(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年9月20日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  211 3/4  214 1/2  211 1/4  214  +2 3/4  1591  +177 
01 DEC  215 1/2 - 15 3/4  220  215  218 3/4  +2 3/4  234836  +1161 
02 JAN  220  222 1/2  220  222 1/4  +2 1/2  482  -1 
02 MAR  227 1/2 - 27 3/4  232  227  230 3/4  +2 1/2  75514  +5998 
02 MAY  235 - 35 1/4  239 1/4  234 1/2  238 1/4  +2 1/2  22677  +3373 
02 JUL  239 3/4 - 40  243 3/4  239 1/4  242 3/4  +2 1/4  24948  +1511 
            378665  +12403 

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  469 1/2 - 70 1/2  474 3/4  468  473 1/2  +4  90792  +1101 
02 JAN  475 1/2 - 76 1/2  481  475  480  +4  21187  +443 
02 MAR  481 - 81 1/2  486  480  485 1/4  +4 3/4  20197  +263 
01 MAY  483 - 83 1/2  487 1/4  481 1/2  487  +4  20891  +684 
02 JUL  484 1/2 - 85  489 1/2  484  489  +4 1/2  13418  +217 
02 AUG  488  488  488  488  +4 1/2  425  +85 
            169646  +2794 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  16850  +210  OCT  1627  +2  DEC  265 3/4  +3  115.87 - 116.81 
DEC  16610  +190  DEC  1656  +3  MAR  279  +3 1/4   
JAN  16500  +210  JAN  1676  +3  MAY  285  +3 1/4   
MAR  16320  +220  MAR  1705  +4  JUL  290 1/4 

+3 1/4 

 

 

 

本日の相場の動き

 

早霜懸念と最近の売られ過ぎの修正。

朝方からダウが200ドルを超える下げを見せていたが、本日の穀物相場は下げ止まった。 

コーンは輸出成約が良かったことがサポート要因とされた。ダウが下がったいたにもかかわらず穀物相場は下げ渋っていたことも買い安心感につながった。午前中は取引量も少なく動きの少ない展開であったが、昼過ぎの天気予報にて来週早々にアイオアの北部程度まで早霜懸念が予報され、それがファンドの買いにつながった。食肉市場が落ち着きを取り戻していた事、最近の雨から収穫が進まず、農家売りが少ない事もサポート要因となっていた。 

大豆もコーン同様の動き。輸出成約が良かった事、特にしばらく姿を見せていなかった中国の50,000トンの買いが確認できたことがサポート要因となった。ただコーン・大豆とも最終的に400ドル近い下落をみせたダウに影響され、上げ幅も大きなものにはならなかった。 

本日のファンドは、コーンで7,000コントラクト、大豆で1,000コントラクトとそれぞれ買い越したと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

来週は西部ベルトで初霜の可能性あり。 

来週西部ベルトで気温の低下が予想される。主だった場所の最低気温レンジは30度台中盤から40度台。しかし所によって30度を割って、霜が見られる可能性がある。ただ今回はわずかな時間の気温の低下見込みであり、数時間30度を割り込む気温にならない限り、コーン・大豆に大きな影響は見られない。東部ベルトの気温は平年並み予想にて霜の心配はない。 

今後の天気は、西部ベルトは来週までドライ。気温は低いがそれなりに収穫の進捗が期待できる。東部ベルトは週末から来週木曜日にかけて、雨が多い日が続く。ただまとまった降雨予報とはなっておらず、雨が上がればすぐにでもハーベスターが畑に入れる見込み。 

中国 

北部ベルトにて本日初霜が観測された。明日も同様に霜が予報されている。しかし長時間にわたるような気温の低下ではなく、クロップへの影響は懸念されていない。来週まで平年並みから平年並以下の気温予想となっているが、早霜によるダメージの心配はしなくてもいい。天気は週末に若干の降雨予報が出ている程度。向こう1週間に、大きな収穫遅れもない。 

南米 

アルゼンチン、ブラジルとも土壌水分は潤沢にて作付に問題は見られない。早い地域ではコーンの作付が始まっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(9/26-30) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  A (68)  N/B(0.54/1) 
ベルト東部  A/N (71)  N(0.50/1) 
デルタ地域  N (78)  B(0.54/1) 

収穫進捗を予感させる予報。やや弱気。 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(9/13の週) (単位:千トン)

【寄り付き前の発表】 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  694.6  0.0  8,351.1  9,357.1  6,691.5  0.0 
大豆  568.8  0.0  6,246.8  5,716.6  6,005.9  20.0 
小麦  409.3  0.0  10,307.2  11,707.7  3,782.6  0.0 
大豆粕  71.2  47.3  6,871.7  6,404.7  580.0  729.4 
大豆油  5.0  10.9  325.2  353.4  8.5  15.3 

コーンは予想の上限、大豆は予想以上にて強気材料と考えられた。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,092.9  1,081.5  1,659.6  1,847.7  50,800 
大豆  174.1  180.1  240.9  748.6  27,080 
小麦  324.3  565.8  6,524.6  7,961.6  28,580 
大豆粕  79.2  145.8  6,291.7  5,782.7  7,030 
大豆油  0.0  0.6  316.7  333.5  680 

 

 

本日のトーメンの意見

 

状況が落ち着くまでは静観。

本日の上げは下落途中のコレクションと見ており、まだ外的環境が落ち着くまでは本格的な反騰は望めない。ダウも再び下げ幅を大きくしており、予断が許せない。今夜ブッシュ大統領が会見し、緊急の経済対策などにも言及すると考えられている。多くの企業が追加のレイオフやリストラを発表する中、どのような救済策が取られるかは、経済だけでなく、穀物相場にも波及してくる。外的環境が日替わりで変わる可能性がある中、積極的に穀物を買うことはできない。 

アメリカの経済が傷んできている中、ブラジルも同様に影響を受け、レアルは更に安くなってきている。現在は対米ドルで2.73レベルまで下げている。ブラジルからの大豆関連商品はほぼ売り切れと考えられているが、心理的にはシカゴ相場に弱い材料といえる。 

また日本での狂牛病の懸念から肉骨粉の使用が制限され植物タンパクに需要が移っている事、南米での漁獲量が減少して魚粉がタイトな事も植物タンパクの需要増加につながっている。こんな環境の中でも大豆粕、コーングルテンミールなど植物タンパク原料は国内キャッシュが堅調に推移しており、この動きはしばらく続くと思われる。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)