(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年8月13日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  222 1/2 - 23  225 1/4  221 3/4  224 3/4  +2 3/4  102727  -5378 
01 NOV  230  234  230  233  +3  228  +4 
01 DEC  234 3/4 - 35 1/4  237 1/2  233 3/4  237  +2 3/4  207442  +6618 
02 JAN    241  241  241  +2 3/4  385  +3 
02 MAR  244 - 44 1/4  247  243 3/4  246 1/2  +2 1/4  40929  +2631 
02 MAY  248 1/4 - 48 1/2  250 1/2  248  250  +1 1/2  11388  +17 
            394152  +4441 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 AUG  519  525  515  524 1/2  +5 1/2  641  -735 
01 SEP  517 1/2 - 18  524  513 1/2  522 1/4  +6 1/4  18928  -64 
01 NOV  513 - 14  520  510 1/2  518  +6  90694  +3336 
01 JAN  516 - 16 1/2  523 1/2  514 1/2  522 1/2  +7 3/4  13905  +317 
02 MAR  519  525  516 1/2  524 1/2  +7 3/4  14308  +233 
02 MAY  514 1/2 - 15  519 3/4  513  519  +5 3/4  17178  +714 
            166358  +4375 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  18020  +290  AUG  1923  +22  SEP  271 1/2  +1 1/4  121.60 - 122.38 
SEP  1790  +320  SEP  1930  +20  DEC  287 1/2  +2   
OCT  17050  +260  OCT  1950  +26  MAR  300 3/4  +1 1/2   
DEC  16970  +240  DEC  1983  +24  MAY  305  +1 1/2 

 

 

本日の相場の動き

 

作柄悪化を先取り予想。ファンド買いから上昇。

とあるコミッションハウスから本日発表の作柄報告にて、コーン・大豆ともに5-10ポイントものダウンが予想されたとの噂が相場の上げにつながった。 

コーンはその他にも、輸出検証高が好調であったこと、高値にもかかわらず農家売りが全く見られなかったことがサポート要因となった。しかしながら今週中国が70万トンのメイズを輸出成約するとの噂、金曜日発表のファンドポジションがやや弱気であったこと、すでに南部コーンベルトでは収穫が始まっていることが弱い材料と取られ、大きな上げにはつながらなかった。 

大豆も輸出検証が好調であったこと、今週の天気も雨が少なく大豆にはストレスが加算されるとの見方、台湾のUS産大豆買いのニュース等が更に買いに勢いをつけた。ただ本日の高値では農家から平均以上の売り物がでたことがやや頭を抑えた。 

本日のファンドの動きは、コーン2,500コントラクトの買い越し、大豆1,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

今週は平年並みの気温にややドライ。

米国中西部 

週末は平年並みの気温だったが、雨は少なかった。南部と東部の一部に0.25-1.0インチの降雨が15%の範囲で見られた程度。今週も平年並みの気温が続く。降雨は南部を中心にトータルで60%の範囲に0.25-1.25インチを予報。雨を逃す西部ベルトを中心に大豆はストレスから更にイールドの低下が予想される。コーンは水分が必要な時期は過ぎており、今週以降の気温の低下は恵みといえる。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(8/19-23) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N (68)  B (0.54/1) 
ベルト東部  B (71)  B (0.50/1) 
デルタ地域  B (78)  A (0.54/1).0 

気温は下がるものの降水量が少なくやや強材料。 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(8月3-9日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  52,408  38-45 
大豆  12,140  6-12 
小麦  14,281  15-20 

コーン、大豆はややサポーティブ。小麦はやや弱気。 

 

2)進捗率 

 

  8/12  先週  昨年  平均 
ドウステージ  54%  35%  60%  45% 
デントテージ゙  20%  9%  23%  14% 
大豆開花率  95%  89%  95%  92% 
鞘着き  74%  57%  80%  69% 

成長進捗はニュートラル。 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  今週の指数  先週の指数  昨年 
コーン  4%  10%  29%  45%  12%  95.5%  97.8%  105.8% 
大豆  4%  11%  31%  43%  11%  96.5%  98.5%  102.3% 

良い/非常に良いがコーン・大豆ともで3ポイント下落。予想の範囲内。 

 

3)コミットメントオブトレーダーズ 

 

コーン  15,015 LONG 
大豆  15,883 LONG 
大豆粕  21,494 LONG 
大豆油  19,077 LONG 
小麦  9,071 LONG 

大豆はやや弱い材料、他は全てニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

作柄がだんだん見えてきた。今日の作柄もほぼ市場の予想通りではあるが、GWSの評価では、今年一番の低い数字となっている。外的環境は7月と一緒ではないが、7月の高値を付けた時より悪い作柄評価であり、更に高値を目指しても不思議ではない。

思い起こせば今年の作付は遅かった。コーンは間に合った所が多かったが、大豆は5月の雨で作付が大幅に遅れた。それにもかかわらず、今日の進捗では開花・鞘付きともに平年以上の進捗となっている。これはひとえに7月以降の’暑さ’によるものであり、進捗が早いことがそのままダメージが多いという証拠にもなる。 

しかし作柄が見えてきたこともあり、ここから思惑での大きな上げは難しい。再度新高値を目指す展開が一度はあるであろうが、南部から収穫が始まっている事もあり、せいぜい新高値を抜くかどうか程度の上げで終るのではないか。ここ数年、相場は相場要因の織り込みを早くする傾向がある。収穫というハーベストプレッシャーという相場要因がもうすぐ取り上げられる。ただこの作柄から下値はもちろんサポートされる。9月限コーンは215を割れば買い、大豆9月限は505を割れは買い。前から何度も述べてきたが、12月コーン225、11月大豆500は長い目でみて負けることはない。 

今日から金曜日までの日程で、恒例のプロファーマーの中西部ツアーが始まっている。弊社シカゴ事務所からもタック・森が参加している。またそれとは別にイリノイ・アイオワのサーベイにも出かけている。現在入っている情報では、ネブラスカはやや水分不足が見られ、成熟する前に立ち枯れしてしまっているコーン・大豆が2,3箇所見られたという程度にて詳細は入ってきていない。今後レポートしていきたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)