(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年8月8日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  216 1/2 - 16 3/4  218 3/4  216 1/4  217 1/2  +1 1/2  110854  -2231 
01 NOV  224 3/4  226 1/2  224 1/4  225 1/2  +1 3/4  229  -1 
01 DEC  228 - 28 1/2  230 3/4  228  229 1/2  +1 3/4  199706  +4500 
02 JAN  234  234  232 1/2  233 1/2  +2  382   
02 MAR  238 1/2 - 38 3/4  241  238 1/2  239 3/4  +1 3/4  37887  +118 
02 MAY  243 1/4  245 1/4  243 1/4  243 1/2  +1/4  11009  +78 
            390458  +2708 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 AUG  509 - 10  518  509  518  +9 1/2  2421  -490 
01 SEP  508  513 3/4  506 1/2  510 1/2  +3 3/4  19710  -262 
01 NOV  501 - 02  507 1/2  500 1/2  502  +2  86635  +1321 
01 JAN  504 1/2 - 05  510 1/2  504  504 3/4  +1 1/4  13965  -46 
02 MAR  508 - 09   514  507 1/2  507 3/4  +1 1/4  14554  -263 
02 MAY  505 - 06  510 1/2  505  506 1/2  +1  16628  +301 
            163799  +609 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  17460  -30  AUG  1878  +14  SEP  268 1/2  +1 1/2  122.87 - 123.24 
SEP  16970  -10  SEP  1890  +12  DEC  284 1/4  +1 1/2   
OCT  16340  -40  OCT  1904  +12  MAR  297  +1   
DEC  16250  -20  DEC  1937  +12  MAY  301 1/2  +1 

 

 

本日の相場の動き

 

昨日のフォロースルー VS USDA発表前。

コーンは、天候(高気温)懸念で上げた大豆につられた形で高値推移。明日発表の輸出成約高が90-120万トンになると予想されることと、昨日話に出たネブラスカでの水不足による灌漑設備ダウンも強材料として作用した。しかし、来週の天気については見方が分かれること、8/10を前にした動き辛さから値幅の狭い展開から抜け出せなかった。 

大豆では、幾つかの予報で来週後半再び暑くなるとされ売りを抑制。昨日の上げの勢いも持続し、11月限が早々に20日移動平均線を超えたこともテクニカルに強いサインととられた。期待されていた台湾向け54,000トン成約のニュースも一因。しかし終盤、ファンドの売りが入り落ち着きを取り戻したが、期近限月は大手搾油メーカーの受渡引受によりタイト感が増し大きく上げきって引けた。マーケットでは最近のドライな天候から、8/10の発表よりさらにクロップサイズが小さくなるのではとの見方も広がっている。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの買い越し、大豆2,800コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

今日までホット&ドライ継続。来週の天気は不透明。

米国中西部 

やはり昨日もホット&ドライで最高気温90度台のところが多かった。この天候パターンは今日いっぱい続く。朝の予報では、次の雨は今夜遅くから明日にかけて北西部で降り始め、明日の夜から金曜にかけてベルト中部で発達し、土曜には止む見通し。雨量はトータルで0.25-1.0(所により2.0)インチ、範囲はベルトの50%になる。降雨の中心を州別で見ると昨日の予報からやや東へずれ、イリノイ、インディアナ南部とオハイオになる見込み。今週の最高気温予測は変わらず金曜まで90度台で週末は80度台。 

その後、昼の予報で今週の雨の範囲が若干減り45%に。一方、週末はドライとの予報であったがカンザスとネブラスカ(ベルト15%)で0.25-1.0インチ程度の雨の可能性が伝えられた。 

今週の雨はベルト全体(特に西部)のクロップに恵みとなるほど広範囲には及ばない。土壌水分は依然アイオワとミネソタで不足気味であると伝えられる。また最近、高気温が夜まで続きなかなか下がらない傾向が続いており、来週以降の雨と平年並みの気温が期待される。 

ヨーロピアンモデルとカナディアンモデルによると6-10日間予報は平年並み。しかし、USモデルでは昨日以上のホット&ドライとされ意見が分かれている。ブリッジニュースGWSでも来週後半は熱くなると伝えられた。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(8/14-18) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (68)  N (0.54/1) 
ベルト東部  N/A (71)  N (0.50/1) 
デルタ地域  A (78)  N/B (0.54/1).0 

東部でやや気温上昇も降水量も平年並みに増加でニュートラル。 

 

本日の発表等
1)レイヤー&ブロイラー導入レポート (百万ブッシェル)

 

  今週  先週 
レイヤー  103%  101% 
ブロイラー  104%  103% 

予想の上限でややサポーティブ。 

 

本日のトーメンの意見

 

旧穀と新穀の農家売りはそれぞれいつ出てくるのか。

(旧穀)8/2時点でローンに入ったまま償還されていないコーンは531.4milBu(昨年同期737milBu)、大豆は68.1milBu(118.9milBu)。この数字からも昨年見られたほどの農家売りプレッシャーは今年はない。現在80-85%の旧穀がすでに売却済と見られ、例年の傾向では残りも3-6週間内に売りに出されるはずである。その理由は、農家は新穀をクリーニングした自家サイロビンに入れるために収穫前に旧穀を売る傾向にあること。では、今年はどうかと言えば、まだ皆が新穀のイールドに疑心暗鬼であり、旧穀の値段も当然新穀に連動することから、8/10の発表かその後の大豆の天候相場を見る為に8月半ばまでは待つ農家が多いと考えられる。
もしまとまった旧穀売りが出てくるとすれば、それはシカゴが農家にとって魅力的と言われる12月限c250レベルになった時である。近々このレベルに達するとは想像しにくいことから、やはりUSDA発表と天候相場の大豆を見つつ8月後半から9月初旬にかけて失望売りが出ることが考えられる。 

(新穀)現在売却済の新穀は、20-25%というのが一般的なところ。シカゴの農業新聞によれば、イリノイの農家は2/28の段階で20%を売却しており、1/24であった昨年と比べ1ヶ月の遅れとなっていた。しかし、その後今夏のラリーによって値位置がかなりLOAN RATEを上回ったレベルになっているため、それが新穀売りを後押ししている。よって、農家売りは収穫時で30%、収穫終了までに40-50%と例年をやや上回る程度の進捗となる見込み。 

つまり、旧穀売りは大きなプレッシャーにはなり得ず、新穀もすでに例年以上のペースで売られており、ハーベストプレッシャーへの過大な期待は危険。(M) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)