(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年11月2日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  199 1/2  199 1/2  198 1/4  198 1/4  -1 1/2  14  -576 
01 DEC  203 1/4 - 03 1/2  204  202  202 1/4  -1 3/4  211293  +1916 
02 JAN  208 1/2  208 3/4  207  207 1/4  -1 3/4  871  +6 
02 MAR  216 - 16 1/4  216 3/4  215  215 1/4  -1 3/4  133122  +3484 
02 MAY  224 1/4 - 24 1/2  224 3/4  222 3/4  223  -2  42415  +566 
02 JUL  230 1/2 - 30 3/4  231  229  229 1/4  -2 1/4  37622  +810 
            453386  +6979 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  433 1/2 - 34  436 1/4  433  433 1/2  -1 1/2  12428  -6301 
02 JAN  440 - 40 1/2  443  438 1/2  439  -2 1/2  80736  +277 
02 MAR  445 1/2 - 46  448 1/2  443 1/2  444  -3  33040  -1729 
01 MAY  449 1/2 -50  452 3/4  448  448 1/2  -2 3/4  24659  +1010 
02 JUL  454 - 54 1/2  456 3/4  452 1/4  452 3/4  -3  22067  +713 
02 AUG  455 1/2  456  451 1/2  451 1/2  -2 1/2  1136  +7 
            180261  -5960 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  16440  -20  DEC  1586  +18  DEC  285 1/2  -3 1/4  121.52 - 121.73 
JAN  16030  -50  JAN  1605  +15  MAR  294 1/4  -3 1/4   
MAR  15630  -130  MAR  1629  +15  MAY  295 3/4  -3 1/4   
MAY  15270  -170  MAY  1652  +15  JUL  297 1/2 

-2 

 

 

 

本日の相場の動き

 

スパークスが生産量増加予想。コーン・大豆ともに売られる。

昨日引け後のFC Stoneに続き、今朝のスパークスも生産量増加を予想したことから来週の需給報告でも生産量増加が連想された。スパークスの数字は予想されていた範囲ではあったが、薄商いの中、終日相場を抑えることになった。 

コーンは来週までまだ収穫のメインが残っており、あと一度は大きな農家売りが予想されること、今まで相場を引っ張ってきた小麦が安かったこともあり、安値圏での取引が続いた。しかしながら12月限202の契約新安値では商業筋の買いも相当量入り、サポートされていた。オーツが契約新高値を更新し、期近限月ベースでは13年振りにコーンを抜くという離れ技を見せはしたが、所詮オーツだけの限られた相場であり、コーンが影響される事はなかった。 

大豆は時期的に収穫が殆ど終っている事、農家売りは今後はそれほど出て来ないという発想から、コーンよりはサポートされた。また韓国や台湾向けにコーン・大豆のコンビの商談が出ていたこと、最近中国が輸入商談に戻ってきた事も(本日は特になかったが)やはりサポート要因とされていた。しかし週末でもあり、最近買い上がっていたローカル等の売り手仕舞いも入り、安値圏から抜けることはできずに終了となった。 

本日のファンドは、コーンで600コントラクトの売り越し、大豆でも2,000コントラクトの売り越しであったと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

来週水曜までは雨なし 

昨日はミシガン南部・ミズーリ南西部などベルトの約20%と限られた範囲で0.25-1.00インチの雨を見たが、それ以外は基本的に晴れ。 

中西部の天候は今週一週間平年以上の気温で基本的に晴れ間が続き、過ごしやすい一週間であったといえる。この状況は来週の水曜までは継続すると見られる。次の雨は木曜か金曜といわれるが程度は軽いものになりそう。引き続き天候に関しては問題になるような材料はない。 

 

ブラジル・アルゼンチン 

ブラジルっでは今後10日間、特にベルト中央部〜北部地域にかけて不安定な天候が続くと見られる。来週末までの間にパラナ北部・マットグロッソ・ゴイアスなどベルト北部ではベルトの90%の範囲に0.8-2.5インチの雨が予想されている。又ベルト南部地域では来週末までに50%の範囲で、0.3-1.5インチまでの雨が予想される。ただ、これまでの推移から見てこの雨が作付け進捗に大きな影響を及ぼるレベルではないとされている。 

アルゼンチンは明日土曜まではドライだが、日曜には前線の影響で再び雨となる。約70%までの範囲に0.5-2.0インチ。次の前線は来週後半とされている。このようにコンスタントに雨を降らせている為、産地の作付けに対しての状況としてはこれ以上悪くもならないがよくもならない、現状維持ということになる。が、これはこれまでの推移を見るに悪い状態は引き続き継続する、という意味になる。 

 

NWS6−10日予報(11月8-12日) 

 

  気温  降水量 
ベルト西部  A  B 
ベルト東部  N/A  B 
デルタ地域  N/A  B 

内容変わらず、引き続き良好な天候継続。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) 本日の11月限受渡通知

 

  数量(コントラクト)  契約最終日 
コーン  12  10/31/2001 
大豆  376  10/24/2001 

特に相場への影響はなかった。 

 

2)スパークス生産量予想 

 

  11月予想  10月予想  USDA10月 
コーン  9,524  9,350  9.430 
大豆  2,927  2,857  2.907 

コーン・大豆とも予想の範囲内だが、やや弱気材料として取られた。 

 

3) コミットメントオブトレーダーズ報告 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  10月30日現在  事前予想 
大豆  6,124? SHORT  6,800?? SHORT 
大豆粕  17,537 LONG  18,100?? LONG 
大豆油  3,306?? SHORT  4,900???? LONG 
コーン  16,302? SHORT  20,100?? SHORT 
小麦  17,283?? LONG  20,500?? LONG 

大豆油には強気な内容。他は総じてニュートラルといえる。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

まだ当用買いの継続。 

来週金曜日の需給報告までは、狭いレンジのトレード。スパークスの数字で頭は抑えられるから上値の心配は一層なくなった。大豆はポストハーベストラリーの様相を多少見せているが、コーンはもう少し収穫の時期が続く。上値よりももう一度安値をトライする確率が高いのではないか。12月限2ドルをトライする展開を予想。 

アメリカの失業率が一気に悪化して、20年振りという数字になってしまった。幸いダウは小康状態を保っていたが、景気の悪化はまだ始まったばかりといえる。穀物相場だけに限れば本来もう買いだろうが、世界経済という大きな流れの中では、穀物相場はちっぽけなマーケットに過ぎない。大きな流れが不透明なまま後退の道を進んでいる時に穀物相場での先物は買えない。(N) 

 

(大豆) 

来週金曜の発表までは動きづらい 

市場では一週間後の発表待ち、といったムードもあり取引も閑散といっていい。確かに来週の数字を見るまではポジションを持つにも上下確固たる判断材料がないということになろう。ただ、今感じていることはこれまでの経緯も見ても市場は大きな数字(弱い材料)についてはかなり折りこんているのではないか、ということ。事実昨日・本日の民間各社の予想数字も9月比上方修正されている。市場予想の大勢は上方修正、ということになりそうだが、さてどう出るか。こういう時は逆に出た場合のリアクションもそれなりに大きくなることが多い。現状見方は変わらず1月限430は抑えていく方針。(A) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)