(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月20日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 大幅安値寄付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  210 1/2 - 13  213  208  209  -7 1/2  129704  -801 
01 NOV  219  219  215 1/2  216 1/2  -7  262  +1 
01 DEC  222 1/2 - 23 1/2  224  219 1/4  220 1/2  -7 3/4  191588  +1478 
02 JAN  226 1/2  226 1/2  223 1/2  223 1/2  -8  367   
02 MAR  232 1/2 - 34  234  229 3/4  231  -7  34295  -367 
02 MAY  236 1/2  239 1/2  234 3/4  235 3/4  -6 1/2  9851  +71 
            393969  +238 

 

大豆     --- 大幅安値寄付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 AUG  502 - 04  509 1/2  494  496  -17  34071  -530 
01 SEP  497 - 99  501  488  488 1/4  -20 3/4  18839  -423 
01 NOV  490 - 97  501  484 1/2  486 1/4  -21 1/2  93045  -2115 
01 JAN  498 - 502  504  490  490 1/2  -20 3/4  11230  +114 
02 MAR  499 1/2 - 500  505  491  492  -19 3/4  12610  -287 
02 MAY  500 - 01  504  491 1/2  494  -18 1/4  15521  +480 
            192591  -2727 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  17030  -330  AUG  1735  -70  SEP  283 1/4  -5 3/4  122.79 - 123.52 
SEP  16690  -270  SEP  1749  -77  DEC  298  -5   
OCT  16180  -430  OCT  1763  -75  MAR  309  -3 3/4   
DEC  16200  -440  DEC  1802  -71  MAY  311  -4 

 

 

本日の相場の動き

 

今日も雨、予報も雨。ファンド売り。

週末を控え、ファンドが手持ちのロングを一気に手仕舞ってきた。 

現在中西部に恵みの雨が降っていること、来週も引き続き雨予報がでていることが、受粉最中のコーンには大きく弱い材料とされた。また中国北部でも雨が観測され、更に弱い材料とされた。農家売りが全くでなかったこと、今週の輸出商談が活発である事、中国のコーン買い付けの噂などがサポート要因と考えられるも、週末を控えたファンドの売りは留まる所を知らず、ほぼ本日の安値引けとなった。 

大豆はコーン以上に今週、来週の降雨がイールドの改善をもたらすと考えられファンドの売りを呼んだ。中国が新穀にてUS産大豆の買い付けに入った事が確認されるも、サポートするには及ばず、引け間際に更にパニック的なファンド売りから大きく下げて、本日の安値での引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン5,500コントラクトの売り越し、大豆8,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

ベルトの南西部に引き続き降雨が見られる。この雨はベルト北部・東部へと移動し火曜日までにはトータルで80%の範囲に恵みの雨となる。来週も平年並み以上の降雨が引き続き期待される。気温も高め予報だが、充分な雨があるため穀物のストレスは大きく減少する見込み。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(7/26-30) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (74)  A (0.60/1) 
ベルト東部  A (76)  A (0.57/1) 
デルタ地域  A (82)  N (0.58/2) 

弱い材料。熱波にでもならない限り、雨があれば気温の上昇は問題ない。 

 

 

本日の発表等
1) コミットメントオブトレーダーズ報告

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  7月17日現在  事前予想     
とうもろこし  48,831 LONG  28,200 LONG 
大豆  43,819 LONG  35,700 LONG 
大豆粕  24,314 LONG  35,700 LONG 
大豆油  19,785 LONG  30,600 LONG 

コーンは弱気、大豆はニュートラル、大豆粕・大豆油はやや強気。 

 

2)キャトル オン フィード レポート 

 

  USDA  事前予想平均  事前予想幅 

7月1日飼養頭数 

 

106.0% 

 

105.2% 

 

103.5-106.4% 

 

6月導入頭数 

 

120.0% 

 

114.2% 

 

106.0-119.5% 

 

 6月マーケティング 

 

99.0% 

 

96.8% 

 

94.0-99.0% 

 

強気。予想以上にキャトルに対する需要が大きい。 

 

本日のトーメンの意見

 

ミネソタ南部、アイオワ中部・東部、ミズーリー東部、イリノイ南部・中部・北部とフィールドサーベイを行った。コーンはイリノイ南部・中部はすばらしいが、その他は概して平均的。ミネソタ南部では受粉まであと2,3週間はかかろうかという畑が殆どであった。アイオワ、ミズーリーは受粉は始まってはいるものの、ものすごく健康的なコーンとは言いがたかった。またイリノイ北部では6月のドライの影響で受粉を大きくミスしてしまった畑も散見された。広い中西部の一部を見ただけかもしれないが、2大産地のイリノイ、アイオワを見た限りでも137のイールドになるとはにわかに信じがたいものがある。今回回った地域は春先から5月までは充分過ぎるほどの雨があったが、7月に入って殆ど雨が降っていなかったという地域が多かった。確かに今週の降雨、来週予想されている降雨は恵みには違いないが、時すでに遅しとなっている畑も少なくはない。今日からあと5セント下げた場面からは買い始めたい。12月限でみても安値202-1/4から高値247の半値戻しは224。すでに半値戻し以上となっており、過度の期待は禁物と思う。

大豆はどの地域も小さいのが気になった。イリノイ南部でもコーン作付の後に長雨があり、大豆の作付は遅れた。葉が枯れたりということはまだなかったが、ドライの影響で開花数が少ないのが気になった。大豆で一番大切なのは8月の鞘付きであるが、7月の開花数も大きな比重を占める。イリノイ南部で会った農家は、コーンのイールドを200、大豆のイールドは残念ながら30-35しか見込めないと語ってくれた。素人目に見た場合にはやや小さい程度でこれからの改善が期待できそうに思えたのだが、開花数が少なくイールドの大きな向上は望めないという話であった。大豆11月限は417-1/2から538まで上がってきている。半値戻しは478。あと10セント下げた場面からは積極的に買っていっていい。(N) 

トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)