/4 -1  
SEP 15780 +240 SEP +1527 -12 DEC 273 3/4 -3/4  
OCT 15480 +220 OCT +1540 -12 MAR 287 -1

 

 

本日の相場の動き

 

来週の気温の上昇、金曜日のレポートを控えショートカバー。

昨日からのショートカバーの流れが引き続いたこと、今朝になり天気予報がやや変わり、来週はドライで平年並み以上の気温の上昇を唱える予報家が出てきたことが本日の相場要因とされた。

この他では、コーンは中国のメインサプライヤーが国内とうもろこしの高騰を理由にしばらくは輸出マーケットに出れないとコメントしたことが伝わり、強い材料とされた。大豆では今朝センサスから発表された5月の搾油レポートにおいて、搾油量が5月としては史上最高になったこと、大豆粕在庫も予想より少なかったことが好感されて、買いが進んだ。また中国が南米大豆を中心に物色をしているとのニュースもサポート要因となった。

米連邦準備制度理事会で、フェデラルファンド金利が0.25%引下げられた。市場の中には0.5%を予想していたものも多く、失望から一旦株価が下がる場面も見られ、これが穀物相場にも心理的な弱い材料とされたが、株価の戻りもあり結局穀物相場には影響を与えなかった。

本日のファンドの動きは、コーン3,500コントラクトの買い越し、大豆3,000コントラクトの買い越しと見られている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

予報どおり昨日は北西部で15%の範囲に0.1-0.75の降雨。今日以降も大きくは変わらず、今週いっぱい南部を中心に50%の範囲で0.1-0.75(所により1.25)インチで雨の模様。北部での雨は週末遅くからになりそうで、雨量は南部と同程度、範囲は40%の予想。この時期の雨は好ましい。

中国

昨日の満州南部での雨は期待以下のものとなった。10%の範囲で0.1-1.0インチ。この地域では今日も雨だが大きな前線は明日の華北地域北西部と週末の満州南東部が中心となる。雨量は55%の範囲で0.25-1.5インチ予想。華北地域ではストレス緩和、一方,満州北部では今月ほとんど雨に見舞われず水不足となっている。大豆生育地域では来週前半に雨予報があり半分以上の地域で状況改善となるが、15%の地域では依然イールド低下の危機にある。

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

NWS 6-10日間予報(7/3-7)

 

  気温(平年) 降水量(平年)
ベルト西部 A/N (72) B/N (0.70/2)
ベルト東部 N/B (74) B/N (0.65/2)
デルタ地域 N/A (81) A (0.60/2)

強い材料。

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  6/26/01 6/19/01
CORN 11 17
BEANS 48 56
OIL 23 23
MEAL 54 62
WHEAT 10 17
OATS 12 14

コンディションの改善から弱気が優勢なのが見て取れる。

 

2)センサス大豆搾油報告

 

  5月 4月 5月(昨年)
搾油量 3,979,186 3,930,921 3,671,554
工場在庫 2,571,569 2,835,839 2,367,285
粕生産量 2,972,228 2,941,029 2,702,599
粕在庫 247,846 273,672 291,803
皮生産量 207,793 210,523 215,878
皮在庫 39,138 39,690 52,310
粕・皮在庫 286,984 313,362 344,113
油生産量 1,488,690 1,485,492 1,399,150
油在庫 1,298,875 1,207,551 970,810

搾油量も予想以上、大豆粕在庫は予想以下と引き続き好調な需要が確認され強気材料。

 

 

本日のトーメンの意見

 

ナショナルウエザーサービシズは来週の気温の上昇とドライを予報しているが、この時期有名なトム・スキニング氏は今後2週間は強い高気圧の張り出しはないとシカゴトリビュン紙に予報を述べている。どちらにせよ熱波の停滞というような極端な予報は全くでてきていない。コーン相場は天候に対してのリスクヘッジを織り込んでおらず、何か天候異変があった場合の上値は大きいが、受粉を目の前に控えその可能性は日々薄らいでいる。来週7/4を越えても今のような天気が続けば、今年のコーンも勝負ありとなり、このまま下値安定となる。もちろん明後日のレポートで余程の数字が出なければであるが。レポートが予想通りか弱かった場合に、天気にも変化がないとなれば最後に賭けていた農家売りが出てくる。もう一段下げの可能性はある。ただ国内飼料需要はキャトルオンレポートやホッグ&ピッグレポ-トからも好調であり、12月限が180を割り込むような下げにはならない。

大豆はもう少し天候リスクにさらされる期間が長く、思惑からの買いが優先される。大豆、大豆粕に対する需要の強さもセンサスのレポートからも確認されており、再度最近の高値11月限459をトライする動きを予想する。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)