(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月19日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、まちまちの引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 SEP 215 - 16 3/4 216 3/4 213 216 1/2 +0 130505 -1604
01 NOV 223 1/2 224 221 1/2 223 1/2 -3/4 261 -21
01 DEC 226 - 28 228 1/2 225 228 1/4 -1/4 190110 -1888
02 JAN   231 1/2 231 1/2 231 1/2 +1/4 367 -3
02 MAR 238 - 38 1/2 238 1/2 235 238 +0 34662 -415
02 MAY 240 1/2 242 1/2 239 242 1/4 +1/2 9780 +62
            393731 -4305

 

大豆     --- 安値寄付き、まちまちの引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 AUG 512 - 13 518 508 513 -3/4 34601 -2326
01 SEP 508 -08 1/2 514 504 509 -1 1/4 19262 -775
01 NOV 506 -08 513 503 507 3/4 -2 1/4 95160 +267
01 JAN 511 1/2 - 12 515 1/2 507 511 1/4 -1 1/4 11116 +22
02 MAR 511 -12 515 1/2 509 511 3/4 -3/4 12897 +138
02 MAY 508 514 507 512 1/4 +3/4 15041 +325
             
            195318 -2269
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 17360 +70 AUG 1805 -1 SEP 289 +1/4  
SEP 16960 +30 SEP 1826 +2 DEC 303 +1/2  
OCT 16610 -30 OCT 1838 -4 MAR 312 3/4 +0  
DEC 16640 -60 DEC 1873 +0 MAY 315 +0

 

 

本日の相場の動き

 

雨が継続、相場は静観。

好調な輸出成約と広範囲の雨が互いに効果を相殺し、久しぶりに静かな展開。

コーン

西部ベルトを中心に昨日からの雨が続きやや売り先行の展開となったが、下げきれず。下落阻止の立役者は、新旧穀合わせて160万トンにおよんだ週間輸出成約高。予想を大きく上回る好調な輸出に現物相場も反応、商業筋のプライシングもあり下げを本格的にさせなかった。また、お決まりの「雨は全範囲をカバーしているわけではなく、ドライスポットは依然苦しんでいる。」という見方も寄与した。日本が「12週間スターリンクコーンを与えたブタに、何ら影響が現れなかった。」と発表したことも好感された。

大豆

雨が全体を押し下げようとしたが、商業筋の買い意欲と雨の範囲についての懐疑的な見方が本格下落を阻んだ。方向性を見出せないせいか投機筋の活躍は少なく、久しぶりに相場は静かに推移した。輸出成約高は好調を維持。ルイドレファス社が、00/01年度の中国の大豆輸入量は1300万トンに達するとし、USDAの見込み1250万トンを上回ったことも好感。

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの売り越し、大豆1,500コントラクトの売り越しと見られている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日は、南西部(全体の約3分の1)に降雨。最高気温は80度台から90度台であった。同様の雨が同地域に明日まで続きそう。週末は、北西部中心に約3分の1の地域に雨が降る見込みで、最高気温は東部が80度台、西部は100度台中盤になりそう。今後5日間程度雨が続くことになり、特に西部の乾燥地域には恵みの水分となる。週末までにコーンの半分はシルキング段階を迎える。週末の水分補給度は相場にとってきわめて重要になる。大豆にも雨は好影響ではあるが、来月のさや付き本格化時期が最大の関心事。

中国

東北部には昨日・本日と雨となっている。ドライ懸念の大きい華北部は今週末に雨の予報。華北部の今月の降雨量は、平年の半分以下となっており、今週末の雨はその状態を少し緩和させる。

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

NWS 6-10日間予報(7/25-29)

 

  気温(平年) 降水量(平年)
ベルト西部 A (74) A (0.60/1)
ベルト東部 N (76) A (0.57/1)
デルタ地域 N/A (82) B (0.58/2)

東部ベルトの気温が平年並みになったことがやや弱材料。

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(7/12の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高 成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,327.3 325.1 46,629.9 48,383.6 7,549.8 692.7
大豆 333.0 251.0 27,725.0 26,472.2 2,091.8 1,669.0
小麦 545.6 0.0 5,578.8 6,244.3 3,385.8 0.0
大豆粕 100.7 32.6 6,082.6 5,617.3 734.0 182.2
大豆油 2.8 0.0 314.9 333.3 8.7 0.0

コーン・大豆・大豆粕すべて予想以上。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

良いタイミングで雨が降っている。コーン受粉が今後順調に推移する可能性が頭をちらつく。しかしながら、すでに受粉期を終えた約4分の1のコーンの一部には単収低下の被害があった。したがって、今後理想的に天候が推移してもトレンドイールド以上を期待するのは現実的で無く、つまり下値余地は6月末時点を上回る。コーン相場の下落は「うまく行っても」9月限200前半と念頭において判断すべき。( f )

(大豆)

コーン・小麦に追随する形は変わらないが、大豆粕・大豆油の需要増による値位置の底上げは続く。天候次第という感の強い他穀物商品に比べると、大豆は需給に最も強い要因を持っていると言える。搾油マージンは再び上昇に転じ、搾油量は減少する気配はない。8月の天候相場に向けて、底固い展開は続く。( F )

トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)