(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年8月27日

 

本日の相場

とうもろこし  --やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  213 1/2 - 14  218  213 1/4  217 3/4  +3  64027  -8008 
01 NOV  222 1/2  226 1/4  222 1/2  226  +2 1/4  923  +37 
01 DEC  226 1/4 - 26 3/4  231 1/2  226 1/4  231  +2 3/4  226648  +380 
02 JAN  233  234 3/4  232 1/4  234 3/4  +2 3/4  425  +5 
02 MAR  238 - 38 1/4  242 1/2  237 1/2  242 1/4  +2 3/4  51205  +453 
02 MAY  242 1/4 - 43  247 1/2  242 1/4  247 1/4  +2 1/4  11992  +646 
            388350  -6512 

 

大豆     --- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  475 1/2 - 76  479 1/2  475  479 1/4  +1  16613  -810 
01 NOV  475 1/2 - 76  ?482 1/2  474 1/2  482  +3 1/2  87956  -1133 
02 JAN  481  488  480 1/2  487 3/4  +3  16217  -87 
01 MAR  488  494  486 1/2  493 1/4  +4 3/4  14931  +14 
02 MAY  487 1/2 - 88  494  487 1/2  493 1/2  +2 3/4  18076  -65 
02 JUL  488 1/2 - 89  496  488  495 3/4  +4 3/4  9334  +76 
            165457  -1978 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16430  -40  SEP  1744  +12  SEP  273 1/2  -3/4  119.89 - 120.22 
OCT  16140  +00  OCT  1759  +14  DEC  288 1/4  -1   
DEC  16110  -20  DEC  1789  +16  MAR  299 3/4  -1   
JAN  16120  -40  JAN  1806  +13  MAY  303 1/4  -1/2 

 

 

本日の相場の動き

 

作柄発表待ちで弱気。しかしテクニカルに買われる。

コーンは、今日発表の作柄が若干改善すると見られることからやや安値寄り付き。しかし、10時に伝えられた週間輸出検証高が予想を越えるものだったことから押し戻され、先週の引け値を挟んでもみ合いの展開に。しかし、90億を下回る生産量予測がある分析家と天気予報家から相次いで出されたことも影響して、引け前に買われた。 

大豆は、週末降った雨がクロップを良化させたとして安値スタート。しかし予想以上の雨量ではなく、すでにある程度は織り込み済みとの見方から効力は限られた。作柄が1-3ポイント改善するとの予測も弱材料として作用したが、様子見ムードも強く方向感はなかった。しかし、コーン同様大豆も27億少しの生産予想が伝えられていたこと、また売られすぎとの見方も手伝って最後に値を上げての引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆1,400コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

そこそこの雨予想。 

週末はベルト南部と東部で0.25-1.75(所により6.0)インチの雨が降り、範囲は60%に及んだ。最も降った地域はミズーリ北部からアイオワ東部、イリノイ北部、ウィスコンシン南部にかけて。今日の雨はベルト北西部で10%の範囲に0.10-0.75インチのみ。次の降雨システムは水曜から金曜にかけて中西部にやってきて、55%の範囲に0.25-1.0(所により2.0)インチの雨をもたらす予想。今週の気温はほとんどの地域で若干平年並みを上回るものの、北西部では木曜と金曜に平年以下になると見られる。 

雨は降ったもののミネソタ、ネブラスカ南東部、オハイオ北西部ではドライな地域が残っており大豆の成長にはストレスとなっている。コーンは乾燥に向かっている段階で雨の影響は特に見られない。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(9/2-6) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/A (68)  N/B (0.54/1) 
ベルト東部  N/B (71)  N/A (0.50/1) 
デルタ地域  B (78)  A (0.54/1) 

ベルト西部で少し気温上昇。東部と西部で降水量ダウン。ニュートラル。 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(8月17-23日:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  47,948  40-46 
大豆  8,835  6-12 
小麦  14,746  15-20 

コーンはややサポーティブ。大豆はニュートラル。 

 

2)進捗率 

 

  8/26  先週  昨年  平均 
ドウステージ  82%  71%  86%  79% 
デントテージ゙  51%  35%  55%  42% 
鞘着き  94%  87%  95%  91% 

成長進捗はニュートラル。 

作柄  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い  今週の指数  先週の指数  昨年 
コーン  4%  11%  30%  43%  12%  94.1%  94.4%  103.5% 
大豆  4%  12%  32%  42%  10%  95.5%  95.8%  98.0% 

コーンの1ポイント上昇は問題ないが、大豆が予想外に良い/非常に良いが変わらず、普通が1ポイント悪いに移行。強材料。 

 

3)コミットメントオブトレーダーズ 

 

  発表   
コーン  25,059 LONG   
大豆  8,965 LONG   
大豆粕  22,361 LONG   
大豆油  17,322 LONG   
小麦  5,481 LONG   

コーンは予想の上限であり弱材料。大豆は予想の範囲内でニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

大豆の作柄悪化に失望

一般的には1-3ポイント、中には7ポイント上昇との予想まであっただけにやや悪化と言える大豆の作柄報告には驚きの声が大きい。主産地ではサウスダコタ、ミネソタでの悪化が顕著で、やはり水不足の影響がまだ続いているようだ。逆にイリノイ周辺の州は改善しており、あながち最近の雨を無視した内容でもない。「他で降らずともシカゴで雨が降れば下がる」と言われるように、ここ1週間のシカゴマーケットでは降り続く雨によって弱いトーンが続いていた。今回はそのしっぺ返しか。 

いずれにせよ今日の発表によってムードが変わる。まだ最近の好天気の全てが加味されていないと言うこともできるが、期待は薄い。コーンのハーベストプレッシャーがあるうちは上値も限られると見ていたが、しばらくは買いが優勢になろう。 

弱材料としては、英国でしばらくぶりに発見された6件の口蹄疫のニュースがある。政府から沈静化宣言も出ており、ここ3ヶ月発病の報告がなかっただけに「またか」という思いだ。今後気温が下がるにしたがって病原菌が活発になることから、さらなる被害拡大が懸念される。(m) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)