(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年8月23日

 

本日の相場

とうもろこし  --安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  213 1/2 - 14 1/4  219 1/2  212  219  +3 1/2  79552  -4077 
01 NOV  222 1/4  228  220 1/4  227 1/4  +3 3/4  278  +23 
01 DEC  226 - 26 1/2  233  224 3/4  231 3/4  +3 3/4  224908  +1487 
02 JAN  231  235 3/4  229 3/4  235 3/4  +4  422   
02 MAR  237 3/4 - 38  244 1/2  235 3/4  243 1/4  +4 3/4  47150  +579 
02 MAY  243  249  241  248 1/2  +4 3/4  11164  -93 
            396470  -1887 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  482  484  473  481 3/4  -5 3/4  17154  -148 
01 NOV  480 3/4 - 81 1/2  484  473 1/2  482 3/4  -4 1/4  90599  -826 
02 JAN  486 1/2 - 87  489 1/2  479 1/2  488 1/4  -4 1/4  15797  +665 
01 MAR  491 1/2 - 92  493 12  485  493 1/4  -4  14563  +97 
02 MAY  491  494 1/2  485  494 1/4  -3 1/4  18136  +91 
02 JUL  492  494?  485 1/2  494  -4 1/2  9483  -52 
            167939  -147 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16620  -120  SEP  1715  -16  SEP  277 1/4  +7  119.69 - 120.32 
OCT  16340  -110  OCT  1730  -17  DEC  291 3/4  +5 3/4   
DEC  16290  -150  DEC  1756  -22  MAR  302 1/2  +3 1/2   
JAN  16300  -130  JAN  1775  -17  MAY  306 

+1 3/4 

 

 

 

本日の相場の動き

 

前半天候要因(大豆)で下げ、後半ファンド買い(コーン)で上昇。

コーンは、予想下限にも満たない週間輸出成約と大豆の下落に引きずられて安値寄り付き。雨によるクロップへの影響は大きくないもののヒートが無いことが今のコーンには良いととらえられた。ロシアが新穀5百万トン輸出可能とのニュースがあったがあまり材料視されなかった。そして今日もこのまま終わるかと思われた終盤、一部ファンドから大量の買いが入り急反発。売りの手が止まった場面であったためインパクトは大きく、あっという間に上昇。最高値レベルのまま引けた。 

大豆は、雨予報の拡大に今日も安値スタート。下げた場面では商業筋の買いによって支持された。週間輸出成約は予想の上限であったものの、この1週間中国への新規成約が無いこと、そして逆に中国からの11万トンキャンセルのニュースが入り弱い展開は続いた。しかし後半、急変したコーンピットにつられて反転。本日の下げ幅の半分を戻したが、最近の雨によって大豆イールドが良くなっているはずとの観測から上値は制限された。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの買い越し、大豆2,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

連日の雨予報拡大 

昨日はベルト南部と東部で0.25-1.5(所により4.0)インチの雨が40%の範囲に降った。昨日雨が多く降ったのはインディアナ北部、オハイオ、ミシガン南部、イリノイ中部で、ドライ緩和に貢献。雨は来週月曜まで続き、昨日から週末にかけて範囲は80%にまで広がり、雨量は0.25-1.5(所により3.0)インチとなる。気温は北東部で平年並みかややそれ以下な他は平均以上となる見込みで、最高気温も70度半ばから90度前半。今後数日間で他のミズーリ東部、イリノイ南西部、ネブラスカ南東部の土壌水分も回復に向かう。しかし、ベルト北西部(特にアイオワ北西部、サウスダコタ、ミネソタ西部)では乾燥した地域が残っている。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(8/28-9/1) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N (68)  A (0.54/1) 
ベルト東部  B/N (71)  N/A (0.50/1) 
デルタ地域  B (78)  A (0.54/1) 

ベルト東部で気温やや上昇、降水量やや減少。ニュートラルもしくはサポーティブ。 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(8/16の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  261.9  388.3  49,703.7  50,476.3  4,747.6  3,611.6 
大豆  4.4  498.1  28,110.8  27,381.0  1,205.8  3,535.5 
小麦  424.0  0.0  8,467.8  9,844.0  4,026.4  0.0 
大豆粕  43.2  21.3  6,624.2  6,210.3  759.2  323.5 
大豆油  0.6  0.0  320.1  350.1  8.5  1.0 

コーン、大豆油は弱材料。大豆は強材料。大豆油はニュートラル。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,321.6  1,320.6  44,956.1  46,180.5  47,630 
大豆  319.5  248.8  26,905.0  26,331.1  27,080 
小麦  632.5  313.5  4,441.4  5,469.4  28,580 
大豆粕  110.9  36.5  5,865.0  5,337.8  7,030 
大豆油  0.0  3.6  311.6  320.4  680 

 

本日のトーメンの意見

 

今日の動きは不可解だった。一旦下げた後ダラダラとした値動きに終始。そこまでは良かったが、突然のファンド買いに端を発してコーン、大豆ともに8セントほど急騰した。ここ数日シカゴは雨または曇りがちの天気が続き、ファンダメンタル的には何も変わっていない。フロアトレーダーも「何が起きたかわからない」ともらしており、明らかに買われすぎの感がある。

ファンダメンタルと言えば、今日カンザス州立大からコーン88.46-89.50億bu、大豆28.17億buという生産量予測が発表された。イールドに換算すると、コーン127.83-129.33、大豆38.02で、特にコーンのイールドロスが顕著だ。しかし、この数字が伝えられた段階では強材料として作用せず、マーケットの支持が得られたようには見えなかった。やはり大半の者はそこまでのイールド悪化は予想していない。あくまでも今日の反発は上述の理由による。 

明日は今日の買われすぎ感からの売り戻し、そして朝発表予定のセンサスによって7月の記録的ペースの搾油数量と国内大豆粕消費量が見込まれることから安値寄り付きを予想。(m) 

 

(お詫びと訂正) 

8/21に本稿にてお伝えした「RootWorm耐性コーン」ですが、依然許可申請中であり米国でも未承認であることを確認しました。お詫びして訂正しますと共に、追加情報入り次第報告致します。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)