(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月9日

 

本日の相場

とうもろこし  -- まちまちの寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  199 - 98 3/4  204  198  203 3/4  +4  7195  -1691 
01 SEP  206 - 06 1/4  212  205 3/4  211 1/2  +4 1/4  132476  +26 
01 NOV  215  219  214 1/2  219 1/2  +4 3/4  205  0 
01 DEC  218 - 17 1/2  223 1/2  217  223 1/4  +4 3/4  179173  +711 
02 MAR  229 1/4 - 29 1/2  234 3/4  228 3/4  234 1/2  +4 1/2  27939  +687 
02 MAY  236 - 36 1/4  241  235 1/4  241  +4 1/2  7613  +7 
            378578  +14 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  494  505  494 1/2  503 1/2  +8 1/2  5242  -1626 
01 AUG  486 - 86 1/2  498   486  496 3/4  +8 1/2  38615  +1422 
01 SEP  478 - 78 1/4  492  478  490  +9 1/2  17331  +585 
01 NOV  476 - 77  491  475 1/2  489  +11  80956  +2424 
02 JAN  482 1/2 - 82  495 1/2  482  494 1/2  +10 3/4  9139  +381 
02 MAR  489 1/2  500  489 1/2  499 1/4  +10  9977  +79 
            170438  +3901 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  17330  +140  JUL  1640  +40  JUL  258 1/4  -1/2  125.31 - 125.71 
AUG  17260  +180  AUG  1649  +38  SEP  268  -1/2   
SEP  17020  +290  SEP  1667  +39  DEC  283 3/4  -1 1/4   
OCT  16810  +420  OCT  1684  +43  MAR  296 3/4  -1 1/2 

 

 

本日の相場の動き

 

テクニカルなファンド買い+在庫減少予想。

コーン 

前半は、週末アイオワとイリノイの一部で雨が降ったことと水曜のUSDA需給報告での期末在庫減少とがせめぎあい、方向性を見出せなかった。8日連続で上げもしくは変わらずの相場が続いており、発表前ということもあってこのまま動きづらい展開かとも思われた。しかし後半、大豆ピットの強い買い意欲に押され上げ始めるとファンドのショートカバーも入り大きく上昇。最後までその勢いは続いた。しかし、今日の取引においてファンドのポジションは買い持ちに転じたと思われる。 

大豆 

オープニングこそやや安値だったものの売り物が続かずすぐに反転。カナダの天候懸念によるキャノーラ高、マレーシアでの在庫薄によるパーム高からの大豆油の上昇に大豆も反応。ドイツへの12万トンの新規成約のニュースも材料視された。そして、2日続けて抵抗線となっていた11月限484.50を越えるとさらなるファンドの買いが入り勢いを増した。最近の相場は短期では買われすぎと見られていたにも関わらず今日はテクニカル要因で上げた。終わりにかけて作柄予想に意見が分かれることからやや戻しての引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン8,000コントラクトの買い越し、大豆6,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今週、雨は東部から西部へシフト。 

週末の雨は前半アイオア、後半東部ベルトという形。雨量は0.25-1.25(所により2.5)インチでベルと全体の35%に恵みとなった。一方、西部ベルト全般では週末に雨がなく最高気温も90度〜100度半ばとヒートが広がった。しかしその西部ベルトも今週は40%の範囲で0.25-1.0(所により2.0)インチの雨に見舞われる模様で、水不足のストレスが和らぐものと見られる。気温も今日は平年以上なものの今週の明日以降は平年以下に落ち着く。今現在ドライ懸念があるのはアイオア中部とオハイオ北西部と見られている。 

中国 

週末、満州地方では予報どおりの雨が降った。今週この雨は華北部南東と満州東部に0.25-1.25インチの雨をもたらす。しかし華北部北西でのドライスポットが依然懸念され、気温の上昇とともに悪化が予想される。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(7/15-19) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (74)  A (0.62/1) 
ベルト東部  B/N (76)  A (0.64/2) 
デルタ地域  B/N (82)  A (0.62/2) 

気温が上がったもののベルト両部での平年以上の降水量は、弱材料。 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(6月29-7月5日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  33,760  30-38 
大豆  6,114  6-10 
小麦  13,624  15-18 

コーン、ニュートラル。大豆、やや弱材料。小麦、弱材料。 

 

2)進捗率 

 

開花率  7/8現在  先週  昨年  平均 
大豆  22%  11%  33%  20% 

 

シルキング  7/8現在  先週  昨年  平均 
コーン  16%  8%  22%  13% 

 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  今週の指数  先週の指数  昨年 
コーン  1%  6%  24%  53%  16%  101.9  101.8  107.3 
大豆  2%  8%  29%  50%  11%  100.0  99.8  102.8 

大豆でわずかに普通から良いへ1ポイント移行したのみ。やや強材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

6/29に予想した大豆11月限5ドル、大豆粕12月限170ドル、コーン2.5ドルが目の前となった。駆け足での上昇であり、短期RSIは70を超え、限月によっては80をも超えている。ほぼ目標達成感もあり少しセットバックが考えられる。今日のクロップコンディションでは大豆がかろうじて改善、コーンは変わらずとなっており、相場を大きく下げる材料にはなるべくもなく、先週金曜日の安値がとりあえずセットバックからの買いターゲットとなる。

幸いにして天気予報では充分とはいえないまでも降雨予報は出ている。目に見えてコンディションが悪化することはないが、目に見えて良化することもない。大豆にとっては8月が一番大切であり、あと1ヵ月のリスクがあることを考えれば下値はなかなか難しい。コーンはこれからが最も危機的な季節である。ファンドのロングもまだ大きくはない。なにか天気に問題が出れば一気にもう一段の上げもある。期近の需要が多少少なくなっているにも関らずの上げであり、時間とともに需要もまた戻って来る。4ドル台の大豆・210k以下のコーンがなくなることを想定して、セットバックの際には多目の買いを心がけたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)