(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年10月15日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  202 3/4  203  200 1/4  200 3/4  -2 3/4  2633  -24 
01 DEC  208 1/4 - 08 3/4  208 3/4  205 1/2  206  -2 1/2  223263  -1853 
02 JAN  211 1/4  211 1/4  210  210  -2 3/4  622  +31 
02 MAR  220 3/4 - 21  221  218  218 1/4  -2 1/2  100297  +2952 
02 MAY  228 1/2 - 28 3/4  229  226  226 1/4  -2 1/2  34163  +1041 
02 JUL  234 - 34 1/4  234 1/4  231  231 3/4  -2 3/4  30427  +889 
            414324  +4115 

 

大豆     --- ほぼ変わらずの寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  434 1/2 - 36  436 3/4  428  429 1/4  -6 1/4  84800  -1489 
02 JAN  441 1/2 - 42  442 3/4  433 1/2  434 3/4  -7 1/4  38825  +1866 
02 MAR  446  446 1/2  437 1/4  438 1/2  -7 1/4  25922  +481 
01 MAY  448 1/2 - 49 1/2  450 1/2  441  442 3/4  -7 1/2  21754  +213 
02 JUL  454 1/2  454 1/2  445  446  -7 3/4  17217  +988 
02 AUG  454 1/2 - 55  455  445  445 1/2  -8  641  +101 
            194226  +2871 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  15700  -380  OCT  1495  -8  DEC  273 1/2  -2 3/4  120.76 - 120.93 
DEC  15590  -350  DEC  1515  -8  MAR  282  -1 3/4   
JAN  15360  -320  JAN  1544  -8  MAY  283 1/4  -1 1/2   
MAR  15180  -240  MAR  1569  -9  JUL  284 3/4 

-1 1/2 

 

 

 

本日の相場の動き

 

引き続きファンド売り。

先週の需給報告後の流れを引き継ぎ、更に売りが進んだ。 

コーンでは、寄り付きこそ変わらずであったが、買いが進まないとみるやすぐにファンドの売り攻勢となった。朝方の週間輸出検証高が弱い材料であったこと、今週中旬以降は収穫の進捗が見込まれることが材料とされた。また午前中はダウジョーンズが安かったこと、食肉市場がリミットダウンをしていたことも更に弱い材料と見られ、先週金曜日の安値を抜けるとそのまま値を戻すこともなく、安値での引けとなった。 

大豆も変わらずで寄り付いたが、上げた場面は殆ど見られなかった。中国が久しぶりにUS産大豆を1船から4船買い付けたニュースが流れるも、週間輸出検証高が弱い材料と見られた。大豆3品で唯一ファンドが買い越している大豆粕にファンドの売りが殺到すると、大豆もつられて大きく値を下げ、そのまま安値引けとなった。 

本日のファンドのポジションは、コーンで8,000コントラクトの売り越し、大豆で4,000コントラクトの売り越し、大豆粕で7,500コントラクトの売り越しと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末は70%の範囲に0.25-1.5インチの降雨となった。特にイリノイ、インデイアナでは5インチを越える降雨も見られた。この前線は南部・東部ベルトに明後日まで影響を及ぼし、追加で35%の範囲に0.1-0.7インチの降雨量となる。その後はドライ。中西部全体で0.3インチ以上の降雨が予報されるのは、全体の25%に過ぎない。気温も平年並みにて、収穫の進捗が見込まれる。 

ブラジル・アルゼンチン 

先週はアルゼンチン、ブラジル中部・南部はドライで作付の進捗が見られた。これらの地域は今後10日間は平年並みの降水量が見込まれる。ブラジル北部は今週も前線の活動が活発。トータルでは75%の範囲に0.4-2.0インチの降雨量を予想。ブラジル北部では作付遅れが懸念されるも、その他の地域では平年並のペースで作付が進捗しており、相対的には問題ない。 

 

NWS6−10日予報(10月21〜25日) 

(引け後の発表) 

  気 温  降水量 
ベルト西部  N/A  A 
ベルト東部  A  A 
デルタ地域  A  N/B 

降水量が多く、強い材料。  

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)USDA輸出検証高(10月11日の週)

(単位 : 千ブッシェル) 

  10月11日  10月4日  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  29,372  34,128  34,708  225,931  266,033 
大豆  21,023  9,803  33,944  63,281  111,100 
小麦  24,337  20,722  19,371  361,539  422,403 

大豆、コーンとも予想以下にて弱い材料。また昨年度と比べて見ても、今年がいかに遅いかがわかる。 

 

2)進捗率 
(corn)  10/14  10/7  2000年  平均 
成熟  96%  90%  98%  96% 
収穫  37%  29%  64%  44% 
(bean)   10/14  10/7  2000年  平均 
落葉     96%  90%  97%  95% 
収穫  57%  40%  72%  63% 

成長進捗はニュートラル。 

ちなみに作柄報告は先週をもって終了となっている。 

 

本日のトーメンの意見

 

テレビや新聞でニュースを見れば、企業業績の下方修正やリストラ、炭そ菌患者の広がというニュースばかりが飛び込んできて、この闇のような状態からの出口は見えて来ない。今日聞いた極端な話では、トイレに入るにも自分でペーパーを持って入るという話まで聞いた。市民の中には心理状態がかなり疑心暗鬼になっている人もいる。

どこまで景気が後退し、どこまで需要が減退するのか見えて来ない中で、先のポジションを持つ事はできない。従って当用買いの継続を勧めることになる。著名な穀物アナリストの中にさえ、今はポジションを持つべきではないと公言している人もいる。例えハーベストプレッシャーが終わり、その後の価格回復が見込まれたとしても、せいぜいコーン12月限220まで、大豆1月限470まで。上値のリスクはたいしてない。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)