(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年10月10日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  208 1/4  209 1/2  207 1/2  209 1/2  +1  2702  -124 
01 DEC  213 - 12 3/4  214 3/4  212 1/4  214 1/4  +1 1/4  228162  +266 
02 JAN  217 1/2  218 1/2  217  218 1/4  +1  590  +4 
02 MAR  225 - 24 3/4  226 3/4  224 1/4  226 1/4  +1  95701  +896 
02 MAY  232 1/4 - 32 1/2  234  232  233 1/4  +3/4  32530  +322 
02 JUL  238  239 1/2  237  239 1/4  +1 1/4  28982  +444 
            409445  +2081 

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  451 1/4 - 50 1/2  452 3/4   447  448 1/4  -3 1/4  89052  -1133 
02 JAN  458 - 58 1/2  455 3/4  454 1/2  455 3/4  -2 3/4  32558  +978 
02 MAR  464 - 64 1/4  465 3/4  459 1/2  461 1/4  -3 3/4  25576  -118 
02 MAY  468 3/4  469 1/2  464?  465 1/4  -4  23047  -853 
02 JUL  473  473 1/2  467  468 1/2  -4 1/4  15962  +304 
02 AUG  472 - 72 1/2  472 1/2  468  468  -5  534   
            190657   -797  
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  16500  -70  OCT  1532  +5  DEC  279  +4 3/4  119.99 - 120.41 
DEC  16380  -40  DEC  1549  +0  MAR  286 3/4  +4 3/4   
JAN  16230  -80  JAN  1569  +0  MAY  286 1/2  +3 1/4   
MAR  16000  -100  MAR  1598  +0  JUL  286 3/4  +2 3/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

発表前、市場は薄商い

ここのところの薄商い、昨日の安値引け、12日の発表前と、本日も超閑散な取引となった。今週はベルト産地を前線が西から東へ横断し、全般的に雨勝ちになることから、目先の収穫へは水を差す形となり、マーケットの支援材料として本日も出てはくるが、コーン30%、大豆40%まで進んでいるハーベストの動き、現場から報告される収穫報告などがプレッシャーとしてかぶさり、どうしても上下に動きにくい形となっている。 

大豆 上記状態に加え、対中国輸出が組替え問題もあり40%遅れている事、この組替え問題についていまだ折衝中で先が見えない事は、市場心理を更に冷やしているのか、450前後の相場はついにストップロスのレベルに達し、本日は11月限447という3ヶ月半ぶりの安値をつけるに至った。 

コーン 昨日のムードを引きずり本日もやや安値での寄り付きなり、すぐに12月限サポート212-1/2をテストしたが、12日の発表前ということもあってが更に売りきる力はなかった。終始ほぼ変わらずレベルの薄商いであったが、終盤に小麦の上げにつられるように最後はやや値を上げての引けとなった、 

本日のファンドの動き、コーンは2500枚の買越し、大豆は1500枚の売り越しと見られる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

降雨前線ベルトをゆっくり横断中 ⇒ 今週は80%で降雨を見る ⇒ 収穫停滞 

東部ネブラスカ、東部サウスダコタ、ミネソタ全般、南東アイオワその他で0.25−1.00インチの降雨。今後徐々に中央部、東部へとベルトを横断することとなる。日曜までにベルトの80%の地域は降雨を見ることとなると思われる。気温は平年比やや高め推移となっており問題ないが、この今週の雨は収穫の滞りにつながっている。来週には前線の影響はなくなるのでこの収穫の遅れは来週取り返すしかない。 

来週は現在のところ雨の予報は殆どない。 

 

ブラジル・アルゼンチン 

作付け前、やや水分過多状態 

これまで雨勝ちで収穫前にもう少しドライになってほしいといわれていた南米主産地であるが、ブラジル南部とアルゼンチンでは今後10日ほど降雨なしで、水分過多状態の土壌レベルを幾分和らげてくれそう。 ただし、ブラジル北部では相変わらず降雨は活発、今後1週間で50%以上の範囲に、多いところでは3インチ近くまでの降雨が予想されている。 

 

NWS6−10日予報(10月16〜20日) 

(引け後の発表) 

  気 温  降水量 
ベルト西部  N  N/B 
ベルト東部  B  B 
デルタ地域  N  B 

ドライ予報にてやや弱気と言える。  

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  10/9/01  10/2/01 
CORN  31  24 
BEANS  38  41 
OIL  21  23 
MEAL  68  61 
WHEAT  28  19 

大豆粕以外はやや売られ過ぎと見るトレーダーが多い。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

例年であれば、収穫が半ば近くまで進捗する前にマーケットはハーベストプレッシャーを織り込み、相場は安値を付けたのち反転してもいい頃である。しかもコミットメントオブトレーダーを見れば解るように、コーンではオプション付きで25,000コントラクトものショート、大豆ではオプション付き、なしのどちらでも3,000コントラクト程度のショートポジションとなっており、下値がサポートされる下地は充分にある。コーンは確かに底値形成の動きをしてきているが、大豆はここに来ても契約新安値を更新しており、まだまだ本格的な相場の反転が近いとは、あるいはすでに底値を見たとは言えない。

アメリカは長いリセッションに突入してしまう可能性がある。たまたま話をした旅行代理店の人によれば、国内の飛行機予約はかなり戻ってきているが、国際線の予約率はまだ5-7割に過ぎないと言う。アメリカに対する信頼が元のように戻るには、しばらく時間がかかるのではないか。冷えてしまった消費者の心理、投資家の心理がすぐに戻るとは思えない。報復に対する報復テロへの恐怖がじわりじわりとアメリカの経済を侵食している。 

需要は一気には戻ってこない。では他に急騰させる要因が何かあるか?南米の作付が大きな要因になるが、今のところ順調。アルゼンチンで降雨過多が少し懸念されていたが、それも改善されそうだ。今の穀物価格は歴史的に見て充分安い価格であることは間違いないであろうが、急騰する相場でもないと思えば、買い進める必要もない。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)