(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年9月21日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  214  214  211  212 3/4  -1 1/4  1677  +86 
01 DEC  218 18 1/2  215 1/2  215 1/2  217 1/4  -1 1/2  236906  +2070 
02 JAN        221 1/4  -1  482   
02 MAR  230 1/4 - 30 1/2  231  227 1/2  229  -1 3/4  76957  +1443 
02 MAY  238 - 238 1/4  238 1/4  235  236 1/4  -2  23822  +1145 
02 JUL  242 1/4 - 42 3/4  242 3/4  239 1/2  241  -1 3/4  25045  +97 
            383508  +4843 

 

大豆     --- ほぼ変わらず寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  475 1/2 - 76 1/2  476 1/2  463 3/4  469 3/4  -3 3/4  90107  -685 
02 JAN  482  482  471 1/2  477 1/4  -2 3/4  20796  -391 
02 MAR  487 - 87 1/2  487 1/2  477 1/4  483 1/4  -2  20623  +426 
01 MAY  488 1/2  488 1/2  479  484 1/2  -2 1/2  21408  +517 
02 JUL  489  489 1/2  482  487 1/4  -1 3/4  13558  +140 
02 AUG  488  488  483  487  -1  425   
            169713  +67 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  16680  170  OCT  1635  +8  DEC  266  +1/4   
DEC  16420  190  DEC  1668  +12  MAR  279 1/2  +1/2   
JAN  16320  180  JAN  1690  +14  MAY  286  +1   
MAR  16150  170  MAR  1717  +12  JUL  290 

-1/4 

 

 

 

本日の相場の動き

 

一部の支援材料もNY株式の下落に消化される

- 台湾で30,000トン(コーン・大豆)、韓国で52,500トン(コーン)、サウジアラビアで40000トン(コーン)などの成約が昨夜確認された事
- 中国黒龍江省での霜被害についての情報
- 中西部北西部中心とした週明けにかけての霜懸念
などの支持材料もあったが、NY株式が積極的に売られていたことが相場の頭を抑え、寄り付きからやや安値で始る。その後も株式市場の動きにつられるかのようにシカゴの商品市場も流れ、セッション半ばに各商品とも本日の安値をつけるが、終盤はダウの戻しにあわせるようにやや値を戻した形での引けとなった。 

本日のファンドの動き、コーン3000コントラクト、大豆5000、大豆粕5500コントラクトの売りが出たと見られる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

月曜の朝、ベルト西部で霜の予測 

昨日はベルトの40%の範囲に0.10−0.75インチの降雨が見られた。(中部〜東部中心)
気温 : 週末にかけて天候がいいと言われる西部ベルトは、ミネソタ南部・サウスダコタ東部・アイオワ北部あたりで月曜の朝に最も気温が下がると言われる。(予想通り)30度前半から半ば。従い、軽い霜が発生する可能性が示唆されている。しかし作物にダメージを及ぼすようなレベル(20度台後半で3−4時間)ではない。 反対に週末にかけても曇りがちで所々で降雨が予想されているベルト東部においてはその天候もあり、気温は下がっても40度ほどにとどまり、クールダウンする可能性はない。
降雨 : ベルト東部では、上記のような予報となっており、週末には0.4−1.8インチの雨がほぼ全体的に予想されている。従い、収穫にブレーキがかかることになる。この東部のぐずついた天候は来週の水曜あたりまで継続する可能性が強い。ベルト西部については、クリアな天候が故に気温は下がると言われるが、収穫には理想的なものになる。 

中国 

一番の冷え込みを観測 

黒龍江省では今朝が今シーズンで最も寒い朝となった。気温は22−35度。一部では20度前半を記録。中国の大豆生産量の30%以上を占める省だけに霜による被害が懸念される。週末にかけては若干気温は回復すると言われているが、来週再び気温が下がると言う観測がある。いまだ成熟の域に達していない作物については更なる被害が懸念されている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

6−10日天気予報は、発表が先延ばしとなる。 

 

 

 

 

本日の発表等
1) コミットメントオブトレーダーズ報告(9月18日現在)

ファンドネットポジション (単位 : コントラクト) 

  報告(9/18現在)  予想数字 
大豆  LONG 9,678  LONG 14,700  
コーン  LONG 33,871  LONG 28,300 
大豆粕  LONG 22,120  LONG 18,900 
大豆油  LONG 6,744  LONG 10,000 

コーンはややネガティブか。 

 

2) キャトルオンフィード 

 

  USDA  事前予想 
飼養頭数 

105.0 

 

105.0 

 
導入頭数 

90.0 

 

92.8 

 
マーケティング 

99.0 

 

99.0 

 

ほぼ中立。 

 

本日のトーメンの意見

 

「 IN GOD WE TRUST 」

現在のシカゴマーケットはNY株式-米国経済-世界経済へとつながる不透明感で全く重苦しい雰囲気に包まれている。この、世界全体を巻き込みかねない事態に大いなる不安感を抱かないマーケット参加者は誰一人としていないであろう。 フロアはスロー、参加者も少数。当然マーケットもだれる。 目先はこれらの「外的要因」を注視していくしかないであろう。とはいってもいきつくところは「不透明な先行き」であり、こんな状況の中で積極的に売り買いを行うファンドも普通はいない。むしろ何が起こるかわからないわけで、とにかくポジションを縮小する、方向に動く。本日の引け後のコミットメントオブトレーダーズにも出ているとおり、それなりに整理はされてきているが、コーン・大豆・大豆粕などいずれもいまだロングであり、目先の傾向としてはこれらの整理が引き続き継続するのではないか。 

昨夜のブッシュ大統領の演説には、皆が注目した。「IN GOD WE TRUST」 の国、今全国民のボルテージは最高潮かもしれない。 当地 ABC NEWS のアンケート、「多少の犠牲者を出しても断固たる報復措置をとるべき」に YES と答える人は実に70%を超える。又、今回の争いが直ぐに解決すると考えている者は殆どいない、50%以上が5年以上、を覚悟している。 しきりに 「パールハーバーを思い起こせ」と皆を奮い立たせる、TV解説者やラジオのDJ。 ベトナム戦争の二の舞を踏みたくないこの国は、今この状態がアクションを起こすには最も都合が良い時期かもしれない。湾岸戦争時にはこのような勢いを利用して成功している。 
今回のブッシュ大統領の演説は、そのようにも聞こえた。 先行きはまさに混沌。 (A)  

 

  "Whether we bring our enemies to justice, or bring justice to our enemies, justice will be done ... every nation, in every region, now has a decision to make. Either you are with us, or you are with the terrrorists. "

----- President Bush on sep20 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)