(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月23日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 SEP 206 - 06 1/2 209 1/2 204 1/4 209 1/4 +1/4 127529 -2175
01 NOV 213 1/2 217 1/2 213 217 1/2 +1 262  
01 DEC 217 - 18 221 215 1/4 220 3/4 +1/4 187994 -3594
02 JAN 222 224 1/4 219 1/2 224 1/4 +3/4 381 +14
02 MAR 228 1/2 231 226 1/2 231 +0 34076 -219
02 MAY 233 - 33 1/2 237 232 1/2 236 3/4 +1 9992 +141
            388767 -5202

 

大豆     --- やや高値寄付き、大幅高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 AUG 496 1/2 - 97 1/2 504 1/2 494 503 3/4 +7 3/4 33562 -509
01 SEP 488 1/2 - 89 1/2 500 486 1/2 499 1/2 +11 1/4 18201 -638
01 NOV 486 - 87 1/2 498 484 497 1/2 +11 1/4 88846 -4199
01 JAN 489 - 91 1/2 501 489 500 1/4 +9 3/4 10837 -393
02 MAR 492 - 93 503 490 1/2 503 +11 12693 +83
02 MAY 492 - 93 504 490 1/2 503 3/4 +9 3/4 15254 -267
            189706 -5885
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 17140 +110 AUG 1767 +32 SEP 283 1/2 +1/4 124.05 - 124.22
SEP 16810 +120 SEP 1783 +34 DEC 297 3/4 -1/4  
OCT 16410 +230 OCT 1797 +34 MAR 309 +0  
DEC 16430 +230 DEC 1829 +27 MAY 312 1/2 +1 1/2

 

 

本日の相場の動き

 

週末の降雨の見方はマチマチ。来週以降の気温の上昇予想から大豆は上げる。

週末の降雨が十分だとする見方と、まだ不十分だという見方に分かれた。

コーンは先週金曜日のファンドポジションが予想以上にロングであった事、週末の降雨と今週の降雨予報が恵みになるとの発想から弱い寄り付きとなった。一方大豆は先週来の降雨がコーンほどは恵みにはならないと考えられた事、行く先不明の輸出成約24万トンが発表され、中国がまた買いの気配を見せている事からやや高値での寄付きであった。

午前中はコーンの弱い地合に大豆がつられる場面も見られるが、先週金曜日の安値レベルでは底堅かったことからファンドの買いが入り、一気に値を戻した。来週の天気予報でまた気温の上昇を予報する予報家が出てきた事も、今後大切な時期を迎える大豆には買い材料とされた。コーンも大豆の上げにつられたこと、終盤商業筋の積極的な買いが見られた事から結局やや高値圏まで値を戻しての引けとなった。

本日のファンドの動きは、コーン7,000コントラクトの売り越し、大豆3,000コントラクトの買い越しと見られている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末にも広範囲で降雨が見られたが、降雨のなかった地域もあり、中西部全体に充分とまではいえなかった。相対的にベルト西部と北部に週末の降雨は集中した。

具体的に過去8日間の降雨量をみると、1.0インチの降雨が見られたのは全体の30%、0.5インチ以上の降雨が見られたのは全体の50%となっている。逆にいえば、全体の50%では殆ど雨が観測されていないことになる。また今週末までの予報は全体の40%が1.0インチ以上の降雨、60%の地域で0.5インチの降雨と予報されている。

降雨の見られた地域ではクロップの改善が見られるが、見られなかった地域ではストレスからイールドの減少が懸念される。大豆を筆頭に雨が必要な状況に変わりはない。

中国

週末に北部コーン・大豆地域では約1ヵ月振りといえる降雨に恵まれた。凡そ60%の範囲に0.50インチ以上の降雨が観測され、この前線は引き続き週末までにも75%の範囲に同様の降雨をもたらす見込み。すでに穀物はストレスからイールドの減少はまぬがれないが、まだ雨の必要な状況に変わりはなく、引き続き降雨が期待される。

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

NWS 6-10日間予報(7/29-8/2)

 

  気温(平年) 降水量(平年)
ベルト西部 A (74) N/A (0.60/1)
ベルト東部 A (76) N (0.57/1)
デルタ地域 A (82) N (0.58/2)

ニュートラル。

 

本日の発表等
1)輸出検証高(7月13-19日:千ブッシェル)

 

  発表数字 事前予想
コーン 39,951 35-45
大豆 9,820 6-10
小麦 15,285 12-16

どれも予想通りだがややサポーティブに取られた。

 

2)進捗率

 

  7/22 先週 昨年 平均
シルキング 55% 31% 71% 51%
ドウステージ゙ 11% 5% 13% 8%
大豆開花率 63% 41% 72% 58%
鞘着き 21% 9% 28% 18%

 

作柄 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い 今週の指数 先週の指数 昨年
コーン 3% 9% 29% 45% 14% 97.7 99.8 107.8
大豆 3% 9% 33% 45% 10% 97.5 98.5 103.8

良い/非常に良いがコーンで6ポイントも悪化しており、明日の強い材料。大豆も2ポイント悪化しているが予想の範囲内。

 

本日のトーメンの意見

 

先週の降雨はコーンにはやはり遅かったし、全体でいえば十分とはいえなかった。本日午後のクロップコンディションにてgood/excellentの合計は6ポイントも悪化している。週末と今週の降雨が予報通りであればここからの回復は若干見込まれるが、大きな改善はもうない。今日の安値レベルが今後の買いのターゲットとなってくる。今日もファンドは手仕舞いから大量に売りを入れてきたが、商業筋の買いがそれを吸収した。先週の輸出成約高や今日の輸出検証をみても需要は堅調に推移している。まだ天候相場にてアップダウンはもちろん望めるが、下値は大きくはない。

大豆のコンディションは予想通りとはいえやはり悪化していた。大豆は今後の天気次第でまだコーンよりは改善の余地は見られるが、それでも昨年並みにまで回復する事は簡単ではない。グローバルウエザーサービシズの評価では昨年より6.3ポイントも劣っている。トレンドイールドが確保されてはじめてそれなりの新穀期末在庫ができてくる。今の状況からイールドの低下は必死にて、再度上値トライの可能性が高いと考えている。11月限5ドル相場が今のクロップからみた適正価格にて、それ以下であれば安いという考えが無難。(N)

トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)