(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年8月28日

 

本日の相場

とうもろこし  --高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  219 3/4 - 20  220 1/2?  215 1/2  216  -1 3/4  54415  -9612 
01 NOV  227 3/4  227 3/4  223 1/2  224  -2  1024  +101 
01 DEC  233 1/4 - 34  234  228 1/2  229  -2  224923  -1725 
02 JAN  236 1/2 - 37 1/4  237 1/4  232 1/2  232 1/2  -2 1/4  430  +5 
02 MAR  244 3/4? - 45  245  239 3/4  240  -2 1/4  51538  +333 
02 MAY  249 1/2 - 49 3/4  249 3/4  244 1/2  245  -2 1/4  12113  +121 
            377561  -10789 

 

大豆     --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  484 1/2 - 85  485 1/4  474 1/2  475 3/4  -3 1/2  11460  -5153 
01 NOV  487 - 88  489  477  479  -3  86956  -1000 
02 JAN  493 1/2 - 94  495  484  485 3/4  -2  16915  +698 
01 MAR  498 - 99  500  490  491 3/4  -1 1/2  15492  +561 
02 MAY  500  500  491 1/2  493  -1/2  18102  +26 
02 JUL  500 1/2  500 1/2  492 1/2  495  -3/4  9566  +232 
            160852  -4605 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16280  -150  SEP  1721  -23  SEP  269 1/2  -4  120.11 - 120.71 
OCT  16080  -60  OCT  1734  -25  DEC  284 1/4  -4   
DEC  16080  -30  DEC  1764  -24  MAR  296  -3 3/4   
JAN  16090  -30  JAN  1783  -23  MAY  300 

-3 1/4 

 

 

 

本日の相場の動き

 

作柄に懐疑的な見方とハーベストプレッシャー

コーンは、昨日の作柄発表がやや強気ととられたこと、それに大豆の上げにつられて高値寄り付き。しかしその勢いは続かず、軟調な大豆に呼応して値を下げ始めた。収穫が始まっているベルト南部から高イールドのニュースが入ったことも影響した。そして最後は商業筋、ファンド双方からの売りが相次ぎ最安値付近での引けとなった。 

大豆は、作柄悪化のショックから7セント高からのセッション開始。にも関わらず力強さに欠け、しばらくすると作柄に対して懐疑的な見方が台頭。引き続き天候も良いことから作柄回復への期待感が膨らんだ。EUの好調な搾油数量のニュースもかき消された。今週金曜からの9月限受渡通知を前にした売り圧力があったことも確かで、期近安、先高の格好となった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの売り越し、大豆2,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

変わらず弱材料となる予報 

昨日は概ねドライで今日も雨は限られる。次のまとまった雨は明日から金曜にかけてベルトを通過する。雨量は0.25-1.0(所により2.0)インチで範囲はベルト北部と東部を中心に55%に及ぶ見通し。土曜には再びドライになる。今週の気温はやや平年より下と今の穀物にとっては好条件。 

今最も雨が必要な地域はミネソタ、アイオワ北部、サウスダコタ東部で、今月は非常にドライな状況が続いている。明日夜の雨も十分な量になるとは言えず、大豆のクロップサイズは小さいままとなることが予想される。ただ他の地域はクロップ維持につながる雨量となる見込み。早霜懸念も向こう2週間は最低限のものに留まり、その間コーンは2/3が成熟に至りダメージとならない。 

 

土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(9/3-7) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/A (68)  B (0.54/1) 
ベルト東部  N (71)  N (0.50/1) 
デルタ地域  B (78)  A (0.54/1) 

ベルト両部で降水量アップ。気温はベルト東部で平年並みにまで上がり、やや弱材料。 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  8月21日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1999crop  0.2  unch  31.6  unch  1,389.5  1,421.3 
2000crop  364.1  -50.5  1.6  0.7  1,028.2  1,393.9 

−大豆− 

  8月21日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
1999crop  0.1  unch      11.5   unch    275.3   286.9 
2000crop  40.2  -8.3      0.4   0.2    272.4   313.0 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

作柄への見方が逆転した。昨日はあれだけ作柄悪化を騒いでおきながら、結局今日は安値引けとなった。この時期の作柄は悪く見られやすい。なぜならつい10日ほど前までは黄色い畑を見つけたらそれは「ドライによるストレス」であり、「ダメージ」であった。それがここ数日の間で急速に成熟、ドライ化が進んだことによって、どうしても見た目には悪く映ってしまう。毎年のことではあるが、同じ生育状況になる年、畑はない。

今日の安値の一つの引き金となったのがコーンのハーベストプレッシャー。ベルト南部ではすでに伝えられていたが、シカゴからすぐそこのイリノイ中部でもすでに収穫が始まっていた。たまたま収穫第一号の畑を見ただけであるが、周辺の畑(コーン、大豆含めて)は収穫直前のものが多く驚かされた。相場に影響を与える時期が前倒しになり、その分早く終わる可能性がある。 

収穫が終われば需要サイドに目が行くようになるが、大豆に関して一つニュースがあった。それは、某大手穀物商が中国向けに10月渡しのバージを用意していたが、成約を断念して大量に米国内で売りに出したというもの。ここのところBig Buyer中国との成約は滞っており、今後も不透明である。 

大きな問題のない天候、ハーベストプレッシャー、新規材料の少ない需要から考えればしばらくは下値を拾う姿勢。今日終盤の売りの勢いから明日もやや安値寄り付きを予想。(M) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)