(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月13日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  223 1/2  223 1/2  218 1/2  220 3/4  -6  2027  -2618 
01 SEP  229 1/2 - 30  231  223  224 1/4  -10  135408  -840 
01 NOV  237 1/2  237 1/2  231 1/2  232  -9 1/2  196  +14 
01 DEC  424 - 43  243  235  236 1/2  -9 1/2  184280  +2529 
02 MAR  251 - 51 1/2  252 3/4  245 3/4  246 1/2  -9 1/4  33709  +3165 
02 MAY  254 - 56  256  249 1/2  250  -9 3/4  8371  +244 
            392116  +3053 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JUL  517  528  517  522  -3  715  -492 
01 AUG  522  528  519  526 1/2  -1/2  38837  -1058 
01 SEP  518 1/2 - 19  526  517  524  -1  19212  +489 
01 NOV  516 - 18  525  515  522 3/4  -1 3/4  90286  +4910 
02 JAN  519 1/2 - 20  528  519 1/2  525 1/2  -1 1/2  12174  +923 
02 MAR  520 1/2 - 21 1/2  527 1/2  520  525 1/2  -2  12266  +422 
            191277  +8633 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  18020  -380  JUL  1812  +2  JUL  277  -4  124.29 - 124.94 
AUG  17690  -290  AUG  1832  +13  SEP  286 1/2  -2 3/4   
SEP  17470  -250  SEP  1847  +10  DEC  300  -4   
OCT  17280  -180  OCT  1862  +12  MAR  310 1/2  -5 1/4 

 

 

本日の相場の動き

 

天気予報の微妙な変化と買われすぎ感から「一休み」。

コーン 

ドライな天候が来週の一部もしくは後半には雨が降るという予報があり、加えて利益確定売り、買われすぎ感などから終日値を下げた。昨日のNWSによる6-10日予報がベルト西部でだけ気温高、やや多い降水量で東部は平年並みとされ、オープニングから3-4セント安。中盤、大豆の反発に影響されてやや下げ渋る場面もあったがほぼ一貫した下降線は引けまで続いた。月曜の作柄報告が変わらずから2%ダウンと予想されることがやや相場支持要因となった。 

大豆 

こちらもホット&ドライがそれほど長くは続かないとの予報からトーンダウン。序盤は最近の高値から輸出成約が伸び悩んでいること、利益確定売りなどの要因によって安値を推移。しかし、来週の天気が引き続き悪いとする予報や、作柄報告の悪化予想などから反発し昨日終値以上となる場面もあった。しかし、結局はコーンや大豆粕にもつられやや安値での引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン4,000コントラクトの売り越し、大豆500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日の雨はミズーリとイリノイ南部で0.25-0.75インチ、10%の範囲と限られたものであった。最高気温は70度から80度半ば。週末はドライで、来週は高気温となる見込み。雨は来週前半の北部だけで、15%の範囲で0.25-0.75インチの雨量予想。来週前半は80度後半から90度となる模様。このドライな天候は約30%の範囲でシルキングの大事な時期に重なるため、生産性低下をもたらすことになる。特にアイオア中部、イリノイ北部でその影響が懸念される。 

しかし、幾つかの予報家が「ホット&ドライも来週まで」、「来週後半にはまとまった雨が降る」、さらには「ベルト西部で来週前半にも雨が降る」とし、再度見方が分かれてきている。 

中国 

華北部で引き続きホット&ドライ。 

昨日はごく狭い範囲でのみ雨。満州地方には来週全体まで雨がある。雨量は0.25-1.5インチで35-40%の範囲となりそう。しかし華北部は90度から100度前半にもなる模様で、この地域ではストレスが増すことが予想される。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(7/18-22) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (74)  B (0.60/1) 
ベルト東部  A (76)  N (0.57/1) 
デルタ地域  A (82)  B (0.58/2) 

西部で降水量低下、東部で気温上昇。他の予報同様のホット&ドライで強材料。 

 

本日の発表等
1) コミットメントオブトレーダーズ報告

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  7月10日現在  事前予想     
とうもろこし  5,342 SHORT  2,600 LONG 
大豆  32,209 LONG  39,700 LONG 
大豆粕  30,650 LONG  33,400 LONG 
大豆油  10,646 LONG  16,600 LONG 

全商品で予想より少ない買い越し数量(コーンは買い越し予想に対して売り越し)。やや強材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

来週以降が予報通りにドライになったとき、土壌水分はどの程度残っているのかを4月以降の降水量をチェックしてみた。(平年100%)

州名  4月降水量平年比  5月降水量平年比  6月降水量平年比  4-6月降水量平年比 
インディアナ  71  103  104  92 
イリノイ  70  101  79  83 
ミネソタ  317  129  86  155 
オハイオ  96  137  86  106 
アイオワ  105  162  85  114 
ミズーリー  80  109  136  110 
ウイスコンシン  116  116  122  118 
ミシガン  95  206  95  126 
サウスダコタ  266  75  75  120 
ネブラスカ  108  200  45  120 

上記から見て取れるように、6月末までは中西部の殆どの所で土壌水分に不足はなかった。ただ降雨の殆どは4月5月に集中しており、6月以降の降雨が少なくなっている傾向がわかる。 

また7月に入ってからの各都市、各州の降雨量トータルを別途チェックしてみると、雨が殆ど降っていないことがわかる。中西部で7月以降に潤沢な雨が降ったといえるのは、インディアナ、イリノイ南部、オハイオ、アイオワ東部、ミズーリーに過ぎない。その他の地域の降水量トータルは0.5インチにも満たないところが殆ど。 

弊社のクロップサーベイにても、クロップの見た目はまだまだいい生育状態をしているが土壌の表層は乾ききっており、湿った土壌が出てくるには2-3インチ掘り下げなければ行けないという報告が入っている。クロップは6月までの貯金で今の状態を保ってはいるが、来週以降がホット&ドライになった場合には、ストレスからイールドの減少は免れないと言える。来週月曜日の天気予報が非常に大きなウエートを占める。(N) 

 

 

トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)