(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年10月24日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  200  201 1/2  199 3/4  201 1/2  +2 1/4  2429  +116 
01 DEC  204 1/2 - 05  206 3/4  204  206 1/2  +2 1/4  211020  -533 
02 JAN  209 - 09 1/4  211  209  211  +2 1/4  680  +1 
02 MAR  217 - 17 1/2  219 1/2  216 3/4  219  +2  112379  +2017 
02 MAY  225 1/4?  227 1/4  224 1/2  226 3/4  +2  38276  -214 
02 JUL  230 3/4  232 3/4  230  232 1/2  +2 1/4  33557  +419 
            424673  +2088 

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  422 - 22 1/2  425 3/4  422  424 1/2  +3 3/4  75068  -2236 
02 JAN  429  432 1/2  429  431 3/4  +4  53924  +2668 
02 MAR  436 - 36 1/2  438 3/4  436  437 3/4  +3 1/2  28917  +356 
01 MAY  441 1/2 - 42  444  441 1/2  443 1/2  +3 1/4  21852  +17 
02 JUL  447 1/2  449  447  448 1/4  +3 1/2  19587  +776 
02 AUG  447 1/2 - 48 1/2  449  447 1/2  448  +3  763  +5 
            204353  +1542 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  15820  +190  OCT  1517  +19  DEC  283 3/4  -1 3/4  122.73 - 122.90 
DEC  15600  +130  DEC  1539  +20  MAR  291 3/4  -1   
JAN  15320  +160  JAN  1565  +19  MAY  293 1/4  -1   
MAR  15120  +150  MAR  1590  +19  JUL  294 1/2 

-1/2 

 

 

 

本日の相場の動き

 

弱い材料が続かず。ファンド買い。

契約新安値を目前に、これ以上の弱い材料に乏しかった。 

昨日、本日と中西部の所々に強い雨が降っており、収穫が更に遅れるという考えがサポート要因となった。更に今後数日は風も強くなると予報され、コーンは倒れて収穫ロスになる畑もあるのではと考えられたこと、アルゼンチンでの降雨予報がコーン作付を遅らせると懸念されたことも強い材料とされた。また12月限205を割った所から商業筋の買いが入ったこと、収穫が半分を過ぎてそろそろ底値をつけるのではといいう考えも買い易さにつながったようだ。 

大豆は中西部での収穫遅れ以外に大豆油につられた。セッション途中にて、パキスタン向け大豆油3百万ドル分の贈与のニュースが大豆油にファンド買いを呼び、大豆もつられた。しかしながら、中国の大豆買い付けが相変わらず不透明である事、アルゼンチンの降雨で大豆作付面積が増加する可能性があることから、大幅な上げをみるには至らなかった。 

本日のファンドのポジションは、コーンは約2,000コントラクトの買い越し、大豆も約1,000コントラクトの買い越しと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日は東部ベルトを中心に50%の範囲で0.25-1.75インチの降雨が見られた。この前線により更に35%の範囲に0.25-1.25インチの降雨が見込まれている。東部ベルトは今週一杯収穫作業は滞りそう。しかしながらその後2週間はドライで暖かい天気が続く見込み。従い今後2週間の間に収穫は無事終了すると考えられる。ただ今後数日は風が強く、収穫前のコーンが倒れてしまう懸念がある。 

ブラジル・アルゼンチン 

アルゼンチンでは週末にまた強い前線の通過が予報される。ほぼ全域で1-3インチもの纏まった降雨予報となっており、全ての穀物の作付は停滞する。来週はややドライ傾向となろうが、全くのドライ予報とはなっていない。来週以降2週間にも平均的な降雨予報となっており、作付懸念は本格的なものになってきた。 

ブラジルはアルゼンチンに比べて良好な状況と言える。今週は週末までドライな天気が継続見込みにて、ウエットであった畑には恵み。また作付も順調に進捗する。北部ベルトではほぼ作付が終了。来週は0.5-2.0インチの降雨が全域に予報されるが、特に作付遅れなどの懸念には結びつかない。総じて順調な作付進捗と言える。 

 

NWS6−10日予報(10月 30〜11月3日) 

 

  気温  降水量 
ベルト西部  A  N/B 
ベルト東部  A  B 
デルタ地域  A  B 

まだ収穫は残っており、高めの気温、少なめの降雨予報はやや弱気。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  10/23  10/16  10/9 
CORN  22  24  31 
SOYBEAN  19  26  38 
SOY OIL  14  14  21 
SOY MEAL  58  61  68 
WHEAT  38  32  28 

コーン・大豆・大豆油にはややフレンドリー。大豆粕は中立。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

2度目の底値形成の動き。前回は12月限205をトライしたのち反発している。今回も契約新安値をトライする中で一旦跳ね返された。売り物が少ない中で、収穫が半分を超え、時期的に上値に向かってしかるべきという考えが優勢になった。ガルフ-極東向けのバルク船のフレートも上昇を見せ始めている。そろそろ商売が活発になってみてもいい頃ではという心理的なものによる。これらすべて歴史的な常識に裏打ちされての判断であるが、今の不透明な需要はその常識を飛び越えるほどのものになる可能性も残念ながらある。下値は段々少なくなってきているという感じがでてきてはいるが、上値リスクも同様に少ない事に変わりはない。まだ想像もつかないような、突拍子もないような需要の減少、消費者・投資家の心理を冷ますような出来事が起こりうる状況では、当用買いを続けるのが唯一の自衛手段と思えるが。(N) 

 

(大豆) 

今後は需要サイドの動きも注視 

値をつけた後であれば何とでも言えるものであるが、確かに本日は若干ムードに違いを感じた。底値を意識した動きの中で、同時にここのところの収穫に水を差し続ける悪天候。この中西部の真中でも雨量は相当なものになっており、又各地から収穫遅延・悪影響の情報が大豆・コーン共に舞い込んできている。 又、輸出サイドの動き、昨日も一部アジア方面からの成約が伝えられたが、例の中国、どうやら米国との折衝も折り合いがついた模様。まだその中身が公表されていないところがミソであるが、実際に本日米国産大豆を10万トン買い付けたとの噂も流れている。大豆油では昨日から中東向けの援助のニュース、などなど。 要はこのような需要サイドのニュースも繰り返しアナウンスされることで需要が市場に戻ってきた、ということが認識されなければ特に現在のようなマーケットでは材料視されるに至らない、ということ。さて、これまで不振であった輸出ペースを活気つけるような材料が、今後継続的に入ってくるか、無論これらだけで今のレベルを大きく押し上げることは困難であり、せいぜい今の値位置を固めることくらいの効果しかないかもしれないが、それでもこれまでの経緯を見てみれば新しい動きとなり得るわけで、今後は今まで以上に注視していきたい。 

それから、反収。 多方面から11月のUSDA反収報告は上方修正される、との見方がなされているようであるが、10月以降の天候推移、これまで入手した材料を並べてみる限り、意見としては下方修正。まだ早いが現時点での感触として述べておきたい。 (A) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)