(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2001年10月2日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらず寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 NOV | 206 | 206 1/2 | 204 1/2 | 204 1/2 | -1 1/4 | 3075 | +41 |
| 01 DEC | 210 1/2 - 11 | 211 1/2 | 208 3/4 | 209 1/4 | -1 1/4 | 237207 | +3190 |
| 02 JAN | 215 | 215 1/2 | 213 1/4 | 213 1/2 | -1 1/4 | 496 | +12 |
| 02 MAR | 223 - 23 1/4 | 223 1/2 | 221 | 221 1/4 | -1 1/4 | 89174 | +4151 |
| 02 MAY | 230 1/4 - 30 1/2 | 231 1/2 | 228 3/4 | 229 1/4 | -1 | 27946 | +1490 |
| 02 JUL | 235 1/2 | 236 1/4 | 233 3/4 | 234 1/4 | -1 | 27319 | +333 |
| 403803 | +9187 |
大豆 --- ほぼ変わらずの寄付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 NOV | 452 - 52 1/2 | 456 1/4 | 451 1/4 | 453 | +10 | 92682 | -302 |
| 02 JAN?? | 460 1/2 - 61 | 464 1/4 | 460 | 461 1/4 | +3/4 | 26017 | +624 |
| 02 MAR? | 467 - 67 1/2 | 470 1/2 | 466 1/2 | 467 1/2 | +1/4 | 23956 | +111 |
| 01 MAY | 471 - 71 1/2 | 474 | 470 | 471 1/4 | +1/4 | 22009 | +136 |
| 02 JUL | 475 1/2 - 76 | 478 | 474 | 474 3/4 | +0 | 15092 | +78 |
| 02 AUG | 477 | 477 1/2 | 475 | 475 | +0 | 516 | |
| 183511 | +615 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| OCT | 16180 | +50 | OCT | 1525 | -10 | DEC | 263 1/2 | -2 3/4 | 120.53 - 120.93 |
| DEC | 16160 | +90 | DEC | 1545 | -12 | MAR | 273 3/4 | -3 1/2 | |
| JAN | 16130 | +140 | JAN | 1567 | -11 | MAY | 277 | -3 3/4 | |
| MAR | 16020 | +140 | MAR | 1594 | -11 | JUL | 282 1/4 | -4 |
| 本日の相場の動き |
コーン、連日のファンド売りもコマーシャル買い受ける
昨日引け後の作柄報告改善内容は市場にネガティブな形で本日の寄付きを迎えた。
大 豆 昨日の作柄改善は確かにネガティブであったが、ファンドのロングポジションも解けるまで売られた後の支持ラインnov450は、大いに意識される。又大豆粕のコマーシャルの買いによるしっかりとした動きも大豆の下値を支えた形となり一時は456を超えるが、上がったところでは、目の前で進捗している収穫作業が頭を抑えることとなり、結局昨日比わずかの高値レベルで引ける。
コーン 昨日に引き続き大量のファンド売りが本日の特徴。順調に進む収穫、各地から入ってくる期待以上という反収情報、これらが本日もファンドを売らせた。対してコマーシャルの買いも大きく入ることとなったが、その他これといった新規材料がない中では収穫真っ盛りのこの時期ということもあり、本日の下げ幅に抑えるのがやっと、といった印象。
本日のファンドの動き、コーンは7000枚の売り越し、大豆は800枚の買い越しと見られる。又、本日はコマーシャルのコーンの買い越し:5000枚といわれる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
寒波、木・金に接近し、週末がピーク
本日も収穫は活発に行われているはず。天候何ら問題無い。気温高めで雨なし。
しかし、予報に従えは木金にカナダよりの大寒気の南下があり、週末中西部を覆うことになる。中西部産地でいうと、ミズーリ北部、イリノイ中部、インディアナ中部、オハイオ中部までとかなり南の地域までが厳しい霜にあうとされている。勿論その殆どの地域の作物は成熟を終えている状態故問題視されていないが、ミネソタ南部・アイオワ北部・サウスダコタ東部地域では成熟の域に達していない状態の作物が比較的多いと見られており、特に注意が促されている。厳しい霜観測、ということは早朝の気温は20度半ばまで下がり、且つ3-4時間はその状態を保つケース、を言う。
中国
引き続き、大きな雨予報は今後10日間出ていない。従い、収穫作業は順調に進む見込み。又、中東部では冬小麦の作付けが始っているが、この8月1日〜10月1日の3ヶ月の降水量は概ね平年の30-90%にとどまっていることから、非灌漑地における土壌水分に若干の懸念が指摘されている。
南アメリカ
作付けを目の前に十分な雨
南米ではこの一週間ほど十分すぎる程の降雨を見ている。少なくとも0.6インチ、多い地域では6インチまでの雨を見ている。このところの降雨によって作付けを前にした各産地における土壌水分は十分なレベルを保っているということができる。一部地域では降雨量過多で洪水の起こっている地域も見られるようであるが、それら地域に於いても作付けはこれから、であり、現在のところはむしろ肯定的に受け止められている。
| NWS6−10日予報(10月8〜12日) |
(引け後の発表)
| 気 温 | 降水量 | |
| ベルト西部 | N/B | N/A |
| ベルト東部 | B | A |
| デルタ地域 | N/B | A |
ややフレンドリー。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)ブラジル大豆産品輸出統計 |
ABIOVE発表(単位:1000トン)
| 2001 | 2000 | 1999 | 1998 | |
| (大豆) | ||||
| 6月 | 2,652 | 1,791 | 1,422 | 1,468 |
| 7月 | 1,953 | 1,851 | 1,258 | 1,160 |
| 8月 | 2,496 | 2,010 | 774 | 881 |
| (大豆粕) | ||||
| 6月 | 1,151 | 904 | 1,236 | 1,465 |
| 7月 | 880 | 1,006 | 1,064 | 1,092 |
| 8月 | 1,091 | 1,059 | 844 | 892 |
| (大豆油) | ||||
| 6月 | 179 | 102 | 240 | 227 |
| 7月 | 129 | 115 | 36 | 249 |
| 8月 | 220 | 168 | 172 | 137 |
大豆、8月の輸出量は昨年同月比24%アップ。
今年1月からの累積数字で見ると、12.295百万トンになっており、昨年同比較では33.5%もハイペースでの輸出状況が続いている。このままのペースを継続すれば2001年年間大豆輸出量は15百万トン近くに達する見込みで昨年比27%も上昇すると言われる。
ブラジル通貨レアル安は大いにブラジル商品の輸出に貢献したと考えれる。ドルベースでのFOB価格はこの8月、昨年同月比5.7%低いレベルにあった。対象的にシカゴ先物における8月の期近価格平均は、昨年同月比8.7%高い水準に位置している。相対的な価格競争力、ということになる。因みに通貨レアルで比較した場合の輸出港FOB価格は昨年8月比今年の8月は31%高かった、という統計も出ている。
| 2)USDA Reserve Loan Act |
| forfeited | to CCC | 増減 | ttl redeemed | loans | ||
| 9month | 増減 | |||||
| (CORN) | ||||||
| 1999 | 0.1 | unch | 31.7 | unch | 1389.5 | 1421.3 |
| 2000 | 158.4 | -26.3 | 6.7 | 1.7 | 1228.9 | 1394.0 |
| 2001 | 16.4 | 6.6 | 0.0 | unch | 0.4 | 16.8 |
| (BEAN) | ||||||
| 1999 | 0.0 | -0.1 | 11.5 | unch | 275.4 | 286.9 |
| 2000 | 17.4 | -2.6 | 1.8 | 0.4 | 293.8 | 313.0 |
| 2001 | 0.6 | 0.2 | 0.0 | unch | 0.0 | 0.6 |
| 本日のトーメンの意見 |
昨日の、
コーンの収穫進捗20%、又大豆・コーンの作柄改善に対しては、各方面から疑問の声も上がっている。毎年この時期の数字に対しては収穫がピークを迎えようとしていることなども重なるのか、各地よりの数値がきちんと整理されてないのではないか、という指摘がある。が決して今回が始めて、というわけではないようだ。 即ち、「コーンの収穫はもっと進んでいるはずだ。」 「大豆の落葉はどうしてアイオワが59%でミネソタが92%なの?」 「えっ、作柄改善?」 といった声が複数あがっているということ。 しかし、次々と収穫作業が進んでいる中で、多少の凹凸ではそのプレッシャーから抜け出ることが出来ない。 やはりハーベストプレッシャーという重いものが背景にある内は、本日のような動きを繰り返すか、12日の発表を迎えるまでは。 (A)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)