(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月26日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  223 1/2 - 23  224  215 1/2  218 1/4  -1  125344  -407 
01 NOV  231  231  224 1/2  226  -1 1/4  260  +2 
01 DEC  234 1/2 - 33 1/2  235 1/2  226 3/4  229 1/2  -1 3/4  190053  -658 
02 JAN  238  238 1/2  230 1/2  232 3/4  -2  378  -3 
02 MAR  244 - 43 1/2  244 1/2  235 1/2  239 1/2  -1 1/2  35596  +873 
02 MAY  248 1/2 - 48  249  242 1/2  243 3/4  -2 1/2  10295  +123 
            390268  +190 

 

大豆     --- 高値寄付き、まちまちの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 AUG  518 - 17  520  508  510 1/2  -1/4  30212  -569 
01 SEP  515 - 16  517 1/2  504  506 1/2  +0  17617  +51 
01 NOV  511 - 13  516  501  504  -1/4  87100  -327 
01 JAN  514 - 16  518  505 1/2  507 1/4  +3/4  10851  -240 
02 MAR  514 - 15  518  504  507  +0  13629  +355 
02 MAY  512 - 11  515 1/2  507  507 1/2  +1 1/4  15792  -35 
            183242  -657 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  17740  +10  AUG  1776  +14  SEP  281  -1 1/2  123.96 - 123.72 
SEP  17240  +10  SEP  1793  +11  DEC  294 1/2  -2   
OCT  16890  -10  OCT  1808  +15  MAR  305 3/4  -1 3/4   
DEC  16810  -60  DEC  1845  +18  MAY  307 1/2  -2   

 

 

本日の相場の動き

 

新規材料ない中ファンド売り

CBOTのプライスボードが技術的トラブルで数分間使えなくなるという混乱の中、高値から寄り付いた。 

コーンは、来週のアメリカ中部でのホット&ドライと週間輸出成約高の強い数字を受け、昨日の勢いを継続する形で始まった。来週ベルト各所で100度以上となる、またシカゴ地方でも水曜までに90度台半ばになるとの見方が大半を占め、前半の相場を底がたく推移させた。旧穀で120万トンという大きな輸出成約に加え、10万トン強の日本向け新規成約のアナウンスも好感された。 

大豆も鞘付け期にヒートとなることは重大なストレスにつながることから高値を維持。6月の大豆搾油数量が128.25百万ブッシェルと予想(127.5-128.0)を越えて6月としては過去最高となったことも支持要因となった。輸出成約高は予想以下だったが累計では依然高水準なため材料視されなかった。 

しかし、ラスト30分で相場は大きく反転。今日のトム・スキリング氏の予報に目新しい(強)材料がなかったことと、週末新たな雨予報を唱えるものが出てきたこと、そしてオーツが急落したのを発端に利益確定のファンド売りが殺到した。あっという間にコーンで5セント、大豆で10セントほど下げての引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,000コントラクトの売り越し、大豆3,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ホット&ドライ予報、見方分かれる。

米国中西部 

昨日はインディアナ、オハイオに0.25-1.25(所により2.75)インチの降雨があった。範囲は予報どおりベルト全体の25%にあたる。雨は明日から日曜にかけて西部ベルトに移り、55%の範囲に0.25-1.25(所により2.5)インチと予想される。週末の最高気温は70-80度。この予報どおりであればストレス軽減となるが、依然ミズーリ東部、イリノイ北西部、アイオア西部には来週ヒート&ドライとなる前に雨が欲しい状況。今週末雨に恵まれない地域では、遅めのコーン受粉、早めの大豆鞘付けに対してストレスとなりイールド減退となろう。その懸念があるのはベルトの約4分の1の地域と見られる。 

一方、セッション中にアナウンスされたトム・スキリング氏の予報に目新しい点がなかったことや一部の予報家が週末多めの雨を予想したことが本日後半の相場下落の一因となった。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(8/1-5) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (73)  N/B (0.57/2) 
ベルト東部  A (75)  B (0.50/1) 
デルタ地域  A (81)  N (0.54/1) 

降水量が一転して平年以下に。強材料。 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(7/19の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,219.0  212.1  47,856.2  49,038.2  7,934.1  904.8 
大豆  10.3  214.9  27,735.2  26,723.0  1,906.5  1,883.9 
小麦  706.8  0.0  6,285.6  7,060.1  3,686.5  0.0 
大豆粕  152.8  52.7  6,235.3  5,799.0  659.9  235.0 
大豆油  3.7  0.0  318.6  334.7  11.6  0.0 

大豆以外はすべて予想以上。 

 

本日のトーメンの意見

 

来週のホット&ドライを前にして、コーンと大豆の作柄がすでに1995年の同時期より若干悪くなっているのではないかとの声が聞かれる。確かに先週時点でのミネソタ、アイオワのコーンは軒並み背丈が1〜1.5mで受粉まで3週間を必要としており、水不足の状況を1983年以来最悪と言う農家もいた。それから来週がちょうど3週間目であり、ホット&ドライになるとしてもその期間が問題となる。新穀生産量も91-92億ブッシェルというのが現在のアナリスト平均だが、来週の天気しだいではさらなる減少が必死だ。需要に目を向けてみても最近中国からの輸出オファーが少なくなっており、米国産コーンの輸出が底硬くなってきている。

一方、大豆の作柄に関してもコーンより悪い、もしくは遅れているという見方が多い。これは作付時期がコーンと違うために大豆のほうがより多雨とドライのタイミングが悪くなったからであるが、加えて私立天気予報家の中には記録並みの高気温の可能性を示唆する者もいて、しばらく予断を許さない展開となろう。 

もちろん全ての予報家が強いホット&ドライを予測しているわけではなく、その期間の長さも言及できていない。しかし、上記の生育状況を考えると今後理想的な天候になったとしても目を見張るほどの下値は期待しがたい。(m) 

トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)