(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年8月15日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  222 - 22 1/2  222 1/2  218  219 1/2  -2 1/4  95644  -3453 
01 NOV  227 1/4  229  226 1/2  227 3/4  -2  204   
01 DEC  234 1/4 - 34 1/2  234 3/4  230  231 3/4  -2 1/4  214282  +3208 
02 JAN  236 3/4  237  234  235 1/2  -2 1/2  397  +12 
02 MAR  243 3/4? - 34  244 1/4  240  241 3/4  -2  41955  +1112 
02 MAY  247 3/4  248  243 3/4  245 1/4  -2  11579  -28 
            395100  +750 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  513 1/2 - 14  519  505 1/2  517 1/2  +6 3/4  18675  -268 
01 NOV  510 1/2 - 11 1/2  515 1/2  502 1/2  513  +5 1/2  91815  +2072 
02 JAN  516 - 16 1/2  519  507  516 3/4  +4 1/2  14278  +248 
02 MAR  517 - 18  521 1/2  511  520  +5  14174  +6 
02 MAY  514 1/2 - 15  518  507 1/2  517  +4 1/2  17733  +115 
02 JUL  511 1/2  518  507  516  +3 1/2  9061  +66 
            168055  +1950 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  17520  +210  SEP  1888  -7  SEP  266 1/2  -2 1/4  119.37 - 120.13 
OCT  17100  +270  OCT  1903  -6  DEC  282  -2 1/4   
DEC  16950  +240  DEC  1932  -11  MAR  295 3/4  -2   
JAN  16740  +220  JAN  1945  -12  MAY  301 1/2 

-1 3/4 

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーンはファンド売り、大豆はファンド買い。

コーンはファンドが大量に売りを入れた。西部ベルトに続いている降雨が少なからずコーンにも恵みになるという考え、中国が明日の輸出テンダーを正式にアナウンスしたこと - トン数は明らかにされていないが100-300万トンと言われている、西部ベルトを中心に農家売りが見られたことなどが弱気材料となった。一方、プロファーマーからの途中報告でコーンの主産地イリノイ、アイオワの状況が良くないと伝わったこと、下値では商業筋のプライシングタイプの買いが入っていたこと、大豆・大豆粕につられた事から安値からはやや値を戻しての引けとなった。 

大豆は雨が弱い材料となるも、弱い材料は終日雨だけであり、安値が続かないと見るや売りにまわっていたファンドがすぐに買いに転じた。コーン同様、プロファーマーからの報告で大豆主産地のイリノイ、アイオワのイールドが良くないと伝わった事、明日発表のNOPAの搾油レポートで好調な搾油量がアナウンスされるとの思惑、台湾、フィリピン、CCCなどの大豆3品への輸出商談が見られたこと等が強気材料とされ値を上げての引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン5,000コントラクトの売り越し、大豆3,000コントラクトの買い越しと見られている。今日現在のトータルでは、フューチャーズのみでコーン39,000コントラクトの買い越し、大豆31,000コントラクトの買い越しと見られている。ちなみに今までの買い越しの最高はコーン141,000コントラクト、大豆59,000コントラクトとなっている。 

 

プロファーマーツアー 

昨日のクロップツアーが出した予想数字はコーンのイールドで、インディアナが141ブッシェル(昨年の予想が137)、ネブラスカが128ブッシェル(昨年が112)。大豆の鞘付き数で、インディアナが1,339個(昨年が1,401個)、ネブラスカが1,244個(昨年が1,257個)であった。弊社タック・森からのレポートではもう少し低い数字を想定していたが、たまたま他の参加者のサーベイした畑が良かったという結果かもしれない。昨日のサーベイ結果は、本日の相場でははやや弱気材料とされていた。 

本日の途中報告では、西部アイオワから中部アイオワにかけてのコーン・大豆畑は昨年よりも悪そうだという。午前中にサーベイしたいくつかの畑ではコーンのイールドが110-141(昨年132-139)、大豆の鞘付き数も634-960とやや平均を下回っている。またイリノイからのサーベイレポートも良くない。参加者からの感想は総じて例年を下回るイールド予想となっている。午前中にサーベイした畑の平均ではコーンのイールドが130程度。昨年実績では160-170となっている。また大豆の鞘付き数は1,300程度。これも昨年は1,400-1,500であった。本日のプロファーマーからのレポートは今日のマーケットの後半から強い材料とされた。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

8月前半は少雨であった。 

昨日はネブラスカ、アイオワを中心に全体の30%の範囲に0.25-1.0インチの降雨が見られた。このシステムは今後東部へと移動し、トータルで65%の範囲に0.25-1.0インチの降雨量となる見込み。気温は平年並み。 

現在土壌水分が不足していると思われる地域は、オハイオ北部、インディアナ北部、イリノイ中部、ミズーリー、ミネソタ南部、サウスダコタ等となっている。 

また8月前半の中西部への降雨量をおさらいしてみると、全体の80%の地域は平年の75%以下の降雨量、更に全体の50%の地域は平年の50%以下の降水量、更に全体の20%の地域は平年の25%以下の降雨量となっており、8月前半がいかにコーン・大豆の生育に恵まれなかったが見て取れる。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(8/21-25) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/A (68)  N (0.54/1) 
ベルト東部  N (71)  N/A (0.50/1) 
デルタ地域  B (78)  A (0.54/1).0 

昨日より東部ベルトの降水量予報が増加。やや弱気か。 

 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  8/14/01  8/7/01 
CORN  56  47 
BEANS  74  65 
OIL  69  65 
MEAL  73  68 
WHEAT  30  29 

識者の見方は強気。 

 

2)サフラス 

サフラスよりブラジル農家の大豆売り状況の見積りがアナウンスされた。それによると旧穀の売りは88%(昨年同時期84%)、新穀は15%(昨年同時期5%)と考えられている。昨年よりすでに多く売られていることから、今後の売り速度が鈍ると見られ、相場にはややサポートディブと見られている。 

 

本日のトーメンの意見

 

この時期に大豆の作柄が改善する為には1インチの降雨量が必要という。0.25-0.75インチでは、状態を保つ事はできても改善させるまではいかない。8月前半を振り返ってみると、1インチ以上の降雨が見られたのは全体の20%に過ぎない。残りの80%はせいぜい同じ状態を保っているか、悪化してしまっている。もうほぼタイムリミットも来てしまった。今後の雨は鞘に入った大豆を大きくする事には役立つが、鞘が増えるまでは期待できない。今日の相場が下値が堅いことをよく表している。9月限505、11月限500は抵抗ライン。ここから買い下がることができればいいが、ちょっと手前から買いを入れていくことが無難か。

コーンは今日ファンドが大量に売りを入れた。コミッションハウスによって数字にやや幅があるが、5-8,000コントラクトの売り越しと言われている。これを支えたのが商業筋のプライシング。下値は強くサポートされている。9月限215から買い下がることができればいいが、やはり大豆同様ちょっと手前からの買いが無難。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)