(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年7月31日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  214 - 15  219  213  218 3/4  +1 3/4  122675  -2257 
01 NOV  223 1/2  226 1/2  221 3/4  226 1/4  +1 3/4  231  -31 
01 DEC  225 1/2 - 26 1/2  230 1/2  224 1/4  230 1/4  +2 1/4  192562  -1296 
02 JAN  228 1/4  233 1/2  228 1/4  233 1/2  +2  366  -1 
02 MAR  235 1/2 - 37  240 1/4  235  240  +1 1/2  35899  -62 
02 MAY  241 - 41 1/4  244  240 1/4  243 3/4  +1/2  10533  -5 
            390498  -3476 

 

大豆     --- 安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 AUG  500 -00 1/2  514  499  512 3/4  +8 3/4  10864  -4660 
01 SEP  498 1/2 - 99  514  498  512 1/4  +8 1/4  21711  +1667 
01 NOV  498 - 500  516  495  512 1/2  +10 1/4  92030  +636 
01 JAN  502 - 03  517  500  514 1/2  +7 3/4  11678  +526 
02 MAR  505 1/2 - 05  516  502 1/2  514 1/2  +6  13768  +232 
02 MAY  503 1/2 - 04  517  501 1/2  516  +8  16330  +201 
            174799  -1237 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  17860  +300  AUG  1892  +72  SEP  278 1/2  +1 1/2  124.73 - 125.05 
SEP  17220  +200  SEP  1901  +60  DEC  292 1/2  +1   
OCT  16740  +60  OCT  1917  +64  MAR  303 1/4  +1/2   
DEC  16640  +120  DEC  1952  +63  MAY  305  +0 

 

 

本日の相場の動き

 

天候懸念、再燃。

コーンは、前半、作柄報告の予想以上のジャンプアップしたことと昨日の天気が予報より高温少雨であったことが相殺し値幅の小さい展開。寄り付きは安値からであったが、比較的薄商内の中しばらくもみあいが続いた。しかし後半は天気予報の内容に翻弄された。今週後半の天気が良いと聞くと下げ、その後やはり来週以降はホット&ドライと伝えられると上げた。コーン自体はすでに8割がシルキング済であり必要水量は減っていく時期であるが、大豆につられ上昇。その上げ幅も月末恒例ファンドのポジション整理売りのためいくらか制限されたと見られる。 

大豆も、作柄の大幅改善を材料に下値を探ったが来週以降の天候懸念と商業筋の買いから安値は続かなかった。急激とも言える作柄回復、特にミネソタ、アイオワ等ベルト西部で大きな改善があったわけだが、この報告に懐疑的な見方がされている。特にセッション後半、複数の予報家による高気温継続予報、最低でも2週間の少雨傾向といった予報は大豆生育のカギを握るタイミングに当たるだけに買い手を勢いづかせた。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの買い越し、大豆3,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

来週以降、ホット&ドライ予報続く。

米国中西部 

昨日のコーンベルトは概ねドライであったが、雨は今日と明日北西部に戻ってくる見込み。そして、木曜と金曜には東部でにわか雨が見られそう。雨量はトータル50%の範囲で0.25-1.0(所により2.0)インチとなる。今週の最高気温はやはり80から90度台。ドライ懸念があるのはイリノイで今週も雨には恵まれそうにないが、アイオワは明日雨となる。今週の熱波は予想されていたほどではないためイールド減少も限定的で、コーンベルトの3/4の地域では来週はストレスにならないと見られている。一方大豆は8月中頃まで引き続き雨は必要とされる。 

朝の予報は上記の通りであったが、昼の予報で今週金曜までの雨の範囲が55%(5%上昇)、木曜にはイリノイ北部とインディアナ北部にも雨が降ると訂正が入り、短期的には弱材料とされた。しかし、中期で見るとトム・スキリング氏の予報などでも変わらず数日後に高気温と伝えられこちらは強材料となった。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(8/5-9) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (73)  N (0.57/2) 
ベルト東部  A (75)  N/B (0.50/1) 
デルタ地域  N (81)  N (0.54/1) 

変わらずであるがドライパターンの継続ゆえやや強材料。 

 

本日の発表等
1)本日の大豆8月限受渡通知

 

  受渡日  数量(コントラクト)  契約最終日 
大豆  8/1  23  2/27 
大豆粕  8/1  none  no tenders yet 
大豆油  8/1  3,127  7/19 

大豆は小さい数字であり、商業筋の限受けの情報なく弱材料と見られる。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  7月24日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1999crop  0.2  unch  31.6  unch  1,389.5  1,421.3 
2000crop  531.2  -54.8  0.4  0.1  862.2  1,393.8 

−大豆− 

  7月24日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1999crop  0.1  unch      11.5   unch    275.3   286.9 
2000crop  68.1  -11.6      0.0   unch    244.9   313.0 

予想範囲内でニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

一旦の安値への警戒感は解けない。 

安値寄りつきからの力強い回復。酷暑を示す天気予報。買いサインを出すテクニカル分析。高値期待農家の売り渋り。堅調な輸出進捗。大豆の天候相場入り。イールド減少が確実なUSDA需給報告と事前予想。どの角度からコーン相場を見ても安値チャンスを待つのは常識的判断に見えない。しかしながら、これらの強気予測の前提となっているのは、あくまでもドライ予報だ。これが変化すれば、これら強気要因のほとんどが霧消する。受粉後作柄が64であることは厳然たる事実である。この増減の鍵は雨量のみが握っているにもかかわらず、減少が相場の「前提条件」になってしまっている。市場の大勢が強気に傾いているだけに、安値への警戒感を解くことはできない。( F )、 

 

(大豆) 

ファンドのロングは40,000コントラクトを超え警戒感も出ていた。しかも月末でクロップコンディションの改善から相当の利食い売りが予想されたが、そうはならなかった。相場の下支えは相当強い事が再認識できた事と思う。来週の月曜日に昨日同様の5ポイントの改善でもない限り、11月限484の最近の安値サポートを抜く事はないであろう。 

11月限5ドルは長い目で見た場合には安いものになるという考えは変わらない。(N) 

 

トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)