(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月10日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  207 3/4 - 08  209 3/4  206 1/2  209  +5 1/4  6137  -1058 
01 SEP  215 - 16  217 3/4  214  216 1/2  +5  132897  +421 
01 NOV  222 1/2  224 1/2  222 1/2  224 1/2  +5  203  -2 
01 DEC  227 - 28  229 3/4  225 3/4  228 1/2  +5 1/4  179266  +93 
02 MAR  238  240 1/4  237 1/4  239 1/4  +4 3/4  28213  +274 
02 MAY  244  246  244  245 1/2  +4 1/2  7455  -158 
            378667  +89 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  508 - 09  513  505 1/2  509  +5 1/2  4039  -1203 
01 AUG  500 - 01  507 3/4  499  503  +6 1/4  38564  -51 
01 SEP  492 1/2 - 93  501 1/2  492 1/2  496 1/2  +6 1/2  17755  +424 
01 NOV  491 - 92  501  490 1/2  496 1/2  +7 1/2  82508  +1552 
02 JAN  498 - 99  507  497 1/2  502 1/2  +8  10011  +872 
02 MAR  503 1/2 - 04  512  503  508 1/4  +9  10818  +841 
            174499  +4061 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  17830  +100  JUL  1650  +10  JUL  262  +3 3/4  125.38 - 125.80 
AUG  17470  +210  AUG  1658  +9  SEP  271  +3   
SEP  17210  +190  SEP  1677  +10  DEC  286 1/2  +2 3/4   
OCT  16990  +180  OCT  1694  +10  MAR  299 3/4  +3 

 

 

本日の相場の動き

 

来週のホット&ドライ予報により上昇。

コーン 

オープニングから4-5セント高。いくつかの天気予報が来週がホット&ドライで受粉に悪条件としたこと、昨日の作柄報告に改善が見られなかったことが要因。期末在庫が減少見込みであることも心理的に作用した。しかし、セッション中盤以降は今週の天気が西部と一部北部で雨予報と良いことと発表を明日に控えていることから身動きの取れない状況に。最終的にオープニングから若干上値で引けた。 

大豆 

昨日の上げ相場をテクニカルに強いサインと見たファンドの買い、それに来週のヒート予想が加わりセッション半ばまで強気一色。買われすぎとの見方では一致しているものの、常時昨日の抵抗線以上で値が推移したこともさらなる上昇のシグナルとされ、買いの手は休む気配がなかった。しかし、後半は発表前に利益を確保したいとする売りからやや値を戻した。 

本日のファンドの動きは、コーン13,000コントラクトの買い越し、大豆6,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今週はベルト西部で雨。 

昨日の雨は西部と南部周辺に限られた。雨量は0.25-1.0インチで15%の範囲。最高気温は80-90度であった。後3日間ベルト西部で45%の範囲に同程度の雨が予測される。この雨と今週の気温低下がアイオア中部で懸念されるドライスポット軽減に寄与すると見られる。 

中国 

昨日は満州地方で散発的な雨。雨量は0.25-1.0インチで範囲は15%にとどまった。この雨は今週、華北地域南東部と満州ほぼ全域に続く見通しで、雨量は0.25-1.5インチ、範囲は40%のエリアと思われる。地域別では満州は50%カバーされるが、華北部は25%のみ。満州地域は水不足緩和となるが、華北地域北西部は引き続きドライで来週にかけて生産性低下が予想される。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(7/16-20) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (74)  N/A (0.62/1) 
ベルト東部  N (76)  A (0.64/2) 
デルタ地域  N (82)  B (0.62/2) 

やや気温が上がって降水量が減ったことが強材料。 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  7月3日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.3  unch  31.6  unch  1,389.4  1,421.3 
2000crop  750.6  -27.2  0.2  0.1  642.7  1,393.5 

- 大豆 - 

  7月3日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.1  unch  11.5  unch  275.3  286.9 
2000crop  102.6  -10.1  0.0  unch  210.4  313.0 

予想の範囲内でニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

この10日間に一気に相場が上げており買われ過ぎ感がもちろんある中、需給報告前日にも買いが進んだ事が買いの強さを良く表している。明日の需給報告の数字次第で相場の方向性が変わる可能性はあるが、下げた場面は買いという強い方針で望みたい。上げ続ける相場などはなく、需給報告がセットバックのいい材料にされる可能性はある。しかしいまのクロップ状況は平均並程度であり、このままの状態が続いたとしても大豆11月限5ドル、コーン12月限2.25ドルが定位置といえる。

6/29の在庫レポートで確認されたように、大豆・コーンとも需要は強い。しかもこれから天候が更に理想的に推移しなければ充分な期末在庫を持てる生産量には届かない。中国、カナダ、インドの状況もなにがしらかの不安材料を持ちつづけている。今日の価格を高いと思うのではなく、これが今年の相場の定位置と考え、天気次第でここから下がれば買いというスタンスとしたい。特にコーンは受粉の真最中であり、ここから大きな状況改善は望めない。したがい大きな下げもない。逆にドライが続けば今後も害虫の被害が出てくる。早霜や長雨による収穫ロスもまだまだあり得る。この価格からですら、まだ上値リスクの方が大きいと考えている。(N) 

 

*本日写真による週間定点観測を更新しましたのでご参照ください。

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)