(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年10月9日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 NOV 210 1/2 211 208 1/4 208 1/2 -2 1/2 2826 -111
01 DEC 215 1/4 - 15 216 212 1/2 213 -2 1/2 227896 -3154
02 JAN 219 1/2 219 1/2 217 217 1/4 -2 3/4 586  
02 MAR 227 1/4 - 27 227 3/4 225 225 1/4 -2 94805 +926
02 MAY 234 1/2 235 1/4 232 1/4 232 1/2 -2 1/2 32208 +375
02 JUL 240 - 39 3/4 240 1/2 237 3/4 238 -2 1/4 28538 +76
            407364 -1839

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
01 NOV 453 - 53 1/2 455 1/2 451 451 1/2 -2 1/2 90185 -1167
02 JAN 461 - 61 1/2 464 1/2 458 458 1/2 -3 31580 +410
02 MAR 466 1/4 - 66 3/4 467 3/4 464 1/2 465 -2 1/2 25694 -500
02 MAY 470 1/4 471 1/4 469 469 1/4 -2 23900 +265
02 JUL 475 - 74 1/2 475 472 472 3/4 -1 3/4 15658 +120
02 AUG   473 473 473 -2 534  
            191454 -744
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 16570 -180 OCT 1527 +21 DEC 274 1/4 +2 1/2 120.03 - 120 .28
DEC 16420 -250 DEC 1549 +25 MAR 282 +3/4  
JAN 16310 -220 JAN 1569 +23 MAY 283 1/4 -1/4  
MAR 16100 -200 MAR 1598 +24 JUL 284 -1

 

 

 

本日の相場の動き

 

テロの影響の不透明さと需給報告を控え超閑散。

穀物相場よりも、アフガニスタン空爆がいつまで続くのか、報復に対する報復はあるのか、フロリダで発見された炭そ菌患者はどういうルートで感染したのかなどが市場の注目を浴び、昨日に続き超閑散な相場となった。

コーン・大豆とも今週の降雨予報が広がった事が強い材料と考えられるも、空爆に対する報復テロによる経済の停滞、今週金曜日の需給報告で生産量予想が若干上方修正されるのではという見方、週間輸出検証高がレンジの下限であった事、コーンでは台湾向け成約が確認されたが、市場予想よりも成約トン数が大幅に少なかったことなどから安値での取引となり、一度も値を戻すこともなくそのまま安値での引けとなった。

本日のファンドの動きは、コーンでは1,500コントラクトの売り越し、大豆でも2,000コントラクトの売り越しと考えられている。

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

ベルト北西部より前線が東部へ移動 ⇒ 産地に雨

アイオワ南部、ネブラスカ東部、北部ミズーリ、ミネソタ東・中部などでは0.1−0.5%の降雨を見た。範囲は20%。この雨は今後ベルト中部をとおり週末にかけて東部に移動すると見られる。日曜までに産地の80−85%の範囲において2インチまでの降雨が予想される。従い今週は総じて収穫ひは不適な天候が続くということになる。気温はやや戻り現在は概ね低温で40度半ばより50度半ば、高温で50度後半より70度前半までと比較的マイルドなレベルになっている。が、気温も週末には再びクールダウンすると言われる。

来週は現在のところ雨の予報は殆どない。

NWS6−10日予報(10月15〜19日)

(引け後の発表)

  気 温 降水量
ベルト西部 B N
ベルト東部 B
デルタ地域 B B

ほぼ中立材料。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

本日の発表等
1)USDAローンデータ(〜9月24日:百万ブッシェル)

(コーン)

  〜9月24日 先週比 質流れ合計 先週比 引出し量計 ローン合計
1999 0.1 unch 31.7 unch 1389.5 1421.3
2000 123.2 -35.2 8.4 1.7 1262.4 1394.0
2001 27.1 10.7 0.0 unch 0.5 27.6

(大豆)

  〜9月24日 先週比 質流れ合計 先週比 引出し量計 ローン合計
1999 0.0 unch 11.5 unch 275.4 286.9
2000 13.3 -4.1 2.1 0.3 297.6 313.0
2001 1.9 1.3 0.0 unch 0.0 1.9

 

数字は予想の範囲内にてニュートラル。

 

2)進捗率
(corn) 10/7 9/30 2000年 平均
成熟 90% 81% 95% 91%
収穫 29% 20% 48% 31%
(bean) 10/7 9/30 2000年 平均
落葉    90% 79% 94% 90%
収穫 40% 16% 55% 43%

成長進捗はニュートラル。

 

作柄 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い 今週の指数 先週の指数 昨年
コーン 3% 9% 30% 44% 14% 96.6% 95.9% N.A.
大豆 4% 11% 31% 43% 11% 96.5% 96.8% N.A.

作柄は、コーン 1%の改善、大豆 1%の悪化。 ほぼ中立材料。

 

3)USDA輸出検証高(〜10月4日)

(単位  :  千トン)

  10月4日 9月27日 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 862.8 834.6 1077.1 4988.7 5876.0
大豆 246.2 311.0 668.6 1129.5 2099.9
小麦 561.9 692.9 559.7 9175.1 10968.8

大豆、コーンともに予想の下限より少なかった事で、市場には失望感を与えている。

 

本日のトーメンの意見

 

本日のウォールストリートジャーナルに’炭そ菌’の特集が掲載されていた。フロリダで2件確認され、ジョージアでも1件疑いがもたれている。全米でこの話題が大きく取り上げられ、注目されるに至っている。これがテロによるものかどうかは未確認だが、この目に見えない敵により、さらに外出を控えようという動きが加速される懸念が十分にある。

現在の不明瞭な外部環境が続いている間、穀物を積極的には買えない。消費者もトレーダーももう大丈夫だという自信を取り戻すまでは買えない。しばらく当用買いの継続を勧めざるをえない。(N)

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)