(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年9月6日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  214 3/4  215 1/4  213 3/4  214 1/4  -3  8592  -1820 
01 NOV  222 1/4  222 3/4  221  221 1/4  -4  1375  +110 
01 DEC  227 - 27 1/4  227 3/4  226  226 1/4  -3 1/2  228789  -1943 
02 JAN  231 1/4  230  230  230  -3 1/4  449  -2 
02 MAR  239  239 1/2  237 3/4  238  -3 1/2  58733  +293 
02 MAY  243 1/2 - 43 3/4  244  242 1/2  242 3/4  -3  15256  +1026 
            350403  -805 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  468 1/2 - 69  469 1/2  464  464  -9  2019  -848 
01 NOV  472 1/2 - 74  475 1/4  470  470 1/4  -8  89103  +2381 
02 JAN  480 - 80 1/2  481 1/2  476 1/2  477?  -8  18673  +18 
01 MAR  486 1/2 - 87  488  483  483 1/4  -8  17512  +474 
02 MAY  486 1/2 - 87  488  483 1/2  484  -7 3/4  19280  +261 
02 JUL  488  490  485 1/2  486 1/4  -7 1/2  10691  +130 
            159716  +2446 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16500  -160  SEP  1627  -34  SEP  270 1/2  -4 1/4  120.86 - 121.26 
OCT  16420  -140  OCT  1633  -34  DEC  281 1/4  -4 1/4   
DEC  16380  -160  DEC  1661  -32  MAR  292  -4   
JAN  16350  -160  JAN  1683  -31  MAY  296  -3 1/2 

 

 

本日の相場の動き

 

スパークス発表数字が本日のマーケットを形成

寄り付き前のスパークスの発表数字が本日のマーケットを決めた。今回の数字が予想以上に大きな数字となったことで、このところの生育に適した良好な天候推移が実際にマーケットに数字として表れた、との確認がなされた形となり、大きな下げにつながった。 

大 豆  スパークス社の数字を受けてギャップオープン。このところの抵抗線になっていた¢472(11月)をブレークする、しかしその後は大きなサポートラインである¢470をどうしても割る事ができず、結局本日の安値圏での引けとなった。 

コーン 大豆同様スパークスの数字に下げるが、大豆の下げに多少連られたか。セッション中には各産地よりの収穫情報なども複数フロアへは入ってくるが、各地で順調な収穫状況、並びに予想以上のイールドの高さが報告されてきており、この類の情報もマーケットの動きに織り込まれていった。 

本日の市場は、このスパークスの発表が大きな要因であるが、共通して言える事は引き続き良好な産地の天候推移と予報、音沙汰のない早霜懸念、又特に対ユーロで強いドル、このあたりが重くのしかかっていたことが言える。 

本日のファンドの売り越し、コーン2000枚、大豆3000枚と見られる。    

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末に気温低下、しかし早霜懸念はなし 

一部予報家より、週末、アイオワ州を中心として周辺州の気温低下が言われている。気温のレベルは最低気温30度後半〜40度前半。一部では30度半ばが予想されるが、霜の懸念はなし。ご存知の通り、32度が零℃にあたるが、普通霜発生には20度後半が5-6時間必要だと言われている。 その意味で今回の情報の範囲においてはその心配はなさそうだが、今はこの手の情報にマーケットは敏感になっており、気にはかけておくべき。 

【NWS 6-10日予報 -9月12〜16日-】 

  気温(平均)  降水量(平均/1日) 
ベルト西部  A (68)  N/A (0.54/1) 
ベルト東部  A (71)  N (0.50/1) 
デルタ地帯  N/A (78)  N (0.54/1) 

マーケットにはほぼニュートラルな材料とされる。 

 

土壌水分地図および14日後予測.  

(ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

 

本日の発表等

【スパークス社の9月需給報告予想】

本日寄り付き前の発表。(数量単位 : 百万ブッシェル) 

  9月(イールド)  8月(イールド)  USDA8月報告 
大 豆  2,867 (38.7)  2,917 (39.2)  2,867 (38.7) 
コーン  9,204 (133.0)  9,345 (134.9)  9,266 (133.9) 

共に、十分ネガティブな数字となり、本日のマーケットの中心的要因となった。 

 

 

【アルゼンチンコーン収穫状況】 

主産地のブエノスアイレスでもほぼ終了。 

先週金曜の時点において全体の99%の収穫が終了している。因みに昨年同時期の進捗率は、全体で98%。 同国政府当局の発表では今年の作付面積は合計で3.33百万ヘクタール(昨年:3.68)、又生産量の見込みは15.35百万トン(昨年:16.8) 

(主産地)  作付け地(ヘクタール)  収穫進捗(8/31現在) 
Buenos Aires 

1,031,920 

 

99.0 % 

 
Cordoba 

814,300 

 

100.0 % 

 
Santa Fe 

387,550 

 

100.0 % 

 
La Pampa 

423,000 

 

100.0 % 

 
Entre Rios 

231,000 

 

100.0 % 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

緩やかに下落。 

10月始め、収穫期まで。その後相場は突然下落基調を改める。生産量が事前予想上限に近い92億ブッシェルになったとしても、史上最高量の食欲は期末在庫を14%という近年にしては低いレベルに張り付ける。仮に高い生産量となり、それが市場にショックを与えることはあっても、中長期的な目で見れば、今のような安値相場レベルをさらに下落させる圧力にはなりえない。ではなぜ今月中は下落基調なのか。逼迫していた現物市場を農家売りが緩和しているからである。売りの集中度は例年に比べ極端に少ない。しかし、先日説明した定期・現物の連動性はシカゴ穀物市場で過去に例を見ない現象を引き起こし、相場は意外に根強い圧力を受け続ける。そして収穫期が終わるころ、農家売りが止まる。売却量が少ないだけに、早めに現物価格は急回復し、定期相場は探しても売り要因が見つからない環境になる。 

12月限の買いは、今月中の安値狙い。 ( F ) 

(大豆) 

470、確実に拾いたいレベル。 

農務省の発表でないにせよ、このところの良好な天候が数字になって表れたわけで、本日の下げはそれなりに内容のある下げではなかったか。 あくまでも12日の数字がポイントになることは間違いないが、心理的にも本日の下げで最近の天候要素は織り込まれたと思われる。 来週初めの進捗状況での内容改善、12日の数字などを考えるとまだまだネガティブな材料を期待してしまうものだが、この¢470レベルは確実に抑えていきたいところ。又、強いドル、目先動きの期待できない中国、等需要面での刺激材料にも乏しく短期的に相場が底上げするとは考えにくい、よって急ぐ事はないが、このレベルはやはり大事におさえたい。(A) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)