(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年8月21日

 

本日の相場

とうもろこし  --やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  215 - 15 - 1/2  216 1/4  213 1/2  215 1/2  +3  86955  -4432 
01 NOV  222  223 1/2  221 3/4  223 1/2  +3  237   
01 DEC  227 - 27 3/4  228 3/4  237  227 3/4  +2 3/4  224138  +1108 
02 JAN  231 3/4  232 1/2  242  231 3/4  +2 3/4  422   
02 MAR  238 1/4 - 38 1/2  239 1/2  246  238 3/4  +2 3/4  45224  +866 
02 MAY  242 - 42 1/4  245  247  243 3/4  +2 1/2  11623  -68 
            400898  -2213 

 

大豆     --- まちまちの寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  490 - 90 1/2  494  486 1/2  491 3/4  +2  18021  -461 
01 NOV  486 1/2 - 87 1/2  494  483  492 1/4  +5 1/2  92068  -1555 
02 JAN  493 - 93 1/2  499 1/2  489 1/2  497 3/4  +5 3/4  15113  +425 
01 MAR  497 - 98  504  494  502 1/2  +6 1/2  14656  +339 
02 MAY  496  504  493  503  +7 3/4  18089  +483 
02 JUL  496 1/2 - 97  503 1/2  495 1/2  503 1/4  +6 3/4  9444  +61 
            169573  -596 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16920  -20  SEP  1777  -2  SEP  268  +1 3/4  119.63 - 119.92 
OCT  16530  +70  OCT  1792  -2  DEC  283 1/2  +2 1/4   
DEC  16510  +170  DEC  1819  -9  MAR  296 1/2  +1 3/4   
JAN  16530  +180  JAN  1836  -9  MAY  302 1/2 

+1 1/2 

 

 

 

本日の相場の動き

 

弱い作柄悪化インパクト

コーンは、昨日発表の作柄が予想以下であったこと、そして日本が未承認遺伝子組換え農作物の飼料混入を1%まで認めるとのニュースから高値寄り付き。依然不透明な中国の輸出姿勢も上げムードを演出した。しかしこのレベルでの買いの勢いは弱く、長く続かなかった。逆に今週ベルト東部から収穫が始まっており、ハーベストプレッシャーもあったものと思われる。 

大豆は、悪い作柄発表にも関わらず今週の雨予報と相殺でまちまちの寄り付き。作柄についても先週後半の雨がまだ加味されていないと見なされた。また、昨日の売られすぎ感があったことも作用した。終盤、今週の雨が十分な量ではないとの見方がなされ徐々に上昇。そのまま波乱無く引けた。 

本日のファンドの動きは、コーン500コントラクトの買い越し、大豆500コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今週の雨予想範囲やや拡大、しかし雨量は十分か? 

昨日は概ねドライであった。現在雨はネブラスカで発達中で、ミズーリ北部、アイオワ中部、ミネソタ南部でも雨が降っている。今日の最高気温は60度後半から80度半ば。雨は今夜北部で範囲を広めた後、水曜夜までにベルト中部へ移動。木曜から土曜にかけてベルト西部へ戻る見込み。雨量はトータルで0.25-1.25(所により2.0)インチ、範囲はベルト65%に及ぶ予想。今週の気温は平年並みをやや上回る程度。 

引き続き大豆には雨が必要な時期であり、今週の雨の恩恵を受ける地域では大豆イールド改善につながる。依然ドライスポットが見られるのはミネソタ南西部で、今週も雨の可能性が低く大豆イールド減少が懸念される。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(8/27-31) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N (68)  N/B (0.54/1) 
ベルト東部  B (71)  N/B (0.50/1) 
デルタ地域  B (78)  A (0.54/1) 

全域で気温低下、しかし東部と西部で降水量が平年以下へ。ニュートラルからややサポーティブ。 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  8月14日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1999crop  0.2  unch  31.6  unch  1,389.5  1,421.3 
2000crop  414.6  -30.7  0.9  0.3  978.4  1,393.9 

−大豆− 

  8月14日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1999crop  0.1  unch      11.5   unch    275.3   286.9 
2000crop  48.5  -5.1      0.2   0.1    264.3   313.0 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

今日のマーケットのオープニングは力強さに欠けていた。昨日の作柄悪化、日本の未承認遺伝子組換え農作物の1%容認といった材料の割には、寄り付きはコーンで2セントアップ、大豆は昨日と変わらずにとどまった。GMOの件は依然として選別コストがかかることには変わりなく、食品用にはまだ容認されないことから今日時点でのインパクトは限られた。しかし作柄悪化に関してはもう一段の高値寄り付きが予想されていたにも関わらず、である。これは徐々に作柄改善が織り込まれてきたからに他ならない。

大豆の天気相場が続き、明日も雨量が減った6-10日間予報によって若干の上げが予想されるが、まだまだイールド改善(特に大豆)には十分な時間がある。 

 

トピックを一つ。この所、新たな遺伝子組換えコーンが米国で承認された。これは「Rootworm(ルートウォーム)」と呼ばれる害虫に抵抗性を持ったコーンで、もちろん日本ではまだ未承認である。米国、特にイリノイではこの害虫による被害が大きく、種子価格によっては使用に踏み切る農家も少なくないと思われ、ある大手穀物メジャーがこの新種流通による混乱を懸念していると伝えられた。常識的にスターリンクの二の舞をするわけはないが、注意が必要。(m) 

 

本日、写真による週間定点観測を更新しました。ご参照下さい。

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)