(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年9月7日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、ほぼ変わらずの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  215 1/2  215 1/2  213 1/2  214  -1/2  6510  -2082 
01 NOV  221 1/2  222 1/2  220 1/2  220 3/4  -1/4  1382  +7 
01 DEC  226 1/4 - 26 1/2  227 1/2  225 1/2  226  -1/2  228174  -615 
02 JAN  230 1/4  231  230 1/4  230 1/4  +1/4  437  -12 
02 MAR  238 - 38 1/4  238 3/4  237  237 1/2  -3/4  60234  +1501 
02 MAY  242 3/4  243 1/2  242 1/4  242 1/4  -1/2  15990  +734 
            350445  +42 

 

大豆     --- やや高値寄付き、ほぼ変わらずの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 SEP  468 1/2  468 1/2  463 1/2  463 1/2  -1/4  1498  -521 
01 NOV  473 - 73 1/2  473 1/2  469  469 1/4  -1/2  88396  -707 
02 JAN  479 1/2  480  476  476 1/2  -3/4  18819  +146 
01 MAR  486  486 1/2  482  482 1/2  -1  17940  +428 
02 MAY  486  486 1/2  482 1/2  483  -1  19375  +95 
02 JUL  489  489  482 1/4  485  -1 1/4  11202  +511 
            159754  +38 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  16450  -30  SEP  1635  +8  SEP  269 1/4  -1 1/4   
OCT  16320  -90  OCT  1642  +8  DEC  279 3/4  -1   
DEC  16210  -160  DEC  1669  +8  MAR  291  -3/4   
JAN  16200  -140  JAN  1690  +7  MAY  295 1/4  -3/4 

 

 

本日の相場の動き

 

輸出成約数字に上げるもその後はトーンダウン

寄り付き前発表の輸出成約高が各商品予想以上の数字となったこと、昨日のマーケットのセットバックなどから、大豆・コーン共にやや高値での寄り付きとなった。特に大豆・大豆粕の数字が大きく、マーケットを高値寄り付きへと誘導したが、その後は、目新しい材料もなく取り組みも限られ、活気のない流れの中やや安値での引けとなった。  

天候予報については、一部早霜を唱える声も聞こえはしたが、ほぼ中立からネガティブ。コーン収穫の声も、各地良し悪し差のある報告が入り混じり、ほぼ中立。NYダウは本日235ドルの下落となり、この動きもシカゴ商品への心理的なプレッシャー、 大豆コーン共にテクニカルにも売り先行、と高値で寄り付いた本日であったが、上記材料に頭を押さえられ力なく終了した。 

本日のファンド、大豆500枚、コーン1000枚の売りと言われる。ただ、コーンでは1300枚のコマーシャルの買いが入り、目についた。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末・来週頭に気温低下、しかし早霜懸念は極めて小さい 

霜の懸念をする声はゼロではなくなっているが、マーケットではほぼ大丈夫であろう、というのが大勢となっている。 

昨日の内容に変わりなく、今週末遅く〜来週頭にかけ気温が下がる。ベルト西部のピークが月曜早朝、ベルト東部のピークが火曜の早朝と言われる。最も下がると言われる地域はサウスダコタ東部・アイオワ北西部と南部。但し、そのレベルは30度後半〜40度前半までといわれ、早霜の懸念はない。そして、来週半ばにはその気温も回復し、向こう10日間は気温低下の懸念はない、とされる。 

降水量については、来週月曜までに各地に局地的な通り雨が予想されている。来週頭までに、0.5インチ以上の雨がベルトの65%、そのうち、1インチ以上が35%といわれ、特にベルト南部では収穫に若干のブレーキがかかる可能性が高い。但し、全体としてみれば限られた地域、とマーケットでは捉えられているようで、その影響はごく限られたものになりそう。 

この一連の雨が通り過ぎたあとは、来週末まで雨の予想はされておらず収穫も順調に進むのではないかと見られる。 

【NWS 6-10日予報 -9月13〜17日-】 

  気温(平均)  降水量(平均/1日) 
ベルト西部  A (68)  A (0.54/1) 
ベルト東部  N (71)  N (0.50/1) 
デルタ地帯  N (78)  N (0.54/1) 

マーケットにはほぼニュートラルな材料。 

 

土壌水分地図および14日後予測.  

(ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(8/30の週) (単位:千トン)

【寄り付き前の発表】 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  269.7  677.6  50,025,0  50,765.3  2,806.0  4,907.4 
大豆  -22.7  774.8  28,165.3  27,585.3  711.3  4,515.9 
小麦  638.7  0.0  9,578.8  10,868.1  3,943.0  0.0 
大豆粕  115.5  158.2  6,779.2  6,328.2  705.4  579.8 
大豆油  0.0  1.4  320.2  351.8  4.0  2.4 

発表前の予想数字としては、 

コーン : 700-900、 大豆 : 400−600、 大豆粕 : 50-100 (各、千トン)となっていた(新・旧穀合算で)が、軒並み予想の上限以上の数字となり、本日の市場にはサポート材料となった。 

トピックスとして、新穀大豆の成約に中国が180,000トン入っていたこと。 現在GMO問題でその動向が注目されている同国だけに、この数字が確認された事はフロアでの話題となった。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,194.2  1,186.6  47,219.0  48,759.5  47,630 
大豆  254.3  293.9  27,454.0  26972.0  27,080 
小麦  799.2  397.9  5,635.8  6,809.0  28,580 
大豆粕  132.4  76.4  6,073.8  5,553.3  7,030 
大豆油  2.0  2.5  316.2  329.3  680 

 

3) LINN GROUP 需給予想 

 

  LINN 9月  USDA 8月 
大豆  2,811 (37.93)  2,867 (38.7) 
コーン  9,179 (132.7)  9,266 (133.9) 

内容的にはおり込み済みにて、殆ど材料視されず。 

 

4)コミットメントオブトレーダーズ報告 

ファンドネットポジション (単位 : コントラクト) 

  報告(9/4現在)  予想数字 
大豆  LONG 13,181  LONG 12,600  
コーン  LONG 45,966  LONG 40,700 
大豆粕  LONG 20,865  LONG 22,300 
大豆油  LONG 20,544  LONG 15,900 

ほぼニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 


− 各機関よりの需給報告予想
− 引き続きニュートラルからネガティブな天候
− 各地から飛び込むコーン収穫進捗とその報告
− 強いドル、落ち込むNYダウ
− テクニカルにも大豆・コーン、共に厳しい底上げ
− 改善が予想される来週頭のクロップ進捗報告
− ネガティブな数字予想が飛び交う来週のUSDA報告

今週のマーケットを演出し、又来週もその影響を残すであろう主材料である。これで来週のUSDA発表を迎える事となろうが、発表数字を見た後は材料出尽くし感がゆっくりとマーケットに浸透し、現在の相場圏内でゆっくりと底固めをしながら、徐々にそのレベルを押し上げていく方向に向かうと見る。 (A)
 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)