(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年10月16日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  201 1/4  202  201 1/4  201 3/4  +1  2588  -45 
01 DEC  206 1/4 - 1/2  207 1/4  205 3/4  206 3/4  +3/4  219486  -3777 
02 JAN  210 1/4  211 3/4  210 1/4  211  +1  625  +3 
02 MAR  218 1/4 - 18 3/4  219 1/2  218 1/4  219 1/4  +1  101947  +1650 
02 MAY  226 1/4 - 26 1/2  227 1/4  226  226 3/4  +1/2  35634  +1471 
02 JUL  232  232 1/4  231  232  +1/4  31269  +842 
            416620  +2296 

 

大豆     --- 高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  430 - 30 1/2  432  429  430 1/2  +1 1/4  83844  -956 
02 JAN  435 1/2 - 36 1/2  436 1/2  433 3/4  434 3/4  +0  40467  +1642 
02 MAR  439 1/2 - 40 1/2  441  437 3/4  438 3/4  +1/4  26216  +294 
01 MAY  443 - 43 3/4  445  441 1/4  443 1/4  +1/2  21774  +20 
02 JUL  446 1/2 - 47  449  445 1/4  447 1/2  +1 1/2  18031  +814 
02 AUG  446  448  446  447 1/4  +1 1/2  567  -74 
            196189  +1963 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  15780  +80  OCT  1491  -4  DEC  277 3/4  +4 1/4  121.18 - 121.76 
DEC  15640  +50  DEC  1509  -6  MAR  285 1/2  +3 1/2   
JAN  15420  +60  JAN  1537  -7  MAY  286 1/2  +3   
MAR  15200  +20  MAR  1563  -6  JUL  287  +2 1/4 

 

 

本日の相場の動き

 

方向感のない狭いレンジでの取引。

コーン1セント半、大豆3セントという狭いレンジの相場であった。 

過去2セッションで売られ過ぎと見られていたこと、コーン・大豆とも例年より収穫が遅れていた上に今週の降雨予報が増やされた事、南米の作付も例年より遅れていたこと、炭そ菌患者が増加してパニック的になっているにもかかわらずダウジョーンズが堅調に推移していたこと、コーンでは今夜台湾のUS産コーン買い付けが期待されたことなどからやや高値での寄り付きとなった。 

しかし買いは続かなかった。先週金曜日発表の需給報告がまだ重く頭にのしかかり、潤沢な生産量と不明瞭な需要という大きな要因の前では上述した程度の強気要因だけではマーケットを持ち上げるには不十分と見られた。コーンではカナダにてスターリンクの混入が発見され、US産コーンの輸出禁止に動くのではないかとのニュースが更に弱い材料となった(結局スターリンクフリーの原産地証明書があれば問題ないことが後から判明したが)。大豆にてもNOPAの搾油レポートが弱気であったこと、需給報告にて南米大豆のトータル輸出量予想が初めてUSからの輸出量予想を上回ったことに焦点が当てられ弱い材料とされた。 

結局上げるには充分な材料が見当たらず、かといってこれ以上の一気の下げにもつながらず、狭いレンジ取引の中で小幅高値にて取引を終了した。 

本日のファンドのポジションは、コーンで1,000コントラクトの買い越し、大豆も700コントラクトの買い越しと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

予報はマチマチ。 

クロップキャスト社は昨日より今週の降雨量予報を増加修正している。昨日は南部ベルト中心に45%の範囲で降雨が見られたが、更に週末までに50%の範囲で降雨を予報している。またナショナルウエザーサービシズも6-10日間予報にて多目の降雨予報となっており、もしこれらの予報が現実となった場合、更に収穫が遅れることとなる。気温は平年並み。 

一方、予報家ジョンデービス氏は今後10日間に纏まった降雨はないと予報している。せいぜい25-30%の範囲に0.3インチ程度の降雨が見られる程度にて、収穫の進捗を予想している。気温はやはり平年並みを予想。 

ブラジル・アルゼンチン 

予報は昨日と変わらず。ブラジル中部・南部では今週中盤に65-75%の範囲に0.3-1.5インチの降雨量が予報されているが、その後来週はドライ。アルゼンチンは前線の活動が明日まで続き、トータル50-60%の範囲に0.2-1.2インチの降雨予報。その後来週までドライ。ブラジル北部は今週も前線の活動が活発。トータルでは75%の範囲に0.4-2.0インチの降雨量を予想。ブラジル北部では作付遅れが懸念されるも、その他の地域では平年並のペースで作付が進捗しており、相対的には問題ない。 

 

NWS6−10日予報(10月21〜25日) 

(引け後の発表) 

  気 温  降水量 
ベルト西部  B  A 
ベルト東部  N/A  A 
デルタ地域  N/A  A/N 

降水量が多く、強い材料。  

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) NOPA月間搾油高

 

  01SEP  01AUG  00SEP 
搾油量(千ブッシェル)  124,369  128,852  127,178 
大豆粕生産量(トン)  2,977,682  3,092,995  3,013,550 
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル)  47.88  48.01  47.39 
大豆粕輸出量(トン)  408,532  619,498  432,381 
大豆油生産量(千ポンド)  1,424,098  1,471,239  1,454,572 
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル)  11.45  11.42  11.44 
大豆油在庫量(千ポンド)  2,284,800  2,289,311  1,619,387 

搾油量は予想より少なく大豆にはやや弱気レポート。その分大豆粕にはやや強気レポート。大豆油にはニュートラルに取られた。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  10月9日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
2000crop  105.1  -18.1  10.8  2.4  1,278.1  1,394.0 
2001crop  42.8  15.7  0.0  unch  0.9  43.7 

−大豆− 

  10月9日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
2000crop  11.9  -1.4      2.3   0.2    298.8   313.0 
2001crop  10.0  8.1      0.0   unch    0.4   10.4 

ニュートラル。 

 

3)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  10月12日  前週  前年同期 
コーン  10,247  9,546  6,810 
大豆  3,769  3,277  5,364 
小麦  10,247  9,546  6,810 

- ニュートラル。先週よりも若干増加しているが、収穫時期に受渡数字が増えてくるのは例年の事。 

 

4)ブラジルコーン作付進捗(サフラス発表) 

27% (10/15現在) VS 39.1% (昨年同時期) 

 

5)アルゼンチンコーン作付進捗(政府筋発表) 

27% (10/12現在) VS 32% (昨年同時期) 

 

本日のトーメンの意見

 

短期RSIを見れば、コーンは20台後半、大豆に至っては10台前半と一目瞭然で売り過剰感が出ている。にもかかわらず上値が重く、調整からの戻りも見られない。相場の弱さをよく表している。このままの相場がしばらく続けば、RSIも徐々に回復し売り過剰感も薄れてくる。そうすればまた安値をトライする下地ができてくる。意見は変わらずに当用買いを勧める。必要以上に買い進める理由は見つからない。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)