(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月3日

 

本日の相場

とうもろこし  -- まちまちの寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 JUL 190 1/2 - 90 3/4 195 1/4 190 1/4 194 1/2 +3 1/2 15408 -4538
01 SEP 198 3/4 - 99 203 1/4 198 3/4 202 1/4 +3 137948 +76
01 NOV 209 211 209 209 1/2 +2 1/2 197 -20
01 DEC 210 1/4 - 10 3/4 215 210 213 3/4 +3 186446 +1268
02 MAR 215 3/4 226 3/4 221 3/4 225 1/2 +3 27497 -60
02 MAY 221 3/4 - 22 1/4 233 228 3/4 231 3/4 +2 3/4 7678 -28
            398763 -2593

 

大豆     --- やや安値寄付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 JUL 489 - 90 491 486 1/2 488 1/2 -3 1/4 11025 -2259
01 AUG 480 1/2 - 81 487 480 1/2 483 1/2 +3/4 35351 +2355
01 SEP 472 - 72 1/2 478 3/4 472 476 1/2 +2 1/4 15882 +36
01 NOV 470 1/4 - 71 478 1/2 470 1/4 476 +3 1/4 75331 +3540
02 JAN 479 - 80 485 479 483 1/2 +3 3/4 8740 +265
02 MAR 485 492 485 490 +4 9233 +335
            162034 +4717
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 17560 -90 JUL 1573 +17 JUL 253 1/2 +2 1/4 124.01 - 124.49
AUG 17190 -10 AUG 1586 +16 SEP 263 1/2 +2 1/2  
SEP 16930 +80 SEP 1605 +17 DEC 279 1/2 +2 1/2  
OCT 16620 +100 OCT 1621 +21 MAR 292 1/2 +2 1/4

 

 

本日の相場の動き

 

止まらず上昇。

過熱感から軟調寄りした穀物相場は、直後に調子を変えた。

コーン相場は、一部天気予報で今週・来週の降雨予想が後退したことが材料の中心となった。一旦強気材料を手にした相場は、投機筋の継続買いを呼び、その後は上昇気運を妨げられることが無かった。昨日の作柄報告に改善が見られなかったこと、受粉期を前にして中西部の一部地域で水分不足が懸念されていること、祭日前日の投機筋の売り越し整理、などを前にして、相場過熱に対する警戒感だけでは対抗しきれなかった。

大豆は、先週金曜日に作られた新穀期末在庫逼迫予想を背景に上昇した。中国のドライ懸念も払拭されず、来年度の輸入需要は今年以上に強まるとの期待も膨らんだ。投機の手は時に益出しの売りを仕掛けたりしたが、大幅に改善されたテクニカル面に自信を深め、全体としての買い上がり傾向は継続した。大豆粕が国内需要好調を好感して一時急速に値を伸ばした。その後、益出しの売りに阻まれたが、一時の新穀を中心とする急伸は本日の方向性を決定つけた。

本日のファンドの動きは、コーン8,000コントラクトの買い越し、大豆2,000コントラクトの買い越しと見られている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨晩、ネブラスカ東部からアイオア、イリノイ北部、インディアナにかけて降雨があった。雨量は0.25-1.0インチでベルトの20%に相当。雨を降らせた前線は今日から明日夜にかけて南に移動する見込み。雨量は0.25-1.0(所により2.0)インチで範囲は40%。次の雨は今週末以降と見られ、ベルト東部に0.25-0.75(所により1.25インチで40%の範囲となる。この雨で今週若干コンディション悪化が予想される地域が助かることになるが、引き続き今月は後半コーンの受粉も始まることからタイムリーな雨が期待される。気温については特に問題なし。

中国

華北地方で昨日も雨。雨量は0.25-1.25インチで全国のコーンの35%、大豆の25%が範囲となった。引き続き今日も同様の雨が降る。満州地方でも週末同程度の雨が予想されるがここでは全体的な雨不足によるドライ再発の可能性もある。

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

NWS 6-10日間予報(7/9-13)

 

  気温(平年) 降水量(平年)
ベルト西部 N (74) A (0.62/1)
ベルト東部 B (76) N/A (0.64/2)
デルタ地域 N (82) A (0.62/2)

ほぼ変わらずニュートラル。

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン−

  6月26日 先週比 質流れ量合計 先週比 引き出し量合計 ローン合計
1999crop 0.3 unch 31.6 unch 1,389.4 1,421.3
2000crop 777.8 -14.7 0.1 unch 615.2 1,393.1

- 大豆 -

  6月26日 先週比 質流れ量合計 先週比 引き出し量合計 ローン合計
1999crop 0.1 unch 11.5 0.1 275.3 286.9
2000crop 112.7 -4.7 0.0 unch 200.2 312.9

いずれもニュートラル。

 

本日のトーメンの意見

 

本稿(F)によるコーン・大豆安値予想の主な拠り所であった大豆・大豆粕の需要減の影響は先のUSDA新穀作付面積という供給側事情により吹き飛ばされ、コーンの農家売り圧力も予想以下の旧穀在庫量が確認されたことでその根拠を失った。つまり、需給構造そのものの読みがはずれた。12月限コーン200割れ、11月限大豆の新約定安値は、短期観測では現実離れしたレベルとなった。需給による圧力を失った相場は、しばらく天候への脅威に流れをゆだねる。短期的に安値は予想できない。

(コーン)

底値はすでに打った。受粉期が順調であれば一旦の安値があるが、それもこれからしばらくの相場上昇を考えると、現在のレベルより大きく低くはならない。下値のリスクは高くなく、買い集めを進めるべき。( F )

 

(大豆)

旧新穀スプレッドの巻き返しが顕著となる。旧穀大豆・大豆粕の需給緩和感は現存しており、新穀の供給減少予想により全体レベルが上昇することがあっても、旧穀が新穀に対して今ほどのプレミアムを維持することはできない。本日の旧穀安・新穀高は今後中期的な展開を先取りしたもの。したがって、レベルを大幅上昇させることによって先のUSDA作付報告を消化した大豆・大豆粕相場は、より一層大きくレベルを上げていくという展開にはなりにくい。( F )

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)