(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年11月6日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV    198 1/2  198 1/2  198 1/2  +0  10  -5 
01 DEC  202 1/4 - 02 1/2  204 3/4  202 1/4  202 1/2  -1/4  209417  -1060 
02 JAN  207 1/2 - 07 3/4  209 1/4  206 3/4  206 3/4  -3/4  912  +43 
02 MAR  215 1/4 - 15 1/2  217 1/2  214 3/4  215  -1/2  138152  +2286 
02 MAY  223 - 23 1/4  224 3/4  222 1/2  222 3/4  -3/4  44087  +397 
02 JUL  228 3/4 - 29  230 3/4  228 1/2  229  -1/4  39426  -79 
            461621  +2023 

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 NOV  435 - 36  437 1/4  431 1/2  432  -3 1/2  7151  -2069 
02 JAN  440 - 40 1/4  442 1/4  435 1/2  436  -5 1/4  81849  +989 
02 MAR  445 1/4 - 45 1/2  446 3/4  440 1/2  440 3/4  -5 1/2  34238  +822 
01 MAY  449 1/2 - 50  450 3/4  443 1/2  444 1/4  -6  25996  +328 
02 JUL  454  454 1/2  448  448 1/2  -6  21616  -711 
02 AUG  455  455  448  448  -5 3/4  1196  +34 
            178771  -415 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  16210  -90  DEC  1584  -29  DEC  285 1/2  +1 1/4  121.04 - 121.17 
JAN  15820  -50  JAN  1603  -28  MAR  294 3/4  +1   
MAR  15360  -100  MAR  1626  -27  MAY  296 1/4  +3/4   
MAY  14970  -110  MAY  1648  -29  JUL  299 1/2 

+1 1/4 

 

 

 

本日の相場の動き

 

大豆関連が発表数字に影響された

本日も今週金曜の農務省発表を控え基本的には閑散な市場だったといえる。 

が、セッション半ば過ぎに大豆油市場ではUDSA発表のインド大豆油輸入量見通しが下方修正されると同時にパームオイルの輸入量見通しが上方に修正されるという形で発表されたことがきっかけで、セッション後半は大きく下げることとなった。この動きに影響を受けた大豆市場も終了前直前に値を下げて引ける、という形となった。大豆については今週金曜の農務省発表数字(生産量)が大きなものとなるとの期待がフロアに広がっていたこと、農務省による中国についての発表で大豆生産量増加、総輸入量2百万トン下方修正、という内容などもそれ自身の下げ材料となった。コーンは特に材料なし。セッション後半に大豆関連の動きに流されるかに見えたが、現在の低い値位置に対する意識が価格をそれ以上に下げさせなかった。 その他本日はオーツ市場が暴落しコーンにプレミアムとなっていた12月限価格も本日の下げでなくなった。 

本日のファンドの動き、コーンは1000枚の買い越し、大豆は3000枚の売り越しと見られる。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

向こう10日程は気温高め推移 

昨日はベルト殆どの地域で降雨は見ていない。今週は水曜から木曜にかけでベルトの北部中心(ミネソタ・アイオワ北・ウイスコンシン・ミシガン・イリノイ北部など)の30%の範囲に0.10−1.25インチの雨を見ている。がその後週末にかけては又晴れ間が戻り収穫の最終段階も順調に進みそうな予報となっている。今後10日ほどは気温も平年並みから高め推移、と予報変わらず。 

 

ブラジル・アルゼンチン 

予報、変化なし。亜は再び週末にかけ雨。 

ブラジルは昨日北部ベルトの約10%に0.10−0.75インチの雨を見ている。今後は週後半にかけベルトの南2/3を中心に0.25−1.25インチ、ところによっては2.5インチまでの雨を見る予報。雨の範囲は65%といわれる。
アルゼンチンは昨日ベルトの北部と東部を中心に0.25−1.25インチの雨を約55%の範囲で見た。今後は基本的に木曜まではドライといわれ、金曜から再び雨が戻ってくる、という予報。ベルトの50%の範囲に0.1−1.0インチほどの雨をもたらすと見られる。 

 

NWS6−10日予報(11月12-16日) 

 

  気温  降水量 
ベルト西部  A  N/A 
ベルト東部  A  B/N 
デルタ地域  A  A/N 

気温の高め推移は変わらぬが、降雨がやや多めの見込み。材料としてはほぼ中立といってよい。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  10月30日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
2000crop  49.4  -33.4  14.7  1.1  1,329.9  1,421.3 
2001crop  192.7  92.2  0.0  unch  6.0  1,394.0 

−大豆− 

  10月23日  先週比  Forfeit合計  先週比  Redeem合計  ローン合計 
2000crop  5.2  -3.6  3.6  3.6  304.2  313.0 
2001crop  136.2  60.5  0.0  0.0  4.7  140.9 

コーンは中立からややサポーティブ。 

 

2)USDA11月需給報告事前予想 

 

アナリスト各社の事前予想が出揃った。(単位 : 10億ブッシェル / 反収 : ブッシェル) 

  各社平均値  予想レンジ  USDA 10月  USDA 2000 11月 
(CROP)         
大豆  2.907  2.838 - 2.934  2.907  2.770 
コーン  9.498  9.435 - 9.585  9.430  9.968 
(YIELD)         
大豆  39.1  38.3 - 39.6  39.2  38.1 
コーン  137.3  136.7 - 138.5  136.3  137.1 

 

3)受け渡し可能在庫 (単位:千ブッシェル) 

 

  今週  先週 
大豆  6,005  4,958 
コーン  13,376  11,847 
小麦  32,562  32,823 

 

4)USDAの各種アナウンス 

- 中国 − 

 @  大豆生産量     :   15.25百万トン (前回 : 15.0 /  昨年 : 15.4 )
 A  大豆輸入量     :   12.00百万トン (前回 : 14.0 /  昨年 : 13.246 )
 B  大豆粕輸入量    :  600,000 トン  (昨年 : 96,000 トン)
 C  大豆油輸入量    :  300,000 トン  (昨年 : 76,000 トン)
 D  菜種生産量     :   11.76百万トン (昨年 : 11.381 )
 E  菜種輸入量     :   1.1 百万トン  (昨年 : 2.36  )
 F  パーム油輸入量  :   1.6 百万トン  (昨年 : 1.60  ) 

- インド - 

 @ 落花生生産量     :   7.3 百万トン (前回 : 6.2 / 昨年 5.7 )
 A 植物油生産量     :   5.4 百万トン (昨年比 17%アップ)
 B 植物油輸入量     :   5.2 百万トン (昨年 : 5.1  )
 C 大豆粕輸出量     :   2.2 百万トン (昨年 : 2.1  )
 D 大豆油輸入量     :   1.0 百万トン (昨年 : 1.34 )
 E パーム油輸入量    :   3.5 百万トン (昨年 : 3.217 ) 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

日本、台湾、韓国を始め極東向けに商売が少しずつ動き始めている。それにつられて、輸出向け現物価格、ガルフージャパンのフレートが上昇している。今日の相場も輸出商談の賑わいがサポート要因となっていたようだ。しかしシカゴ相場は需給報告を金曜日に控えて、今週は動きづらい。またポストハーベストラリーらしきもので上値に動いたとしても、今の経済環境からして上値はしれている。したがい農家売りは大きくは出ない。そうすると現物価格が下がって来るのは早くても年末・年始まで待つ事になる。また保守的な農務省が金曜日のレポートで、劇的に輸出需要と国内需要を減少させるとは思えない。このことも、現物価格がすぐに下がる可能性は少ない事を示唆する。1-3月のプレミアムは早めに抑え、プライシングはぎりぎりまで待つ。(N) 

 

(大豆) 

本日の農務省発表に中国・インドに関する報告は夫々にシカゴ相場へ弱い材料を提供したことになる。気になるところは中国の総輸入量を2百万トン下方修正している点。金曜の発表ではこのあたりが輸出数字に影響を与えると思われる。さて本日発表を前にした各社の予想数字が発表となった。反収は39.1BUと単純な数値の平均としてはやや低めの数値となっている。が、 本日のフロアでもそうであったが、予想数字が大きなものになるという空気が漂っておりどうも雰囲気が重たい。 マーケットは一様にその大き目の数字に照準を合わせるような面持ちになってきた。従い、逆に出た場合の反発の度合いも大きくなっている、ということになる。 (A) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)