(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年9月25日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  211 1/2 - 11 3/4  213  210 1/2  210 3/4  +1/4  3662   
01 DEC  216 1/4 - 16 1/2  218  214 3/4  215 1/2  -1/4  235779  +153 
02 JAN  221  221 1/2  219  219 1/4  0  482   
02 MAR  228 1/4 - 28 1/2  230  227  227 1/2  0  80123  +1446 
02 MAY  235 - 35 1/4  237  234 1/4  234 1/2  -1/4  24010  -336 
02 JUL  240 - 40 1/4  241 3/4  239  239 3/4  0  25353  +78 
            388159  +1382 

 

大豆     --- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  466 - 67 1/2  473 1/2  463  463 1/2  -4 1/2  90562  -511 
02 JAN  475 - 75 1/2  481  471 1/4  471 3/4  -3 3/4  21429  +213 
02 MAR  482 1/2  488  479  479 1/4  -3 3/4  20874  -22 
01 MAY  484 - 84 1/2  490 1/2  483  483 1/4  -2  21767  +28 
02 JUL  488 1/2  493 1/2?  485 1/2  486 1/4  -2  13638  +161 
02 AUG  492 1/2  492 1/2  487  487  -1 1/2  429  +1 
            171590  -81 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  16220  -220  OCT  1636  -14  DEC  270 3/4  +4   
DEC  16040  -190  DEC  1666  -15  MAR  283 3/4  +3 3/4   
JAN  15990  -170  JAN  1687  -15  MAY  288 3/4  +2   
MAR  15900  -150  MAR  1714  -17  JUL  293 1/2 

+1 1/2 

 

 

 

本日の相場の動き

 

大豆・コーン共に中国よりのニュースに頭抑えられる。

コーン 昨日引け後の作柄報告などは総じて中立的な受け止めれら方をしていたが、本日は、中西部北西部での霜の報告、エジプトの米国産小麦360,000トン成約などを受け、やや高値での寄り付きとなった。セッション中も中国産コーンの輸出成約キャンセルの話題や、今週韓国・台湾・日本などからのコーン買い付け予定のニュースが流れるなど、支持材料も出てはいたが、今週以降の収穫の順調な進捗見込み、テクニカルにも弱い罫線、小麦買い・コーン売りのスプレット商いなどと相殺され最終的にはほぼ変わらずの引けとなった。 

大 豆 昨日引け後の作柄報告で、マーケットの予想とは裏腹に2%悪化したこととベルト北西部での霜報告が支援材料となり、寄付き直後より高値をテストする。しかしコーンと同様今後の収穫進捗期待をもたせる各予報の報告、又大豆においても中国で米国産900,000トンのキャンセルの噂など飛び交う。米国大豆において中国の位置付けは最も大きく需給に影響を与えることになるだけにこれらニュースにも注目が集まることとなり、値を下げてゆく。結局は3ヶ月振りの安値引け。 

本日のファンドの動きは、コーンイーブン、大豆500枚の売り。しかし本日上げる場面ではコマーシャルの買いコーン800枚、大豆1000枚も目に付いた。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今朝も北西部に霜 

霜の地域 

昨日に続き今朝もシカゴの朝は40度前半、とても肌寒い朝となった。
さて、この寒気団の影響で今朝もミネソタ中央部、アイオワ中北部〜北西、ウイスコンシン中西部では気温が30−32度まで下がり、霜が観測されている。2日続けての同地域での霜であるが、範囲も程度も実際には限られていると見られている。 

雨について 

ベルト西部においては、昨日若干の降雨を見ているが、程度としては0.10−0.50インチ10%の範囲にとどまっている。地域的には、インディアナ・オハイオ・ミシガン南部となっている。しかし、この雨も水曜にはなくなり、週後半から来週にかけてはベルト全体的に良好な天候が戻ってくることが期待されている。従い、収穫は来週にかけて順調に進む見込み。 

気温はこの月・火とクールダウンしていたが、明日以降来週にかけては幾分戻る見込み見て今後10日間ほどの霜の予想はどこからも出ていない。 霜の予報なし、雨の心配もなし、ということで作物の収穫には絶好の天候となる。又まだ10%(作付け)も進んでいない冬小麦産地でも、この天候の中順調に作付けが進む事が期待されている。 

中国 

今週は木曜日 

昨日の予報どおり、あさって木曜に黒龍江省・吉林省北部では気温が20度半ば〜後半まで低下し再び霜の予報が出ている。範囲としては先週金曜に観測された範囲とほぼ同程度になりそう。やはり成熟に達していない部分の霜被害が懸念されるところ。 

木曜以降は徐々に気温も回復すると見られ、来週にかけて気温低下の予想は今のところ出ていない。 

NWS6−10日予報(Oct1-5) 

 

  気 温  降水量 
ベルト西部  A/N  B 
ベルト東部  B  B 
デルタ地域  B  B 

収穫促進材料にてネガティブ。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

 

 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  9月21日  前週  前年同期 
コーン  8,248  9,155  5,482 
大豆  1,083  1,607  1,907 
小麦  36,376  37,469  41,361 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

一般的に言って大豆は現金商品の性格が強く、農家は収穫後すぐ売りに出す傾向があるが、コーンは年明けまでは待たれる傾向が強い。実際過去10数年のこの時期の価格を見てみると、大豆は下がっている場合が多いが、コーンは意外に特徴がない。今年のように12月限と3月限のスプレッドが12セントも開いており、しかも在庫スペースは潤沢とくれば、コーンの売り物はしばらくは出てこないと考えるのが普通。しかし普通でない外的環境が穀物相場に大きな影響を与えている。今の経済環境からすぐに反転することは考えずらく、しばらく様子見をしていても怖くはない。 

アメリカという国の団結力の強さを今まじかに見ている。自分たちの国を自分達の手で守るためにできることをしようという気概が感じられる。個人の株を持ち続けよう、外出を控えるのを止めて今までどおり休日、夜に外に出かけようと色んな人が訴えている。実際株価の下落は収拾方向にあるし、徐々にだが人波もダウンタウン等に戻りつつある。星条旗はどこも売り切れ状態で、どの家庭も星条旗を掲げ、車にも付けているほど。テロへの報復が始まったら、自らを鼓舞する意味からも、株価の上昇、商品相場の上昇が見られるような気がする。ただそういうご祝儀的な相場がいつまで続くかは懐疑的。まだ様子見でいいと思う。(N) 

(大豆) 

本日ブラジルABIOVEより大豆商品の統計が発表された。(単位:千トン) 

  2001/02  2000/01  1999/00 
生産量  38,200  34,377  31,377 
搾油  21,800  21,578  21,645 
(輸出)       
大豆  15,300  10,500  8,912 
大豆粕  9,900  9,000  9,977 
大豆油  1,250  1,100  1,468 

生産量もそうであるが、大豆の輸出数字の伸びは40%以上。南米のニュースは今後ゆっくりとマーケットに出てくると思うが、今年の輸出の進捗スピードは通貨安も手伝い、過去に例のない凄まじい速さで進んでいる。確実に今後の供給バランスに変化をもたらすものとなる。  (A) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)