(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月18日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 大幅安寄付き、大幅安引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 SEP 216 - 16 3/4 221 1/4 216 216 1/2 -8 1/4 132109 -1166
01 NOV 224 1/2 228 1/2 224 224 1/4 -8 3/4 282 +19
01 DEC 229 - 28 233 227 228 1/2 -8 191998 +1812
02 JAN 233 236 1/2 231 1/4 231 1/4 -8 3/4 370 +1
02 MAR 237 1/2 - 37 242 1/2 236 1/2 238 -7 3/4 35077 +1003
02 MAY 243 245 1/2 241 241 3/4 -7 3/4 9718 +150
            398036 +1837

 

大豆     --- 大幅安寄付き、大幅安引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 AUG 511 - 09 522 1/2 509 513 3/4 -14 1/4 36927 -628
01 SEP 507 - 08 518 1/2 507 510 1/4 -14 3/4 20037 +156
01 NOV 507 3/4 - 10 518 507 510 -13 1/4 94893 +4277
01 JAN 509 - 11 520 509 512 1/2 -10 3/4 11094 -17
02 MAR 514 519 1/2 512 512 1/2 -10 1/2 12759 +718
02 MAY 510 - 09 517 509 511 1/2 -8 1/2 14716 +1664
            197587 +6889
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 17290 -200 AUG 1806 -63 SEP 288 3/4 -1 1/4  
SEP 16930 -310 SEP 1824 -66 DEC 302 1/2 -1 1/2  
OCT 16640 -310 OCT 1842 -64 MAR 312 3/4 -1  
DEC 16700 -290 DEC 1873 -73 MAY 315 -1

 

 

本日の相場の動き

 

天候急変、相場急落。

中西部の広範囲(ウィスコンシン・イリノイ・アイオワが中心でネブラスカ・オハイオ・インディアナにも)に昨日から本日にかけて雨となった。明日には止むと見られるが、週末に雨が戻るとの予報もあり、相場の雰囲気は急変した。ただ、本日も寄り付きで大量の売買があったものの、その後は値位置・注文量ともに比較的静かに推移した。

コーン

雨による大幅安寄付きの後は、商業筋の旺盛な買いに支えられた。しかし、やや値が持ち直すと投機筋が待っていたように売りを浴びせる展開となり、引けは寄り付きと同様のレベルとなった。中盤の上昇気運は、「雨の範囲と量は十分でなく、依然アイオワ等の主要産地でドライスポットが広範囲に残っている。」という見方も寄与した。また、先週伝えられた中国吉林省の輸出補助金の噂は間違いであり、国内取引用の補助金であったとの情報が流れたことも、中盤の相場要因の一つ。

大豆

昨日までの予報には無かった範囲の雨が昨晩から降り始めたことが、市場を驚かせ寄り付きが大幅安となった。とは言え範囲は限られていたことで相場はややレベルを切り上げたが、到底昨日レベルには届かなかった。大豆油がパーム市場と菜種市場の安値から崩れた。勢い大豆粕が比較的サポートされる形となり、大豆粕は比較的落ち着いた展開であった。

 

本日のファンドの動きは、コーン5,000コントラクトの売り越し、大豆2,500コントラクトの売り越しと見られている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日は比較的広範囲(全体の約40%)にわたって雨となった。最高気温は東部で80度中盤から西部100度台。本日は、アイオワとイリノイに集中して降っているが、明日には止む。週末には北部と東部中心に降雨が戻り、約35%の範囲をカバーする。昨日から本日にかけての降雨は、熱波によるストレスを和らげることに寄与する。コーンは約3分の1がシルキング段階に入っており、週末にはほぼ半分となる。大豆は、まだ天候による影響は少ない。

 

中国

本日から明日にかけて東北部の50%に雨がある。週末には、ドライになっている華北部の約50%に雨が予想される。同地域の雨は、現在熱波にさらされている作物に恵みとなる。

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

NWS 6-10日間予報(7/24-28)

 

  気温(平年) 降水量(平年)
ベルト西部 A (74) A (0.60/1)
ベルト東部 A (76) A (0.57/1)
デルタ地域 A (82) B (0.58/2)

 

本日の発表等

本日は主要な報告は無かった。

 

本日のトーメンの意見

 

朝起きて天気予報を確かめるまで何が起きるかわからない。が、本日NWSによる6-10日予報は高温・多雨を予報しており、ひとまず明日は本日の動きを続けるという見方か。ただ、本日アイオワ大学のウィズナー教授による新穀単収/期末在庫予想が発表されたが、コーン(135/14.1億)・大豆(37.5/1.98億)とされている。カンザス州立大学のターニー氏も、コーン単収を132.5〜134.4の範囲と予想した。天候による乱高下は今後も続こうが、生産量低下が相場のベースになりつつあり、相場レベル上昇傾向は依然強い。コーン・大豆ともに数セントを欲張らず、本日のような急落レベルでの確実な買いを勧める。

9月限コーンは約定最安値からまだ20数セント高である。6月末の最安値時点では、市場はトレンドイールド(137)以上を念頭に入れていた。しかしながら、受粉がほぼ半分終了しようとしている現在、今後雨が順調に降る可能性を考慮しても、単収137以上を予想するのは現実的ではない。つまり、今後9月限はどんなに下落しても190台前半になることは考えにくく、現在のレベルからの下落余地は今後理想的な天候になったとして10セント。農家売りの影響をプラスして10セント強。現レベルでの買いにリスクは少ない。( f )

トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)