(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年9月27日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  211 1/2  212  211  211 3/4  -3/4  3234  -168 
01 DEC  216 1/4 - 16 3/4  216 3/4  215  216  -3/4  234662  -820 
02 JAN  220  220  219 1/2  220  -1/2  485  +1 
02 MAR  228 1/2 - 29  229  227  227 3/4  -1  83213  +1164 
02 MAY  235 1/2 - 36 1/4  236 1/4  234 1/4  235 1/4  -1/4  24996  +483 
02 JUL  240 - 1/2 - 40 3/4  240 3/4  239  240 1/4  -1/2  26183  +504 
            391077  +698 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  466 - 67 1/2  467  460  461 3/4  -3 1/4  91213  +2351 
02 JAN  474 1/2  475  468 3/4  470 1/4  -3 1/2  24760  +768 
02 MAR  482  482  476  477  -3 1/4  21882  +57 
01 MAY  484 3/4 - 86  486  479 1/2  480 1/4  -4  21878  -66 
02 JUL  489 1/2 - 90  490  484  484 3/4  -4  14331  +368 
02 AUG  485  485 1/2  485  485  -2  520  +85 
            177584  +3561 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  16190  -110  OCT  1603  -26  DEC  274 1/2  -1  119.22 - 119.82 
DEC  16070  -90  DEC  1632  -30  MAR  285  -1 1/4   
JAN  16010  -60  JAN  1654  -28  MAY  288  +0   
MAR  15880  -80  MAR  1677  -33  JUL  291 3/4 

-1 

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーン 寄付き前発表の週間輸出成約高1.17mil.トン。予想の上限を超えた数字に、マーケットはかろうじてまちまちの寄付き。しかし、引き続く目先の天候推移⇒収穫進捗という大きくのしかかるプレッシャーに、その後は限られた取引の中、昨日のレンジ内の値動きに終始することとなった。少ない農家売り、CRB指数の回復、値ごろ感からのコマーシャルの買いなどの支援材料もありはしたが、明日の在庫報告を前にしたポジション整理や、大豆の下げなどに押され、結局はやや安値引けとなる。

大 豆 輸出検証高が40万トン以上であったことがどちらかといえば好感されたこと、センサスの8月搾油報告が133.45mil.トン、と予想以上且つこれまでの8月の数字としては記録となったことが支持され、高値での寄り付きとなった。が、その後はやはり目先の収穫進捗見通し。これが本日も一番の材料となり、終始フロアを覆い上記サポート材料をもみ消した形となった。11月限は約3ヶ月振りの安値を付けるに至る。輸出検証高については、当初予想されていなかった中国の買付けも含まれていたが、昨日説明したように中国港湾では不透明な問題も抱えている事から、材料視されるに至らなかった。 

本日のファンド、コーンは1000枚、大豆2000枚、大豆粕2500枚の売りと見られる。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

予報に変化なし、良好推移。 

来週後半まで現在のまま推移する見込み。即ち収穫には最適な状態が継続するということになる。又、気温の低下についても問題視されていない。昨日はオハイオ中北部、ミシガン、インディアナ北東などでわずかな降雨を見たが、0.1−0.25inch、産地の10%にも満たない範囲に限られている。 来週いっぱい天候に問題がない、となれば収穫、或いは冬小麦作付けには理想的な展開ということになる。 

中国 

霜はあったが、程度は軽微 

予想通り産地での霜はあるにはあったが、当初見込まれていた20度半ばレベルまで気温は下がらず総じて30度台前半まで。先週金曜と比較すれば軽微なものに終わっている。金曜にも本日と同等のレベルの気温低下が言われているが、週末からは気温も上昇見込み。土曜より来週の火曜の4日間ではベルトの65%の範囲に0.3−1.3インチの雨が予想され、収穫進捗には若干のブレーキか。 

 

NWS6−10日予報(Oct5-11) 

(引け後の発表) 

  気 温  降水量 
ベルト西部  N/A  B 
ベルト東部  B  B/N 
デルタ地域  B  B 

ニュートラルから、ややネガティブ。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(9/20の週) (単位:千トン)

【寄り付き前の発表】 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,170.2  0.0  9,521.4  10,726.2  6,552.9  0.0 
大豆  416.3  0.0  6,663.0  6,737.2  6,157.8  20.0 
小麦  517.0  0.0  10,824.3  12,192.1  3,910.6  0.0 
大豆粕  -78.7  262.7  6,793.0  6,364.4  389.1  992.2 
大豆油  6.0  0.0  331.2  353.9  13.1  15.3 

コーンは予想以上にて強気材料、大豆は数字自体はニュートラルだが、中国向け成約が1船できておりそれが好感されやや強気材料とされた。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,308.9  1,092.9  2,968.5  2,959.0  50,170 
大豆  264.4  174.1  505.2  1,011.2  26,940 
小麦  389.1  324.3  6,913.7  8,702.9  28,580 
大豆粕  112.2  79.2  6,403.9  5,918.0  7,030 
大豆油  1.4  0.0  318.1  335.5  640 

 

3)センサス大豆搾油報告 

 

  8月  7月  8月(昨年) 
搾油量  4,003,662  4,065,800  3,664,905 
工場在庫  1,681,564  2,057,316  1,663,692 
粕生産量  2,980,579  3,042,651  2,700,151 
粕在庫  236,374  297,972  177,770 
皮生産量  222,515  213,525  213,984 
皮在庫  37,649  40,174  48,117 
粕・皮在庫  274,023  338,146  225,887 
油生産量  1,506,521  1,526,040  1,392,611 
油在庫  1,190,858  1,279,626  1,007,897 

搾油量は予想より多くやや強気, 粕在庫は予想より少なくやや強気、油在庫は予想より多くやや弱気と見られた。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

明日の在庫報告は恐らく大きなインパクトを与える事もなく過ぎ去るのではないか。それよりもここ数日、12月限215から大きく割り込む事もなく相場はサポートされている印象を受ける。ハーベストプレッシャーという要因は徐々に相場に織り込まれており、本来のファンダメンタルだけからみればそろそろ反転し始めてもいい頃合といえる。ただどうにもはっきりしない外的環境が需要の減退がどの程度まで広がるかを懸念させる。 

コーン価格の低下は需要家には喜ばしいことではあるが、裏腹にこれ以上の下落は世界景気の停滞を意味する事にもなる。これ以上経済環境が悪くならない事を祈る時、コーン価格もそろそろ下げ止まって欲しいと思うのが本音でもある。 

誰に聞いても需要家のコーン買い付けスピードは遅い。どの国も、アメリカ国内の需要家も当用買いに徹している。従い何かあった場合には、報復の報復によりデリバリーに不安が出てきた時には、一挙に買いが入る可能性はある。また今年は昨年に比べLDPを申請する農家が少ない。これはLDPによりもらえる金額が少ないか、またはゼロであることが原因となっている。従い当座の金策が必要な農家は必然的にローンを選択することになる。ローンに入れた場合は一般に表にでてきずらくなり、相場には上げ要因となる。 

強い材料も見えてはいるが、不透明な外的環境を考える時、どうしてもまだ様子見を主張したい。(N) 

 

(大豆) 

買い手なし 

順調な天候と収穫進捗。ハーベストプレッシャー。遅い輸出進捗と不透明な先行き需要。取り組みの少ないCBOT。南米の供給。外的要因。 

織り込まれてきているのはわかるが、この取り組みでじゃ値はだれるのみ。フロアではこのレベル¢460をほぼハーベストロー。という声が多いが、それでも現在値を押し上げるだけのエネルギーをもった動きは気配すら感じない。 収穫の進捗を見守るしかないか、しばらくは。 (A) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)