(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年8月7日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  216 - 17  217 1/4  214 1/4  216  +3 1/2  113085  -3431 
01 NOV  224 1/4  224 1/4  222 3/4  223 3/4  +3 1/2  230   
01 DEC  227 1/2 - 28 1/2  228 3/4  225 3/4  227 3/4  +3 1/2  195206  -36 
02 JAN  232 1/2  232 1/2  230  231 1/2  +3 1/2  382   
02 MAR  238 1/2 - 39  239 1/2  236 1/2  238  +3 1/4  37769  +272 
02 MAY  243 - 43 1/4  244  241 3/4  243 1/4  +3  10931  +92 
            387750  -3196 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 AUG  507 - 08  510 1/2  505  508 1/2  +7  2911  -1349 
01 SEP  505 1/2 - 06  509  502 1/2  506 3/4  +7 3/4  19972  -487 
01 NOV  499 - 500  502 3/4  495 1/2  500  +7 1/4  85314  -2602 
01 JAN  503 1/2 - 04  507  500  503 1/2  +7 1/2  14011  -66 
02 MAR  506 - 07  509  503 1/2  506 1/2  +7   14817  +309 
02 MAY  503 - 04  507  501  505 1/2  +7 3/4  16327  -1 
            163190  -3937 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  17490  +110  AUG  1864  +47  SEP  267  +2  123.70 - 123.99 
SEP  16980  +70  SEP  1878  +49  DEC  282 3/4  +3   
OCT  16380  +40  OCT  1892  +51  MAR  296  +3   
DEC  16270  +10  DEC  1925  +51  MAY  300 1/2  +4 1/2 

 

 

本日の相場の動き

 

作柄悪化、しかしUSDA報告を警戒。

コーンは、昨日の作柄報告が大きくダウンしたことで高値寄りつき。予報通りとはいえドライな天候が続いていることから今後のクロップへの心配が広がった。しかし、ファンド買いも続かず、オープニングからはほとんど値を上げられないまま中盤以降落ち着いた展開に。8/10のUSDA発表を見るまでわからないという気持ちとベルト南部から始まっている収穫によるプレッシャーが要因と見られる。 

大豆も、予想を下回る作柄報告にジャンプスタート。若干上昇予想であったところにアイオワ、オハイオといった主産地での悪化が顕著であったことで余計に嫌気された。同時に鞘付け終了が57%と、引き続き水が必要な時期にドライな気候となっていることも作用した。しかし終盤、ファンドのまとまった利益確定売りが入ったことと今週後半の雨の程度を考慮する必要があるとの見方から、やや値を下げての引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,800コントラクトの買い越し、大豆2,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

引き続き今日もホット&ドライ。

米国中西部 

予報どおり昨日はベルト西部を中心に多くの地域で最高気温が90度台になった。この天候パターンは明日まで続き、次の降雨は木曜の北西部と南東部、金曜の南東部で土曜には止む。トータルで50%の範囲に0.25-1.0(所により2.0)インチの雨量となりそう。州別ではミネソタ、インディアナ、オハイオがこの雨の恵みを受ける。今後の最高気温の移り変わりは、金曜まで90度台で週末は80度台になる見込み。 

昼の予報でも木曜から金曜にかけて雷雨の発達が伝えられたが、雨量と範囲は変わらず。引き続きベルト東部では木曜まで平年以上の気温、西部でも水曜まで暑くなるとされた。来週の雨は月曜にベルト西部で可能性がある。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(8/12-16) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (68)  N (0.54/1) 
ベルト東部  N (71)  B (0.50/1) 
デルタ地域  A (78)  A (0.54/1).0 

西部で高気温、東部で少降水量で強材料。 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  7月31日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1999crop  0.2  unch  31.6  unch  1,389.5  1,421.3 
2000crop  471.8  -59.4  0.4  unch  921.7  1,393.9 

−大豆− 

  7月31日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1999crop  0.1  unch      11.5   unch    275.3   286.9 
2000crop  58.4  -9.7      0.0   unch    254.6   313.0 

ニュートラル。 

 

2)本日発表アナリスト予想平均 

(単位:生産量=千ブッシェル、イールド=ブッシェル/エーカー) 

   

平均 

 

レンジ 

 

01/02USDA(7/11) 

 

00/01USDA 

 

コーン生産量 

 

9,297 

 

9,148-9,440 

 

9,495 

 

9,968 

 

大豆生産量 

 

2,870 

 

2,785-2,915 

 

2,935 

 

2,770 

 

コーンイールド 

 

134.239 

 

132.0-136.2 

 

137.0 

 

137.1 

 

大豆イールド 

 

38.549 

 

37.5-39.2 

 

39.5 

 

38.1 

 

8/1時点でのコンディションをベースに予想されたもの。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

昨日の作柄悪化に対する反応としては今日のマーケットは迫力に欠けていた。USDA発表の前でもなければもう一段の上昇があってしかるべきところ。その発表へのアナリスト予測が出揃ったが昨日までに発表されたものも多く含まれ、作柄悪化をどれだけ見込んでいたか疑問が残る。USDA発表はアナリスト平均より下になるのではないか。 

あくまでも余談だが、今日ネブラスカで地下水不足のため灌漑設備が働かなくなった地域がある。主産地ではないためそれほどインパクトがあることではないが、一つの指標にはなる。(M) 

 

(大豆) 

過去20年間の統計では、実際の大豆生産量が8月の需給報告の大豆生産量予想より多かった事は7度しかない。また昨年登場した中国産アブラムシはイリノイを中心にイールドを減少させ、今年もまたイリノイ北部、ウイスコンシン南部、アイオアにてその発生が報告されている。その他にも伝統的な大豆需要害虫の発生が水分不足が言われるミシガン、オハイオでもレポートされつつあり、今後更にイールドの減少が懸念される。 

今日発表のあったアナリスト平均による大豆生産量予想は28億7,000万ブッシェル。需要が増えつづけている中、この程度の数字が確保できなければ、すぐさま期末在庫の減少につながる。中国の大豆買い付け、ヨーロッパ、フィリピンの大豆粕買い付け、アメリカ国内の好調な飼料用大豆粕需要、世界油糧種子の生産調整からくる大豆油への需要、などなど需要は大きな口をあけて待っている。保守的なUSDAですら、もしアナリスト平均を割り込むような生産量予想を出してくれば、11月限5ドル50程度までの上昇も考えられる。 

弱気材料としては南米の10%とも言われる作付面積の拡大が挙げられるが、それがマーケットに評価されるのはまだ先。(N) 

 

本日、写真による週間定点観測を更新いたしました。ご参照ください。

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)